”つながる安心”から生まれた新しいスマホ――NYCOMO(ニコモ)誕生ストーリーと提供価値とは。

2026.02.25
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スマホMVNOサービス「NYCOMO(ニコモ)」が誕生。2つの通信回線を1つのサービスとして提供することで、データ容量を気にせず使える利便性と、安定した通信環境の両立を目指したスマホサービスです。

今回は、NYCOMOを企画・推進した事業責任者にインタビューを実施。
サービス誕生の背景や、ユーザーに届けたい価値について話を聞きました。


実体験から生まれた新しい選択肢

――まずはあらためて、「ニコモ」とはどんなサービスなのか教えてください。

千本:
ニコモは、2つの通信網を1台のスマホで使うことができるサービスです。
1回線のみではエリアに不安を感じるユーザーも少なくありません。そこで通信容量が無制限の楽天モバイル回線とドコモ回線を組み合わせることで、お客様のご利用状況に合わせた、より快適な通信環境を目指したスマホ MVNO サービスです。


――このサービスの構想はどのようにして生まれたのでしょうか。

千本:
普段地下鉄を利用して通勤しているんですが、特定の駅や区間で決まって電波が悪くなる不便さを感じていました。5分間くらい動画や音楽が止まったりWebサイトが読み込めなかったり、そのために前の晩に動画を家でダウンロードしておくなど「つながらないことを前提に準備をしておく」ということに違和感と面倒を感じていました。
そこでもう一つ別のSIMを契約して2回線切り替えて使えるようにしたところ電波がつながらないことによるストレスがなくなり、これは便利だと思いました。


――ご自身がすでに実質ニコモのような使い方をしていたんですね。他に2回線使えることで良かったことはありましたか?

千本:
以前、あるカーシェアリングサービスを利用しようとした際、建物内にある駐車場でスマートフォンのアプリを使って車を解錠しようとしたところ、電波が届かず困ったことがありました。
しかし、回線を切り替えることで無事に解錠することができ、そのとき初めて「2つの回線が使える」ということの心強さを実感しました。いざという場面で確実に通信できるというのは、想像以上に頼もしいものです。このような体験がニコモの設計の原点になっています。


”2回線契約は面倒” そのハードルを取り除きたい

――たしかに買い物での支払いや各種シェアリングサービスなど、スマホの通信が前提となる場面は日常の中に数多くあります。そうした中で、通信がつながるという安心感は大きな価値だと感じます。
とはいえ、そういった不安を感じている方は、自分で2回線契約すれば済むのでは?と思う人もいそうです。そのあたりをどう捉えていますか?

千本:
たしかに、実質ニコモと同じような構成を自身で実現している方もいらっしゃいますし、そういった使い方ができる方はそれで良いと思います。組み合わせによってはニコモよりも低価格で実現することも可能です。ただ、実際にやってみると、2社と契約して毎月の請求を管理したり、トラブル時の問い合わせ先が分かれていたりと、思った以上に面倒を実感しました。加えて、設定まわりに不安を感じる方も多いと思います。
だからこそ、そうした面倒な部分をこちらで全部引き受けて、ユーザーの皆さんには、ただ普通にスマホを使う感覚で2回線の恩恵を受けてもらいたい。それがニコモというサービスのかたちです。


――設定面のお話が出ましたが、実際にニコモを契約した場合、ユーザーはどんな使い方をすることになるんでしょうか?

千本:
SIMカードに関しては楽天モバイル回線を物理SIMで、ドコモ回線をeSIMで提供しています。なので、SIMカードは1枚届き、もう一方のeSIMはご自身の端末に設定していただく形です。eSIMに対応していなくてSIMが2枚差せる端末であれば物理SIMを2枚提供することもできますし、逆に物理SIM非対応の端末であれば、両方eSIMで提供することも可能です。端末に応じて柔軟に対応できるようにしています。

設定といっても難しいものではなくて、最初のセットアップさえ済ませてしまえば、あとは普段通りにスマホを使う感覚です。回線は設定画面から3タップのみで切り替えることができますので、自然な操作感でご使用いただけます。

――2回線となると、電話番号も2つになるのでしょうか?

千本:
はい、それぞれの回線に電話番号が付与されます。基本的にはドコモ回線側にMNPしていただくことで、今お使いの番号をそのまま使い続けることができます。一方で、楽天モバイル回線側には新しく番号が発番されるかたちです。

2つ番号があることで、仕事用とプライベート用を分けるといった使い方もできますし、海外のECサイトやアプリを試す時に、SMS認証が必要になる場面ってありますよね。そういった時に、メインの番号を登録するのはちょっと不安だな、という方も多いと思います。そうした場面で、サブの番号があると安心な方もいると思います。


一緒に育てていく、これからの通信サービス

――オールコネクトグループとして今回ニコモをリリースすることの意義について、どうお考えですか?

千本:
ニコモは、今まさに困っている人の不安を取り除けるかもしれない。そんな発想から生まれたサービスです。より良い事業を通じて社会に価値を届けていくという考え方は、オールコネクトの理念である“社会をにぎやかに!”にも通じるものがありますし、私たちにとっても大きな意義のある挑戦だと捉えています。

スマホって、いまや情報だけでなく、人と人のつながりや日々の安心感を支えるインフラです。だからこそ、通信の選択肢をもっと自由にして、より多くの人がストレスなく日常を楽しめるようにしたい。ニコモは、そんな想いを形にした一歩だと思っています。

――最後に、これからニコモを使う人へメッセージをお願いします。

今、世の中にはスマートフォンの料金プランが本当にたくさんありますし、今後もさらに増えていくと思います。AIの登場以降、あらゆるサービスはどんどん複雑化し、多様性が進んでいく時代です。
そんな中で、本当に残っていくサービスというのは、ユーザーと一緒に作られていくものだと信じています。ニコモも、私たちが一方的に提供するものではなく、使ってくださる皆さんの声を丁寧に聞きながら、一緒に育てていけるサービスにしていきたいと思っています。
通信には想定外のトラブルが起こることもありますが、私たちはできる限りの備えと誠実な対応を大切にしていきます。
何か不安なこと、不満に感じることがあれば、ぜひ率直に教えていただきたい。皆さんとのそうした信頼関係の中で、ニコモをより良いサービスにしていきたいと思っています。

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