「開通まで何日待った?」光回線の“開通ストレス”実態調査

2025.12.02

通信インフラ事業と地域振興事業を手掛ける株式会社ALL CONNECT(代表取締役社長:岩井宏太・本社:福井県福井市)が運営する通信メディア「オールコネクトマガジン(https://all-connect.co.jp/magazine/)」は、光回線ユーザー398人を対象に開通までのストレス調査を行いました。
光回線を申し込むうえで最大のネックとなる開通工事の実態やどれくらいの人が時間や手間をストレスに感じているのか、調査結果を基にまとめています。

光回線の開通ストレス調査結果

・開通までに実際にかかった日数は1週間前後が最も多い
 ⇒総合的に1~2週間前後で開通した人が多い

光回線の開通にストレスを感じた人の割合
 ⇒7割以上の人が光回線の開通にほとんどストレスを感じていない

開通が遅いと感じた人の割合
 ⇒開通にストレスを感じた理由の多くは開通時期や連絡の「遅さ」

開通までの早さを重視して光回線を選ぶ人は少ない
 
⇒「料金」や「通信速度」を重視する人の方が多い


【調査概要】

調査方法QIQUMO(WEBアンケートツール利用)
https://qiqumo.jp/
調査時期2025年11月
対象人数インターネット回線利用者
10代~60代以上の男女398名



インターネット利用者の半数以上が光回線を利用している

インターネット回線の種類割合
光回線54.8%
ホームルーター12.8%
モバイル回線13.8%
その他18.6%

光回線の開通ストレス調査を行うために、インターネット回線利用者399名の内、どれくらいの人が光回線を利用しているのかアンケートを取りました。
ポケット型WiFiやホームルーターなどの選択肢がある中で、光回線を契約している人は全体の半数以上(54.8%)を超えます。

また、年代で見ても光回線を選んでいる人は10代~60台以上の全世代で50%前後と高い割合です。
インターネットに接続する機器は年々増えており、多くの人が大容量で高速の光回線を求めていることが分かります。


光回線の開通まで実際にかかった日数

開通までにかかった日数割合(%)
1週間以内23.4%
2週間前後14.7%
1か月前後10.6%
2か月以上6.9%
覚えていない44.5%

光回線を利用している人に開通までにかかった日数を聞くと、覚えている人の中で最も多かったのは「1週間以内」(23.4%)でした。
次に多いのが「2週間前後」(14.7%)で、約3割の人が1~2週間で光回線が開通したと答えています。

一方で「1か月前後」は10.6%、「2か月」は6.9%と一部の人は開通までに1~2か月の長期間かかっていることも分かります。
ただし、全体で見ると「覚えていない」(44.5%)が最も多く、記憶に残っていないのは開通までにかかった期間に不便を感じなかったからとも読み取れます。


光回線の開通にストレスを感じた人の割合

光回線の開通にストレスを感じましたか?割合(%)
感じた7.3%
やや感じた17.0%
あまり感じなかった41.7%
全く感じなかった33.9%

光回線の開通に関してストレスを感じたかという質問に対して、「あまり感じなかった」(41.7%)「全く感じなかった」(33.9%)という人は全体の約7割を超えています。

一方で「感じた」という人は7.3%と少なく、「やや感じた」という人は17.0%でした。
結果として、光回線の開通に対する不満はほとんどの人が感じていないことが分かります。


光回線の開通でストレスを感じた理由は主に「遅い」こと

ストレスを感じた理由を教えてください。割合(%)※複数回答
工事日がなかなか決まらない20.8%
ネットが使えない期間が長かった39.6%
業者の連絡が遅い26.4%
引っ越し時期に間に合わなかった13.2%
立ち会いが面倒だった24.5%
説明が不十分だった17.0%
機器の取り扱いが難しかった1.9%

光回線の開通にストレスを「感じた」「やや感じた」人に理由を聞くと、「ネットが使えない期間が長かった」が39.6%と最も多い結果となりました。

光回線の申し込みから開通までにかかった期間が長いほど、インターネットが使えず不便を感じる人も多くなります。
「工事日がなかなか決まらない」(20.8%)、「業者の連絡が遅い」(26.4%)、「引っ越し時期に間に合わなかった」(13.2%)と開通時期や連絡に対する待機期間の不満も合わせると、光回線の開通ストレスの主な原因が「遅い」ことにあると言えるでしょう。

また、光回線の開通工事は自宅内で行うため、契約者や住人の立ち会いが必須で、仕事などのスケジュールを合わせるのが面倒だと感じる人も一定数いました。


光回線を選ぶ上で開通までの早さを重視する人は少ない

今後、光回線を選ぶ際に最も重視したいポイントは?割合(%)
通信速度22.1%
料金41.7%
開通までの早さ7.5%
サポート対応10.1%
キャンペーン内容6.3%
工事不要で使えるかどうか10.6%
その他1.8%

インターネット回線を現在利用している人を対象に、今後光回線を選ぶ際に最も重視したいポイントを調査すると「料金」が41.7%と最も多く占めています。

一方で光回線の「開通までの早さ」(7.5%)を重視している人は少ない傾向にあります。

また、「工事不要で使えるかどうか」を重視する人は10.6%おり、光回線の開通工事の有無自体を気にする人が多いと分かります。


結論(まとめ)

光回線の開通ストレス調査の結果、実際に開通に対するストレスを感じた人は光回線利用者全体の約3割にとどまりました。
ほとんどの人が申し込みから開通まで1~2週間前後しかかかっておらず、特に不満を感じていません。

ただし、開通に対してストレスを感じたと答えた人の主な理由は、開通までの期間や業者の連絡が「遅い」というものです。
光回線の開通期間やストレスを感じる人は比較的少ないものの、契約先やタイミングによっては遅さや不満を感じる可能性があると考えられます。


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