プロゲーマーからも注目を集めるゲーム専用光回線「hi-hoひかり with games」。
老舗プロバイダ・hi-hoが力を入れる「ゲーム領域」で責任者を務める青山 隆顕氏に、3年目を迎えた「hi-hoひかり with games」のこだわりや今後の展望をインタビューした。
ゲーマーの不安を解決するサポート体制やhi-hoが見据えるオンラインゲームと通信業界の未来について、たっぷりと紹介する。

青山 隆顕氏
Aoyama Ryuken
株式会社ハイホー WEBマーケティング営業部 営業責任者。
2023年4月に入社後、SNSマーケティング事業に携わり、SNS運用やキャンペーン施策、広告配信など、各種SNSプラットフォームを活用したマーケティング業務、代理店推進業務を担当。
その後、個人向け光回線サービスのWEB領域における責任者となり、ホームページの管理、WEB広告の運用、ユーザー動向の分析など、WEBを中心とした集客や販促活動に従事。
また、老舗インターネットプロバイダーとして新たに展開したゲーミング回線事業で、市場調査や競合調査を行いながら、成長戦略の策定から施策の立案、実施まで一気通貫で担当。
hi-hoひかり with gamesはeスポーツをゲーマーと盛り上げたいという思いから誕生した

hi-hoひかり with gamesは2022年8月1日にhi-hoがリリースした、ゲームユーザー向けの光回線サービスだ。
| 戸建て | マンション | |
|---|---|---|
| エリア | 全国 | |
| 回線種別 | 光コラボ回線 | |
| 平均実測速度※1 | ダウンロード:512.49Mbps アップロード:441.29Mbps Ping値:17.46ms | |
| 契約期間 | 2年 | |
| セット割 | – | |
| 初期費用 | 事務手数料:3,300円 開通工事費:22,000円 | |
| 月額料金 (1Gbps) | 初月:0円 2か月目以降:6,160円 | 初月:0円 2か月目以降:4,840円 |
| 月額料金 (10Gbps) | 初月:0円 2か月目以降:7,590円 | 初月:0円 2か月目以降:7,590円 |
| キャッシュバック金額 | – | – |
| 2年間の実質月額 (1Gbps) | 7,416円 | 6,151円 |
| 2年間の実質月額 (10Gbps) | 8,786円 | 8,786円 |
| 解約違約金 | ルーターパックなし:5,600円 ルーターパックあり:6,600円 | ルーターパックなし:4,400円 ルーターパックあり:5,400円 |
※1:実測平均速度はみんなのネット回線速度参照
編集部hi-hoでは2015年から自社プロバイダとの光コラボ回線「hi-ho ひかり」を提供されていますが、新たに「hi-hoひかり with games」を立ち上げた経緯を教えてください。



hi-hoひかり with gamesの立ち上げを検討し始めた2022年頃はeスポーツやメタバースなどの勢いが出てきた時期で、オリンピックの正式種目として検討されたり、国策として行政主体のイベントが増えてきたりとオンラインゲームへの注目度が高まっていました。
hi-hoも新しいサービスを提供していこうという中で、「eスポーツを共に盛り上げていきたい」という思いが生まれたのが始まりです。
快適にオンラインゲームユーザーがプレイできる環境を提供し、ゲーム専用回線としてインフラを整備することを目的に立ち上げました。



老舗プロバイダとして新しいことしていきたいという方向性の中で、ちょうど盛り上がりを見せ始めたeスポーツに着目してhi-hoひかり with gamesが生まれたということですね。



はい。2022年の段階ではゲーム専用回線というサービスが少なく、認知度も低かったのですが、オンラインゲームユーザーに品質を保証し、需要を満たしていくという部分を重視して開発しました。
従来のhi-hoひかりやプロバイダの契約者からの声も後押しに



hi-hoひかり with gamesの提供を始められる前は、hi-hoの既存のお客様からオンラインゲームのプレイに関するご意見や要望などはあったのでしょうか?



hi-hoの光回線やプロバイダをご利用いただいているお客様からは、「ゲームをする上で遅く感じる」という声や他のゲーム専用回線への切り替えを理由に解約されるということが少しずつ増えていきました。
hi-hoとしてもお客様が快適にオンラインゲームをプレイできる環境をカバーしていきたいという思いが強まり、通常のhi-hoひかりで満足いただけるお客様と、より高スペックの回線を求める方にゲーム専用回線を提供するという2軸で展開していくことに決めました。



hi-hoひかり with gamesの立ち上げの時点では、ゲーム専用回線にどれぐらいのニーズがあるとお考えでしたか?



2022年当時でいうと通常のhi-hoひかりと比べて多くはないと感じていましたが、今後eスポーツは確実に広がっていくというビジョンを描いていたので、ニーズは必ず高まっていくと見込んで進めてきて、3年たった今実際にニーズの高まりを実感しています。



既存のお客様に向けて、hi-ho ひかりからのプラン変更としてご案内するイメージで考えていた部分もあるのでしょうか?



そうですね、オンラインゲームのプレイ感や他社のゲーム専用回線への乗り換えを理由に解約されるお客様に対して選んでいただきたいという部分はありました。
しかし、最初にhi-hoひかりを選んでいただいている方とゲーム専用回線を選んでオンラインゲームをしたいという方はまた別のユーザーニーズになるため、ゲーム専用回線としてオンラインゲームプレイヤーにアピールしていきたいという部分が大きいですね。
hi-hoひかり with gamesのゲーム専用回線としてのこだわり


hi-hoひかり with gamesでは、ゲーム専用回線として低遅延や安定した接続にこだわっている。
快適なゲーム環境を提供するために、hi-hoひかり with gamesがどのような取り組みを行っているのか、青山氏に詳しく聞いた。



まずeスポーツやオンラインゲームをプレイするにあたって、通信環境の重要性をどのようにお考えですか?



eスポーツの試合や個人でオンラインゲームをする場合も、同じゲームやミッションをチームを組んで戦うというコンテンツが人気です。
もし通信環境が悪くてラグが起きてしまうと、同じチームの人に迷惑をかけてしまったり、迷惑をかけすぎるとSNSなどでアカウントが晒されてしまったりという問題がありました。
オンラインで対戦やチーム戦を行う以上、安定した通信環境は重要ですし、やっぱりゲームは本来楽しいはずなので、ストレスを抱えるのは「本当にもったいない」と感じます。
通信環境が原因で起きる問題を、弊社の提供する回線サービスで解消していきたいと思っております。
専用の広帯域を用意していつでも快適に接続できる





hi-hoひかり with gamesにするとなぜ早いのかという部分でいうと、具体的には「専用帯域を使用できる」のが大きいのでしょうか?



そうですね。光回線の技術も進歩しておりまして、「接続方式」もどんどんアップデートされてるのですが、hi-hoひかり with gamesも当然、最新の接続方式を採用しています。





加えて、弊社は「専用帯域」を持っているということがやはり最大の差別化ポイントですね。
通常の回線でも平時であれば混雑を感じにくいですが、どうしても回線を利用する使うユーザーが増える時間帯やタイミングになると混み合って、結果的にラグやつながりにくさが生じてしまいます。
hi-hoひかり with gamesでは「専用帯域」を確保しているので、いわゆる混雑しやすいと言われる休日や週末の夜の時間帯でも回線が混雑しにくいという部分が、速さに繋がる理由ですね。



ありがとうございます。
週末の金曜の夜から土日など、一番ゲームをしたい時間帯でもストレスなくスムーズにオンラインゲームがプレイできるところがhi-hoひかり with gamesのメリットということですね。
ちなみに、専用帯域とはいえ今後hi-hoひかり with gamesの契約者数が増えていくにつれて、結果的に遅くなったり混雑したりといったことはないのでしょうか?



はい、hi-ho自体が老舗ブランドである強みとして多方面との結びつきも強く、利用するお客様が増えてきたらすぐに専用帯域を拡大していくということは可能ですので、問題はないです。
Ping値(応答速度)の数値を常に監視



hi-hoひかり with gamesは専用帯域で混雑しやすいタイミングでもスムーズに接続できるのが強み!ということはわかりました。
ただ「速い」というのは感覚的なものもあるように思いますが、実際にユーザーの快適度をどのように確認しているのですか?



オンラインゲームで「速い」とされるのは、回線の通信速度だけでなくて、ユーザーからの信号がサーバーへ行って返ってくる往復の速度=Ping値が重要になります。





特にFPS(=ファーストパーソン・シューティング)のようなゲームでは、例えば「同時に弾を打ったとしてもPing値が速い方が先に相手に着弾するから有利」というように、プレイや勝敗に直結してしまう部分です。
これはストリートファイター6のような格闘ゲームでも同様ですね。
Ping値は数値が低いほど良い(速い)ので、定期的に測定をしてもし数値が高くなってしまうようであれば専用帯域を広げることで回線品質を維持させます。



なるほど!常にPing値が高くなりすぎないように監視をして、もしプレイに影響が出るようなら対策をしていくということですね。



Ping値は自分でもかんたんに測定できるので、オンラインゲームをされる方は測定結果が40ms(ミリセカンド)以上であれば回線の見直しをおすすめしたいです。
ゲーム環境をさらに整えるゲーミングルーターセットも好評


hi-hoひかり with gamesでは、月額1,100円でゲーミングルーターがレンタルできる「ゲーミングルーター パック」も用意している。
レンタルできるのはTP-Link製のトライバンドWi-Fi 6Eゲーミングルーター「Archer GXE75」で、ゲームブーストや2.5Gbpsマルチギガポートなど高機能を搭載し、ロケットの発射台をイメージしたデザインでゲーマーに支持される1台だ。



月額1100円でゲーミングルーターがレンタルできるオプションもありますが、こちらも好評だそうですね。



そうですね、契約者の方の付帯率もかなり上がっていて、最近では4~5割のお客様が申し込まれています。
ニーズとして「ルーターもゲーミング専用の機種にしたい」というオンラインゲーマーの方が増えていると感じます。
また、通信速度は回線のみの影響だけではなくルーターやケーブルといった回線周りの環境要因もあるため、ルーターもゲーム用のもを使用した方が速くなりますからね。
ゲーミングルーターは買おうと思うと高額ですが、レンタルを利用していただければお手頃な価格で利用開始できますから、好まれるのでしょうね。
最大10Gbps×専用帯域の最強プランも提供
hi-hoひかり with gamesでは、戸建て・マンションともに最大10Gbpsのプラン「hi-hoひかり クロスwith games」も選択できる。
従来のhi-hoひかりでも10Gbpsプランは契約できるが、hi-hoひかり with gamesの10Gbpsプランは何が違うのか青山氏に聞いた。



一般的な光回線で提供している10Gbpsと比較したときに、「ゲーム専用回線じゃなくても単純に速いんじゃないか?」と思う方もいらっしゃるのではないかと思うのですが、実際どうなんでしょうか?



10Gbpsのプランは短時間でたくさんのデータをやり取りできるのが強みですが、 利用している帯域が一般の回線の物ですとどうしても混雑するタイミングに遅くなってしまうという心配があります。
実際問題、オンラインゲームって一つ一つのコマンドのデータ量は重くないんですよ。
右を向くとか銃を撃つとかはデータ量としては凄く小さいんです。
ただそんな小さなデータ量を、オンラインゲームでは小刻みにプレイしているPCからサーバーへ行って帰ってという往復が何万回も繰り返されるのでPing値が重要視される訳です。
動画を見るなどの用途であれば10Gbpsの通常プランでも十分スムーズにできますが、オンラインゲームでFPSや格闘ゲームをプレイするなどPing値の方が重要になる用途では専用帯域のある回線サービスを使わないと遅くなる場合があるので、そこは完全に別問題だと言えます。
hi-hoひかり with gamesがプロゲーマーとの提携で魅せる本気度


hi-hoひかり with gamesではゲーム専用回線として、プロゲーマーやeスポーツチームとの提携も積極的に行っている。
2025年7月時点で、hi-hoひかり with gamesは10チーム以上と提携を結んでいるという。



hi-hoとしてプロゲーマーやeスポーツチームと深く関わるようになったのは、hi-hoひかり with gamesの提供を開始してからですか?



はい、ゲーム専用回線をリリースして「eスポーツの人たちと一緒に盛り上げていこう!」ということで提携が始まりました。
ゲーム専用回線としてhi-hoひかり with gamesを実際に使っていただかないと速さを実感できないため、eスポーツチームのプロ選手の方に利用してもらったうえでPR活動をしていただいています。



プロゲーマーの方やeスポーツの選手は通信環境もシビアに考えていらっしゃると思いますが、反応はいかがですか?



プロのeスポーツ選手の方々にやはり「速くなった」と実感して感想をいただくことも多く、弊社としても嬉しく感じています。
また、提携しているeスポーツチームが大会で良い結果を残すという場面では大変嬉しい気持ちになり、テンションもアガっちゃいますね。



ちなみに応援しているプロゲーマーさんやeスポーツチームがhi-hoひかり with gamesを利用しているということで、契約されるお客様もいらっしゃるのでしょうか?



そうですね、やはり提携するチームであったり、ゲーマーさん、ストリーマーさんによってお申し込みいただけるお客様の層も変わるということはあります。
エンジョイ勢にもゲームの楽しさを最大限に感じてほしい



プロの方だけでなく、一般のゲームユーザーの方からの反響もあれば教えてください。



hi-hoひかり with gamesを契約されている一般のお客様からも実際にオンラインゲームをプレイして「速くなった!」や「ラグがなくて快適になった!」というお声がいただけています。
利用者様へのアンケートも実施しているのですが、元の回線でラグがひどかったり不満があったりしてゲーム専用回線に変えた方からは満足しているという方は多いです。
金額的にもゲーム専用回線は通常の光回線より月額1,000円程高いですが、「ゲームガチ勢」でも「エンジョイ勢」でもオンラインゲームをされる方は「月100時間」とか平気でプレイされると思うので、ゲームのプレイ時間で割ると1時間あたり数円程度の違いですし、ぜひゲームをする環境の大きな要因のひとつである回線にも拘っていただきたいなと思います。
ゲーム専用回線ならではのPRにも力を入れたい



今後、hi-hoひかり with gamesをゲームユーザーに広くアピールしていく上で、具体的にどのようなPR方法を考えていらっしゃいますか?



「hi-hoひかり with games」というサービス名の通り、hi-hoが主催するeスポーツの大会をどんどん実施していきたいと思っています。
「ガチ勢」と言われるような、しっかりゲームに取り組んでいる方が出られるような大会はもちろんですが、タイトル別などで小規模に初心者の方だけを集めた大会をやるなど、多くの方が参加できるイベントを計画していきたいです。
後は「こういう技を決めました」とか「何連コンボしました」といった「小技テクニック」を募集して、お客様に動画に撮っていただいてコンテスト形式で優勝者を決めるといった企画もやってみたいですね。
さまざまな大会やイベントを通じて、hi-hoがゲームと密接に関わっているということをアピールすることがhi-hoひかり with gamesのPRにもつながると思っています。
老舗プロバイダならではのサポート力が他社との違い
hi-hoひかり with gamesでは通常の問い合わせ窓口とは別に、テクニカルサポート窓口を開設している。



hi-hoひかり with gamesのサポート面についても、詳しく教えてください。



はい、老舗プロバイダが運営するゲーム専用回線として、サポート体制にはより一層力を入れていきたいと感じています。
オンラインゲームをされる方というのはある程度、インターネットに詳しいというイメージがあると思うのですが、実際にはゲーマーさんでも「インターネット回線のことはわからない」という方も多いと感じています。
「ゲーマー=ネットに詳しい」という先入観にとらわれず、すべてのお客様に安心して使っていただくためにもサポート体制を強化していくという部分で、他社との差別化を図っていきたいです。



ありがとうございます。
「ゲームが好きで、快適にプレイしたいけどうしたらいいかわからない」というお客様も多いということですね。
テクニカルサポートなどの窓口を利用するのは、別途オプションなどの加入が必要なのでしょうか?



いえ、無料でご利用いただけます。



それは心強いですね。
「駆けつけサービス」でゲーマーの不安を解消していきたい
hi-hoひかり with gamesでは電話やチャットでは解決できないトラブルに対して、訪問サポートサービスでの解決も目指していきたいという。



今は通常のカスタマー窓口と技術的なお問い合わせを受け付けるテクニカルサポートを用意していますが、どうしテクニカルサポートだけで解決しない問題もでてくると思います。
将来的には、実際にお客様のお宅に伺ってトラブルを解決する「駆けつけサービス」といったサポートもご用意したいと考えているところです。
回線のトラブルだけではなくて、ゲーミングPCとかゲーム機本体の不具合も含めてお客様の困りごとを解消するという試みを始めていきたいです。



回線のトラブルだけでなく、ゲーム環境すべてをサポートしていくということですね。



オンラインゲームにおいて、ラグなどの原因が回線以外の所にあるというパターンも実は多いんです。
例えばLANケーブルであったりとか住居の環境であったり、後はゲームサーバーの問題だったり、複雑な課題が絡み合ってる中ですべて含めて解決していく必要があります。
回線自体は高品質な物なので最大限に活用していただくために、どうすればいいのかという部分で駆けつけサービスが必要になってくると思います。



実際に「駆けつけサービス」でお客様宅を訪問するのは、光回線の工事をされる業者さんだったり、hi-hoの専属の方が行かれたりするんでしょうか?



提携先にはなるのですが、全国各地に機器のトラブルに強い人材を派遣できる企業様と提携して、回線以外の問題も解消していけるようにしていきたいと考えています。
回線がしっかり使えるようになれば、万全な状態でゲーム環境を整えられるということにもつながると思いますので。



ちなみに、サポートセンターに来る問い合わせの内容はどういうものが多いですか?



「初期設定が分からない」とか、インターネットはつながったのに「ルーターの設定がうまくいかなくて使えない」といった問い合わせはよくいただきます。



なるほど。そういったトラブルも駆けつけサービスが本格的に始動すれば、しっかりとサポートできるということですね。
hi-hoひかり with gamesの課題とゲーム×通信サービスの未来
サービス提供から3年目を迎えたhi-hoひかり with gamesは、確かな通信環境と安心できるサポートでゲームユーザーからの支持を着実に集めている。
そんなhi-hoひかり with gamesにとって現在課題となっているのが、「ゲーム専用回線に対する認知向上」だという。



ゲームをする上で回線やラグにストレスを感じているユーザーの方はたくさんいらっしゃると思うのですが、対してゲーム専用回線を実際に契約される方の数は意外と少ないように感じます。



そうですね、本来ゲーマーさんの目的はやはりゲームのタイトルなので、「回線なんて何を使っても一緒」と思っていらっしゃる方が今でも多いと感じています。
料金の安さだけで判断して光回線を選んだ結果、実際に使い始めると重かったりラグが多くて快適にオンラインゲームができなかったりというパターンもお見かけするので、「ゲーム専用の回線がある」ということをもっと認知していただくというのが最大の課題です。
また、個人的にはゲーム専用回線にしたいけど、同居している方とか家族の方がスマホのセット割やキャッシュバックを重視していてなかなか乗り換えられないというお話もよく聞きます。



そういう方に、今後どうやってhi-hoひかり with gamesをアピールしていきたいとお考えですか?



お客様からすると「ゲーム専用回線と言われてもどういうものなのか分からない」という部分があると思いますので、なぜゲーム専用回線が必要なのか、どのような取り組みでラグの発生やプレイの快適度を改善しているかをもっと分かりやすくお伝えする必要があると思います。
オンラインゲームユーザーで「Ping値が大事」「10Gbpsと言えど専用帯域が必要」といったことをご存知の方も多いですが、それを知らないゲーマーさんも多いので、どのゲーマーさんにも「ゲームを快適に楽しむならPingや専用帯域が重要」というところをしっかり訴求していきたいです。
「専用帯域」という言葉も、なんとなく知っているけどよく分からないという方に理解していただくための工夫が必要だと感じます。
老舗プロバイダとしてゲーム環境をトータルでサポートしていく



hi-hoひかり with gamesのPRも含めて、キャンペーンの実施や新たな施策などもあれば教えてください!



キャンペーンに関しては新しいゲーミングルーターがレンタルできるようになったタイミングだったり、提携してるeスポーツチームの選手が優勝したりといったタイミングに行いたいと思っています。
ただ、キャンペーンに注力するというより、契約していただいているお客様のために専用帯域を広くして品質を確保したりサポート体制を強化したりといった部分に予算を使っていく方針でおります。



なるほど!目先の利益というより、サービスの土台であったりお客様が実際使われる部分に力を入れていくという方向性ということですね。



はい、他社光回線と比べると月額料金も少し高いのですが、その分安心してお使いいただけるような「サービスの保証」という部分を重点的に取り組みたいです。
例えば、コールセンターでお客様からの電話を受けるオペレーターの社員教育にコストを投入して、いかに品質を落とさず正確にトラブルを解決していけるかというサポート体制を万全にしていきたいと考えています。



ありがとうございます。
hi-hoひかり with gamesとして今後、新しく始めたいサービスはありますか?



将来的には回線だけではなく、「快適なゲーミング環境をトータルで提供していける会社」を目指していきたいです。
検討段階ではありますが、ゲーミングルーターだけでなくゲーミングPCのレンタルであったりとか、ゲームができる環境を提供するという意味でeスポーツカフェのような場所であったり、自宅まるごとゲームが楽しめる空間を提案できるようなサービスができればいいですね。
弊社の方針としても、老舗プロバイダとはいえ新しい分野を開拓していくためにゲーム領域というジャンルに力を入れていきたいと考えています。
eスポーツやオンラインゲームの市場から見るとゲーム専用回線のニーズはこの先も高まっていくと思いますので、ゲームでラグが生じたり、ラグが原因でストレスを感じるお客様を救いたいという気持ちで展開していきたいです。
「hi-hoひかり with games」はeスポーツチームや人気ゲーマーとも提携し、ゲーム専用回線として専用帯域による安定した高速通信やPing値の常時監視、高性能ゲーミングルーターのセット提供など、オンラインゲームを快適にプレイできるようこだわっていた。
老舗プロバイダならではの手厚いサポート体制はもちろん、トラブル時の「駆けつけサービス」の提供を予定するなど、ゲーム環境の不安をまるごと解消するための取り組みにも力を入れる。
すべてはeスポーツ業界を盛り上げ、オンラインゲームユーザーに満足のいくプレイを楽しんでもらいたいという強い思いがベースとなっている。
ゲームをもっと楽しくストレスなくプレイしたいと考えるすべての人に、「hi-hoひかり with games」の本気をぜひ感じてほしい。










