クラウドSIM（WiFi）おすすめ7選！選び方やメリット・デメリットを解説【2025年12月】

「クラウドSIMのポケット型WiFiとは？」「自分におすすめかのサービス？」など、クラウドSIMに関しての疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

本記事ではクラウドSIMおすすめポケット型WiFiを比較し、データ容量ごとにおすすめの契約先を紹介します。

【クラウドSIMおすすめポケット型WiFi】

クラウドSIMのポケット型WiFiのメリットやデメリット、おすすめできる人も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもクラウドSIMとは？

そもそもクラウドSIMは、SIM情報をクラウド上で管理して通信を行う、ポケット型WiFiサービスのことを言います。

また、ドコモ・au・ソフトバンク回線のすべてに対応しており、利用するエリアでもっとも繋がりやすい回線に接続できます。

例えば、ポケット型WiFiには他にもWiMAXやキャリアが提供するポケット型WiFiがありますが、それぞれ対応する回線が限られているため、エリアによっては繋がらない可能性があります。

■ポケット型WiFiの種類と特徴

種類	クラウドSIMの ポケット型WiFi	WiMAX	キャリアの ポケット型WiFi
利用回線	ドコモ 4G LTE au 4G LTE ソフトバンク 4G LTE	WiMAX 2+ au 5G au 4G LTE	契約するキャリアの 5G・4G LTE
SIMカード	不要	必要	必要
5G対応	×	○	○
海外利用	○	×	○

さらに、クラウドSIMポケット型WiFiによっては、国内だけでなく海外でも対応国であれば現地のクラウドSIMに接続してインターネットを使えるので便利です。

クラウドSIMおすすめポケット型WiFiの選び方

クラウドSIMポケット型WiFiのサービスは数が多く、どのサービスを選べばよいのかわからないと悩んでしまう人も多いでしょう。

クラウドSIMポケット型WiFiを選ぶ場合は、以下の4つのポイントを重視して比較するのがおすすめです。

①月ごとのデータ容量を比較する

クラウドSIMポケット型WiFiサービスは、基本的に1か月に使えるデータ容量が決まっています。

まずは自分が毎月どれくらいのデータ容量を使っているかを確認し、無駄のないプランを選ぶのがよいでしょう。

【各データ容量でできることの目安】

月間データ容量	20GB	50GB	100GB	200GB
月額料金の相場	約2,000円	約3,000円	約3,500円	約4,500円
メール送受信	約41,800通	約104,500通	約209,000通	約418,000通
WEBページの閲覧	約69,800 ページ	約174,500 ページ	約349,000ページ	約698,000ページ
SNS閲覧 （Instagram）	約60時間	約150時間	約300時間	約600時間
SNS閲覧 （TikTok）	約20時間	約50時間	約100時間	約200時間
動画の視聴 （YouTube標準）	約40時間	約100時間	約200時間	約400時間
動画の視聴 （Netflix標準）	約20時間	約50時間	約100時間	約200時間
ZOOM （ビデオ通話）	約40時間	約100時間	約200時間	約400時間
音楽ダウンロード	約5,000曲	約12,500曲	約25,000曲	約50,000曲

自分にあったクラウドSIMのポケット型WiFiを選ぶために、それぞれのデータ容量でおすすめの人も解説していきます。

20～30GBの小容量プランがおすすめな人

20～30GBの小容量プランは、メールやインターネット検索がメインで動画はたまにしか視聴しないライトユーザーにおすすめです。

月間20～30GBのデータ容量の場合、1日あたりで計算すると以下の使い方ができます。

月間データ容量	20GB	30GB
月額料金の相場	約2,000円	約2,500円
メール送受信	約1,400通/日	約2,100通/日
WEBページの閲覧	約2,330 ページ/日	約3,490 ページ/日
SNS閲覧 （Instagram）	約2時間/日	約3時間/日
SNS閲覧 （TikTok）	約40分/日	約1時間/日
動画の視聴 （YouTube標準）	約1.3時間/日	約2時間/日
動画の視聴 （Netflix標準）	約40分/日	約1時間/日
ZOOM （ビデオ通話）	約1.3時間/日	約2時間/日
音楽ダウンロード	約166曲/日	約250曲/日

メールの送受信やインターネット検索、音楽ダウンロードと言った用途の場合は、20GBのプランでも使いきれないほどデータ容量を消費しません。

50GB前後の中容量プランがおすすめな人

月間50GB程度の中容量プランがおすすめなのは、スマホで標準画質の動画を1日3時間前後視聴するミドルユーザーです。

月間50GBのクラウドSIMのポケット型WiFiを契約した場合、1日あたり以下の用途で利用できます。

月間データ容量	50GB
月額料金の相場	約3,000円
メール送受信	約3,500通/日
WEBページの閲覧	約5,820 ページ/日
SNS閲覧 （Instagram）	約5時間/日
SNS閲覧 （TikTok）	約1.6時間/日
動画の視聴 （YouTube標準）	約3.3時間/日
動画の視聴 （Netflix標準）	約1.6時間/日
ZOOM （ビデオ通話）	約3.3時間/日
音楽ダウンロード	約416曲/日

月間50GBのクラウドSIMのポケット型WiFiなら、YouTubeの標準画質であれば1日3時間は楽しめます。

データ消費量が多いTikTokやNetflixでも1日1時間半程度は安心して使えるので、目安にしてみてください。

100GB以上の大容量プランがおすすめな人

100～200GBの大容量プランがおすすめなのは、長時間SNSや高画質の動画視聴を楽しみたいヘビーユーザーです。

月間データ容量	100GB	200GB
月額料金の相場	約3,500円	約5,000円
メール送受信	約7,000通/日	約14,000通/日
WEBページの閲覧	約101,640ページ/日	約203,280ページ/日
SNS閲覧 （Instagram）	約10時間/日	約20時間/日
SNS閲覧 （TikTok）	約3.2時間/日	約6.4時間/日
動画の視聴 （YouTube標準）	約6.6時間/日	約13.2時間/日
動画の視聴 （Netflix標準）	約3.2時間/日	約6.4時間/日
ZOOM （ビデオ通話）	約6.6時間/日	約13.2時間/日
音楽ダウンロード	約832曲/日	約1,664曲/日

月間100GBのプランはデータ消費量が少ないSNSや動画アプリであれば1日6～10時間楽しめるので、休日だけ長く利用したい場合も安心です。

また、ZOOMでのオンライン授業や会議も6時間以内であれば毎日でもデータ容量が足りるの程度の容量です。

ただし、TikTokやNetflixを毎日6時間以上視聴する場合は月間200GBのクラウドSIMのポケット型WiFiを選ぶのがおすすめです。

②契約期間の有無で比較する

クラウドSIMポケット型WiFiは契約期間が定められたプランと、契約期間の縛りがないプランを選べる場合があります。

契約期間ありのプランは月額料金が安い傾向にありますが、契約期間内に解約すると解約違約金が発生します。

そのため、利用する期間が短い場合やいつ解約するかわからない場合は、契約期間がないプランのほうがトータルで見ると安くなることもあります。

クラウドSIMのポケット型WiFiを長く利用する予定がある場合は、契約期間があるプランのほうが安く利用できるのでおすすめです。

③実際に出る速度もチェック

クラウドSIMのポケット型WiFiを選ぶ際は料金やデータ容量だけでなく、通信速度も確認しておくとよいでしょう。

速度の確認は公式サイトや端末のスペックに記載された「最大通信速度」ではなく、実際に出る「実測平均速度」で比較するのがおすすめです。

基本的に通信速度に大きな違いはありませんが、SNSやインターネットの評判などで「通信速度が遅い」「つながりにくい」などの意見が多い場合には、注意したほうがよいかもしれません。

よく訪れる駅や繁華街、職場の近くなどでつながりやすいか、通信速度はどうかなど、SNSや口コミサイトなどで確認してみてください。

なお、通信速度には下り速度と上り速度、Ping値があります。

速度の目安は利用用途によって異なり、SNSやWebの閲覧をする程度なのか、高画質の動画をよく観るのか、オンラインゲームやゲーム配信をするのかによって大きく変わってきます。

本記事でおすすめするクラウドSIMポケット型WiFiの平均速度実測値は以下のとおりです。

	実測平均速度（下り）	実測平均速度（上り）	Ping値
	12.96Mbps	10.27Mbps	44.2ms
	44.9Mbps	16.03Mbps	45.0ms
	11.31Mbps	17.98Mbps	52.0ms
	12.52Mbps	13.68Mbps	42.5ms
	22.21Mbps	13.11Mbps	35.0ms
	22.21Mbps	13.11Mbps	35.0ms
	20.37Mbps	10.61Mbps	35.0ms

ちなみに、クラウドSIMのポケット型WiFiは4G LTE回線にのみ対応しており5G回線では通信できません。

5G回線に対応したWiMAXのポケット型WiFiは実測平均速度が下り150Mbpsを超えるので、速度を重視したい方は検討してみてください。

④支払い方法も確認する

クラウドSIMのポケット型WiFiは、基本的にクレジットカードでの支払いのみに対応しています。

支払い方法にこだわりがある場合は、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

クラウドSIMおすすめポケット型WiFi7社

データ容量や条件別でおすすめするクラウドSIMポケット型WiFiは、以下の7社です。

上記7社のクラウドSIMのポケット型WiFiがおすすめできる根拠として、各データ容量で主要な契約先も比較したので気になる方はチェックしてみてください。

クラウドSIMのポケット型WiFi7社の概要とおすすめポイントを解説していきます。

20～100GBまで最安のクラウドSIMは「MONSTER MOBILE」

100GBまでのクラウドSIMのポケット型WiFiを安く契約するなら、「MONSTER MOBILE」がおすすめです。

MONSTER MOBILEは20GB・50GB・100GBのデータ容量からプランを選べますが、いずれも同容量のクラウドSIMのポケット型WiFiで最安値です。

月間100GBの2年契約プランは月額料金の割引キャンペーン対象外ですが、それでも契約期間ありのクラウドSIMのポケット型WiFiの中で最安です。

MONSTER MOBILEの注意点として、クラウドSIMのポケット型WiFiではありますが海外での利用には対応していません。

また、MONSTER MOBILEでは縛りなしプランも契約できますが、次の項目から紹介するクラウドSIMのポケット型WiFiの方が実質料金は安いので比較してみてください。

＼ 100GB以下の全プランが最安！／

20GBで契約期間なしなら「AiR-WiFi」

1か月に使うデータ量が20GB程度で足りる場合に、縛りなしプランでおすすめなのは「AiR-WiFi」です。

AiR-WiFiでは通常1年契約のプランを提供していますが、月額330円の縛りなしオプションを付けることでいつ解約しても違約金はかかりません。

AiR-WiFiの20GBプランは月額1,958円～ともともと安いため、縛りなしオプションを付けても最安級の料金で利用できるのが魅力です。

AiR-WiFiでは現在、総額6,000円分のデジタルギフトがもらえる「お友達紹介キャンペーン」を実施しているので、公式サイトから詳細をご覧ください。

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50GBで契約期間なしなら「クラウドWiFi」

月間50GBのクラウドSIMのポケット型WiFiを縛りなしで申し込むなら、「クラウドWiFi」がおすすめです。

クラウドWiFiは契約期間を設けない縛りなしワンプランを提供しており、シンプルで分かりやすい料金設定が魅力です。

海外でもそのままポケット型WiFiが使えて対応国は134か国と多いので、国内外で自由に利用したい方はぜひ検討してみてください。

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契約期間縛りなしで100GBまで使うなら「それがだいじWi-Fi」

契約期間縛りなしで月間100GBを使いたい人には、「それがだいじWiFi」をおすすめします。

それがだいじWiFiは縛りなしオプションが143円と業界最安級なのが魅力で、月間100GBを安く利用できます。

2GB=550円～のデータチャージもできるため、月によって使うデータ量が大きく変わる人にもおすすめです。

それがだいじ WiFiは海外でも140の国や地域で利用できるので、ぜひ申し込みを検討してみてください。

＼ 月100GBの縛りなしで最安！ ／

大容量210GB相当まで使いたいなら「hi-ho Let’s WiFi」

契約期間ありで月間200GB相当のクラウドSIMポケット型WiFを利用したい人は、「hi-ho Let’s WiFi」がおすすめです。

hi-ho Let’s WiFiは、1日あたり7GBを利用できるクラウドSIMポケット型WiFiです。

月間に換算すると、最大210GBの高速通信ができることになるため、在宅ワークなどで毎日長時間WiFi通信が必要になる人も、十分快適に使えます。

hi-ho let’s WiFiはディスプレイ付きの端末が購入できますが、2年間継続利用することで端末代金が実質無料になります。

＼ 最大210GBの高速通信ができる！ ／

契約期間縛りなしで大容量200GBまで使いたいなら「Chat WiFi」

大容量の200GBを契約期間縛りなしで契約したい人には、「Chat WiFi」がおすすめです。

月間200GBの大容量を契約期間の縛りなく使えるのはChat WiFiのみとなります。

Chat WiFiはクラウドSIMの中でも、大手キャリアのスマホと同じプラチナバンド帯を使えるので、通信が混みあっていても繋がりやすい点が特徴です。

上のポイントに当てはまる人は、ぜひChat WiFiを検討してみてください。

＼ 200GBを縛りなしで使える！／

口座振替で契約したいなら「Mugen WiFi」

クラウドSIMのポケット型WiFiで口座振替に対応している契約先はほとんどありませんが、「Mugen WiFi」は口座振替プランが用意されています。

月間100GBのクラウドSIMのポケット型WiFiが利用でき、月額料金は3,880円で口座振替手数料はかかりません。

月額550円の契約期間縛りなしオプションを付けると、口座振替プランでもいつでも無料で解約できるのも魅力です。

土日祝日を含めて12時までに申し込み完了すれば即日発送してもらえるので、お急ぎの方も安心です。

＼ 口座振替に対応！ ／

クラウドSIMおすすめポケット型WiFiの5つのメリット

クラウドSIMのポケット型WiFiを利用するメリットは、以下の5つです。

実際にクラウドSIMのポケット型WiFiを使っている方の口コミも交えつつ解説していきましょう。

①3大スマホキャリアの回線を使えるから繋がりやすい

クラウドSIMのポケット型WiFiで利用できるのは、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリア回線です。

利用する場所によって3つの回線からもっとも通信環境がいいものを選んで自動的に接続するため、繋がりやすさに優れています。

一方、ポケット型WiFiの大手「WiMAX」の場合、使える回線はWiMAX+回線とau回線のみです。

WiMAX回線は通信速度などに定評があるものの、建物内の奥まった場所や地下、山間部などでは繋がりにくいといった欠点があります。

長距離運転でWiMAXを使ったら
動画が途中で止まった

トンネルの中や山間部に入ると、電波が届かなくなって無音の状態に。。

なので、長距離で使うならドコモ回線かトリプルキャリアのポケットWiFiがいいかと

月額料金はWiMAXとほとんど変わらないので

— おか (@oca_home) September 19, 2024

上記の方は、WiMAXではトンネルや山間部で電波が届かなくなるため、クラウドSIMポケット型WiFiをおすすめしています。

クラウドSIMのポケット型WiFiなら地下などでも十分な速度を出して繋がるため、WiMAXより利便性は高くなります。

②海外でもそのまま使える

クラウドSIMポケット型WiFiは、海外で電源を入れればそのまま同じ端末で海外のSIMを使って通信できます。

WiFiもクラウドSIMのやつにしてるが、おっちゃんが使ってるのはキャリア回線を繋がりにくくなったら自動で切り替えてくれるヤツ
モバイルWiFiだけどな
世界各国の回線が使えるやつなので海外に出てもSIMの入れ替え無しで使える…

— ザバ (@228WpvRaFDR2h0i) December 28, 2024

そのため、現地や空港で専用のSIMを契約したり、ポケット型WiFiをレンタルしたりする手間がかかりません。

ただし、海外での利用には通常の月額料金と別に海外専用料金が発生します。

料金は「1日・1週間あたり○GB」や「○GBチャージで○円」など会社によってさまざまで、利用する国と地域で金額が変わることもあります。

口コミにもあるとおり、クラウドSIMは海外好きな方にとって大変使いやすいポケット型WiFiとなっています。

③自分に合ったデータ容量の会社やプランを選べる

クラウドSIMポケット型WiFiは小容量～大容量、月額制や日額制などさまざまな条件でプランを提供しており、自分に合った内容で契約できる点もポイントです。

ひと月でどのくらいデータ通信が必要なのか把握しておけば、無駄なく安く使えますよ。

④月額料金が安めに抑えられている

クラウドSIMポケット型WiFiの月額料金は、月間20GBのデータ容量で2,000円台と安く契約できます。

キャリアのポケット型WiFiで最小のデータ容量と比較してもクラウドSIMポケット型WiFiの方が安いので、料金の安さを優先したい方にもおすすめです。

	（クラウドSIM）	（ドコモMAX）	（メリハリ無制限+）	（WiMAX）
データ容量	20GB	1GB	2GB	無制限
月額料金	0～6か月目：1,650円 7か月目～：1,980円	3,498円※1	5,775円※2	0～12か月目：5,051円 13か月目～：5,788円
5G対応	×	○	○	○

ドコモとソフトバンクのポケット型WiFiはスマホのプランのデータをシェアして使うため、小容量でも月額料金は高額です。

auはWiMAXのポケット型WiFiを提供しており、5,000円台で無制限プランを契約できます。

外でPC使う機会も増えるしド〇モのギガ使い放題高いなぁって、なら1番安いプラン+ポケットWiFiのが安い気がしてね、、

— ＜('ヮ')＞ (@M_yuu_u) April 6, 2025

上記の方もドコモのスマホプランを使うより、ポケット型WiFiで安く大容量プランを使う方が安いと感じています。

⑤最新端末も登場している

クラウドSIMポケット型WiFiからは続々と最新端末が提供されており、新しい端末になるほどスペックが向上しています。

端末が選択できるクラウドSIMのポケット型WiFiを契約する場合は、最新端末を選んだほうが快適に利用できます。

【クラウドSIMポケット型WiFi最新端末】

機種名	Macaroon SE	グローバルモバイル Wi-Fi T8	U3	NA01
契約先	MONSTER MOBILE Chat WiFi	それがだいじWi-Fi	クラウドWiFi	hi-ho Let’s WiFi
サイズ	85mm × 85mm × 23.5mm	64mm×110mm× 13mm	66mm × 126mm × 10mm	126mm×66mm× 12.6mm
最大下り速度	150Mbps	150Mbps	150Mbps	150Mbps
最大上り速度	50Mbps	50Mbps	50Mbps	50Mbps
最大接続可能数	10台	8台	10台	10台
連続稼働時間	最大20時間	最大15時間	最大12時間	最大12時間

クラウドSIMポケット型WiFiの7つの注意点

クラウドSIMポケット型WiFiを申し込む前に、以下の7つの注意点についても確認しておきましょう。

とくに毎月大量のデータ通信をおこなう人や、速度を最優先する人は注意すべき点がいくつかあります。

ここでもクラウドSIMポケット型WiFiユーザーの口コミを交えながら、解説していきます。

①高速通信は期待できない

クラウドSIMのポケット型WiFiは、5G回線に対応していないため通信速度に関してそこまで期待できません。

都内と違って地方だと同じポケットWifiでも遅いみたい
帰宅しないと4Gの田舎だと通信弱いみたいでした〜

— じゅめのれ (@Jumenole) May 18, 2025

実際にクラウドSIMタイプのポケット型WiFiと、5G回線に対応したポケット型WiFiの通信速度を比較した結果は以下の通りです。

ポケット型WiFiの実測平均速度比較

		実測平均速度（下り）	実測平均速度（上り）	Ping値
クラウドSIM	Chat WiFi	20.37Mbps	10.61Mbps	35.0ms
	MONSTER MOBILE	12.96Mbps	10.27Mbps	44.2ms
	AiR-WiFi	44.9Mbps	16.03Mbps	45.0ms
	ゼウスWiFi	13.27Mbps	10.8Mbps	53.88ms
WiMAX	Speed Wi-Fi DOCK 5G 01	146.25Mbps	16.07Mbps	47.12ms
	Speed Wi-Fi 5G X12	139.62Mbps	19.11Mbps	44.87ms
ドコモ	Wi-Fi STATION SH-54C	333.36Mbps	25.96Mbps	39.53ms
ソフトバンク	Pocket WiFi® 5G A101ZT	70.0Mbps	17.11Mbps	59.16ms

上記からもわかる通り、クラウドSIMタイプのポケット型WiFiは5G対応サービスよりも遅いことがわかります。

ただし、クラウドSIMのポケット型WiFiでも、下り速度が10～15Mbps程度あれば、動画を快適に視聴できるでしょう。

また、1～10Mbps程度出ていれば、インターネットの閲覧やSNS、メッセージのやり取りなどが、ほぼ問題なくできます。

また、FPS・TPSなどのオンラインゲームやライブ配信などを快適に楽しむためには、レスポンス速度を示すping値も求められます。

クラウドSIMのポケット型WiFiではそこまでの高速通信は期待できないため、オンラインゲームやゲーム配信などを楽しみたい場合には、光回線のほうが適しています。

②完全無制限プランはない

現在のクラウドSIMポケット型WiFiでは「完全無制限プラン」の提供を終了しています。

しかし、各社が代わりに100GBや200GBなどの大容量データを格安で提供しはじめたため、無制限プランとほぼ同感覚で利用できているのが現状です。

ただし、100GBや200GBでも足りないという人には、データ量無制限の「WiMAX」がおすすめになります。

③速度制限にかかるとほぼ使えない

クラウドSIMポケット型WiFiは月間のデータ容量に上限を設定しているため、規定のデータ容量を使い切ってしまうと速度制限にかかってしまいます。

速度制限にかかった場合の通信速度は、契約先によって最大128kbps～300kbpsです。

調子に乗って、ポケットWiFiでNetflixを見たら、あっという間にデータ量が10Gを超えてしまった。明日は18時から翌14時まで通信速度制限がかかる。

— 我輩はカモである (@higekuma_sencho) October 1, 2025

上記の方は1日10GBまでしか使えないポケット型WiFiで速度制限がかかったと嘆いています。

特に動画視聴は大量のデータ容量を消費するため、速度制限を避けるために万が一の時はデータチャージ可能なクラウドSIMポケット型WiFiを選ぶのがおすすめです。

④過去に大規模な障害が起きた

クラウドSIMのポケット型WiFiは、過去に大規模な通信障害が起こりユーザーから大きな批判を受けることがありました。

これは、クラウドSIMを提供する各社が「無制限プラン」を乱立させていたことと、一部のヘビーユーザーが際限なくデータ通信をおこなうことを想定していなかったことが原因です。

現在はこの反省を活かして無制限プランを廃止し、各社100GBや200GBなどの上限を設けることで、通信障害を出さずユーザーに大容量データを利用してもらうことが可能となりました。

⑤接続する回線を自分で選択できない

クラウドSIMは複数の回線を使い分ける仕組みになっていますが、接続回線を自分で選択することはできずすべてクラウドSIM側での自動操作となります。

クラウドSIMは場所によって接続される回線が異なるため、自分が思う回線を利用できないことも多々あります。

ただし、利用場所でもっとも環境のいい回線に切り替えるため、実際の利用時には、さほど問題になるものではありません。

⑥支払い方法が限定されていることが多い

クラウドSIMタイプのポケット型WiFiでは、支払い方法がクレジットカード限定になっている場合が多くあります。

そのため、クレジットカードを持っていない・支払いに使えない人にとっては、そもそも申し込みができない可能性があるため注意が必要です。

クレジットカードの作成が面倒な方やポケット型WiFiの料金を口座振替にしたい方には、口座振替に対応している「Mugen WiFi」がおすすめです。

⑦未成年者名義では申し込めない

クラウドSIMポケット型WiFiは、未成年名義で申し込めません。

利用者が18歳以下の場合、申し込みは保護者がおこなえば契約できるので、クラウドSIMポケット型WiFiを利用したい未成年の方は、ご両親に許可を得てみてください。

クラウドSIMポケット型WiFiがおすすめの人

ここまでに解説してきたメリットと注意点をもとに、クラウドSIMタイプのポケット型WiFiがおすすめな人を紹介します。

クラウドSIMは携帯電話が使えるエリアなら基本的に接続できるため、郊外や山間部など、WiMAXがエリア外の方に向いています。

また無制限プランがない一方で、小容量をお得に利用できるプランが多いため、安さ重視で選びたい方にもおすすめです。

さらにクラウドSIMタイプのポケット型WiFiは同じ端末を海外でも利用できるため、旅行や出張などで頻繁に海外へ行く人にも向いています。

クラウドSIMポケット型WiFiをおすすめできない人を紹介

クラウドSIMのポケット型WiFiは以下の人にはあまり向いていません。

クラウドSIMは他のポケット型WiFiと比べて通信速度が遅いため、安定した高速通信環境が欲しい場合には向いていないと言えます。

同様にオンラインゲームを快適にプレイしたい場合、通信速度やPing値が重要になるため、FPSや対戦系のゲームだとラグが発生しやすくなり、快適ではない可能性があります。

データ通信も無制限で利用できるプランがないため、大容量のデータ通信を行いたい場合も含め、オンラインゲームユーザーは高速な通信が可能な光回線の検討がおすすめです。

クラウドSIMの速度が不安ならWiMAXのポケット型WiFiもおすすめ

クラウドSIMのポケット型WiFiはエリアの広さや料金の安さなど、たくさんのメリットがあります。

しかし、4G LTE回線にのみ対応しているため速度面では不満の声も聞かれ、データ容量も上限のあるプランしか契約できません。

クラウドSIMのポケット型WiFiに不安が残るなら、5G回線に対応しており月間データ容量も無制限のWiMAXを検討してみましょう。

WiMAXのメリット	WiMAXの デメリット
5G対応で高速通信が可能 月間データ容量無制限で使える 細かい速度制限の条件がない auやUQモバイルとのセット割対象 キャッシュバックなど特典が豊富	データ容量は選べない 海外での利用はできない 月額料金の相場は4,800円前後

WiMAXにはプロバイダと呼ばれるいくつかの契約先があり、どこで申し込むかで月額料金やキャンペーンが異なります。

Broad WiMAXはキャンペーンが充実しており、WiMAX最安値で契約できるのが魅力です。

また、BIGLOBE WiMAXはWiMAXの中でも口座振替で契約できる貴重な契約先です。

WiMAX最安なら「Broad WiMAX」

Broad WiMAXはキャンペーンが豊富で、契約者全員が受け取れる37,000円の高額キャッシュバックや初月無料などの特典を用意しています。

また、他社回線から乗り換えの場合は最大40,000円の違約金負担キャッシュバックも選べます。
※37,000円キャッシュバックとの併用はできません。

結果的にBroad WiMAXは他社WiMAXプロバイダと比べても実質料金を抑えられるので、高速のポケット型WiFiを安く契約したい方におすすめです。

＼ 37,000円キャッシュバック！ ／

WiMAXで口座振替なら「BIGLOBE WiMAX」

BIGLOBE WiMAXは口座振替で支払いができるWiMAXプロバイダです。

口座振替を選択しても14,000円のキャッシュバックが受け取れるほか、月額料金も24か月目まで割引されるなど、特典面でもおすすめできます。

＼ 口座振替に対応！ ／

クラウドSIMおすすめポケット型WiFiの申し込み・解約方法

クラウドSIMポケット型WiFiの申し込み方法と解約方法について解説します。

申し込み・解約どちらも原則Webからの手続きとなる場合が多いですが、各社おおよその流れは共通しているので、参考にしてみてください。

クラウドSIMポケット型WiFiの申し込み方法

クラウドSIMポケット型WiFiは、以下の手順で申し込みを進めていきます。

クラウドSIMポケット型WiFiの解約方法

クラウドSIMポケット型WiFiの解約は、事前に解約を連絡することからはじまります。

また、機器の返却の要不要、返却方法については各社異なるため、事前に確認しておきましょう。

クラウドSIMポケット型WiFiの速度が遅いときの対処法

クラウドSIMポケット型WiFiを利用中に、速度が遅い・繋がりづらいと感じる場合、以下のような原因が考えられます。

【速度が遅い・繋がりづらい場合の原因と対処法】

原因	対処法
ポケット型WiFiの問題	機器の再起動、リセットをおこなう
接続端末（スマホ・パソコン）の問題	端末を再起動する
利用場所の問題	屋外や窓際など電波の入りがいい場所に移動する
接続回線が最適でない	ポケット型WiFiを再起動する
通信制限がかかっている	制限の解除まで待つ、またはデータを追加購入する
通信障害が起こっている	各社の障害情報を確認し改善を待つ

ただし、場合によっては利用者側で改善できないこともあるため、上記を試しても状況が変わらない場合は、各社のカスタマーサポートへ相談しましょう。

クラウドSIMおすすめポケット型WiFiに関するよくある質問

最後に、クラウドSIMポケット型WiFiを検討している人の多くが気になっている質問をまとめました。

気になる事項がある人は、契約前に解決しておきましょう。　

クラウドSIMのエリアは限られているの？

基本的に、au・ドコモ・ソフトバンクのキャリア回線がつながる場所ならどこでも通信できます。

今回紹介した中だと、MONSTER MOBILEやChat WiFi以外のポケット型WiFiは海外でも利用できるため、エリアはかなり広いといっていいでしょう。

ただし、海外はサービスによって利用できる国が異なります。

海外利用を予定している人は、契約前に利用可能国をWebサイトでチェックしておくと安心です。

海外で使えるおすすめクラウドSIMは？

海外向けのクラウドSIMのポケット型WiFiは、1日700円～と海外料金が安いクラウドWiFiがおすすめです。

また、渡航国によっては140か国と対応範囲が広いそれがだいじWi-Fiも検討してみてください。

プリペイド式で使えるおすすめクラウドSIMはある？

契約なしで端末とデータ容量だけを買い切りで購入するクラウドSIMのポケット型WiFiなら、リチャージWiFiがおすすめです。

端末もコンパクトなものや海外でも利用できるものなど、多彩に用意されています。

クラウドSIMで無制限プランは契約できる？

クラウドSIMのポケット型WiFiでは、データ容量の上限がない無制限プランは契約できません。

ただし、月間100GBや200GBの大容量プランであれば選択できるので、MONSTER MOBILEやhi-ho let’s WiFiなどを検討してみてください。

また、無制限プランのポケット型WiFiならWiMAXが高速かつ安いためおすすめです。

クラウドSIMはレンタルできる？

クラウドSIMのポケット型WiFiには短期間レンタルできるプランも、長期間レンタルできるプランもあります。

今回紹介しているクラウドSIMは、ほとんどが1か月以上の長期レンタルが可能です。

またWiFiレンタルどっとこむやWiFiBOXといったサービスでは、端末を1日単位でレンタルできます。

出張や旅行といった短期利用を想定している場合は、短期レンタルのプランを検討してみてください。

WiMAXとの違いを知りたい

WiMAXとクラウドSIMポケット型WiFiは、使用回線・エリア・実測値・データ容量・料金と多くの面で違います。

以下に両者の違いをまとめてみたので、ご覧ください。

スクロールできます

	WiMAX	クラウドSIMポケット型WiFi
使用回線	WiMAX au	au ドコモ ソフトバンク
エリア	日本全国 ※郊外・地下・山間部 などはエリア外	日本全国 ※キャリアスマホと同じ
実測値	100Mbps前後	10～20Mbps前後
データ容量	無制限	1日～ひと月単位や 少量～超大容量まで 自由に選択できる
月額料金	4,000〜5,000円前後	2,000～3,000円前後
海外利用	不可	可能

実測値の速さを求めるなら「WiMAX」、実測値より自分にあったプランで安く契約したいなら「クラウドSIMポケット型WiFi」がおすすめです。

クラウドSIMがおすすめの人とは？

クラウドSIMポケット型WiFiがおすすめな人は、以下の条件に当てはまる人です。

クラウドSIMがおすすめな人

• WiMAXがエリア外の人
• 容量が少なくてもいいから安さ重視で選びたい人
• 海外でもポケット型WiFiをそのまま使いたい人

詳しくは、記事内の「クラウドSIMポケット型WiFiがおすすめの人」で解説していますので、そちらをご覧ください

クラウドSIMおすすめポケット型WiFiまとめ

クラウドSIMのポケット型WiFはドコモ・au・ソフトバンクの3社の回線が使えてエリアが広いため、WiMAXがエリア外の方や海外でも同じ端末を使いたい方におすすめです。

クラウドSIMポケット型WiFiから自分に合ったものを選ぶ基準になるのは、まず「月間のデータ容量」です。

本記事ではクラウドSIMのポケット型WiFiでデータ容量ごとにおすすめの契約先をまとめました。

【クラウドSIMおすすめポケット型WiFi】

ただし速度重視でポケット型WiFiを検討しているなら、5Gに対応しており無制限プランが安く契約できる「Broad WiMAX」もおすすめします。

情報参照元

• Chat WiFi
• THE WiFi
• AiR-WiFi
• MONSTER MOBILE
• クラウドWiFi
• どこよりもWiFi
• hi-ho Let’s WiFi