auのキッズ携帯は2種類！小学生は「マモリーノ6」中学生からはスマホにセキュリティをかけるのがおすすめ

入学や進級を機に、子どもへauのキッズスマホやキッズ携帯を持たせようと考えている保護者の方も多いのではないでしょうか。

auでは現在キッズスマホの販売を終了していますが、「mamorino 6」「mamorino 5」という2種類のキッズケータイを販売しています。

いずれもスマホのような操作性で、防犯面での安心機能も備わっているので、小学生・中学生のお子さまにおすすめです。

また、auではiPhoneやAndroidに子ども向けのフィルタリングサービスを適用させることも可能なため、一般的なスマホを持たせる場合でも安心して使用できます。

今回は、auの最新キッズスマホ・キッズケータイのほか、おすすめの料金プラン、auでキッズスマホを持たせるメリットを解説します。

この記事を参考に、お子さまにとってauの端末が最適なのか確かめてみましょう。

auで販売しているキッズケータイは「mamorino」2機種のみ！

現在、auでキッズ携帯とされている機種は、「mamorino 5」と「mamorino 6」の2機種のみです。

そのため、子どもにauのキッズケータイを持たせたい場合は、mamorino 5とmamorino 6のいずれかを選びましょう。

この項目では機種選びの参考になるよう、mamorino 5とmamorino 6の特徴を解説します。

mamorino 6

mamorino 6は、mamorinoシリーズの最新モデルです。

シリーズ初のカメラが搭載されたことにより、防犯ブザーを引くと周囲の風景を自動で撮影して保護者へ送信される機能が追加されました。

【mamorino 6 概要】

端末代	22,000円
本体サイズ	約W55×H105×D14.1mm
重さ	101g
ディスプレイ	約3.4インチ
バッテリー容量	1,540mAh
連続通話時間	約640分
連続待受時間	約380時間
アドレス帳登録件数	50件
防水・防塵・耐衝撃機能	あり
カメラ	あり （メイン：約500万画素/フロント：約200万画素）
機能	GPS・カメラ連動防犯ブザー 緊急速報メール 緊急通報位置通知 +メッセージ SMS 簡易留守録 安心ナビ（探される側） おうちWiFi通知 居場所通知 学校モード 安心ナビ（有料） 通報サービス/現場急行サービス（有料

以下では、mamorino 6の特徴を解説します。

タッチパネル対応！スマホ感覚で操作できる

mamorino 6はケータイでありながらタッチパネルに対応しているため、スマホ感覚で操作できます。

そのため、スマホやタブレットなどの操作に慣れているお子さまであれば、mamorino 6を難なく使いこなせるでしょう。

両面にカメラを搭載

mamorino 6はシリーズ初のカメラ搭載モデルで、外カメラだけでなく内側にもカメラが搭載されています。

子どもが自分で写真や動画を撮影して楽しめるだけでなく、防犯ブザーを引くと周囲の風景を自動で撮影して保護者に送信する機能も利用できるため、従来モデルより防犯性もアップしました。

メッセージ機能「＋メッセージ」が無料で使える

mamorino 6はLINEを利用できない代わりに、「+メッセージ」を無料で使えます。

+メッセージはLINEと同じようにメッセージやスタンプ、画像などを送信できる、au・ドコモ・ソフトバンクの共通アプリです。

mamorino 6の場合、保護者が許可した相手のみとやり取りできます。電話が使えないときや、ちょっとした連絡をしたときなどに便利なアプリです。

GPSでの居場所確認「安心ナビ」が使える

「安心ナビ」とは、GPS機能を使用した有料サービスです。安心ナビを申し込むと、以下の機能を利用できます。

機能名	概要
いますぐサーチ	子どもの現在地を地図上に表示する
みまもりサーチ	子どもの移動経路を地図上に表示する
見つけてお知らせ	子どものケータイの電源が入っていないとき、または電波の届かない場所にいるとき、居場所がわからないときなど、居場所を把握できた時点で位置情報がメールで通知される
エリアでお知らせ	子どもが指定したエリアに出入りすると、メールで通知が来る
タイマーでお知らせ	設定した時間中に移動した経路を地図で確認できる
電池残量でお知らせ	ケータイの電池残量が一定を下回ると、電池残量低下のお知らせと子どもの位置情報がメールで通知される
居場所お知らせメール	子どものケータイからパートナー登録されている保護者へ、自分の位置情報をメールで送信できる

利用料は月額330円で、料金は保護者の方のみ請求されます。

安心ナビには子どもの位置情報をいち早く確認するための機能が豊富に揃っているので、安心機能をより充実させたい場合は申し込みを検討しましょう。

学校モードに対応

mamorino 6には画面が暗くなり、電話やメッセージがきても着信音が鳴らなくなる「学校モード」が搭載されています。

塾などにケータイを持っていく場合でも、学校モードをオンにしておけば、授業に支障をきたす心配がないので安心です。

基本料金は月額550円から

mamorino 6は利用者の学年によ って契約できる料金プランが決まっていますが、最安550円～利用できます。

利用者の学年	プラン名	月額料金
小学生以下 （+メッセージ利用不可）	ジュニアケータイプランN	550円
小学生以下 （+メッセージ利用可能）	ジュニアケータイプランME	660円
中学生以上	ケータイプラン（LTE NET込）	1,408円

+メッセージ対応プランの場合660円、中学生以上だと1,408円に値上がりしますが、それでもauの一般的な料金プランより大幅に安く設定されているため、経済的負担は少ないです。

mamorino 5

mamorino 5は、先ほど紹介したmamorino 6の旧モデルです。

【mamorino 5 概要】

端末代	11,000円
本体サイズ	約W56×H99×D15.5mm
重さ	105g
ディスプレイ	約2.8インチ
バッテリー容量	1,200mAh
連続通話時間	約470分
連続待受時間	約470時間
アドレス帳登録件数	50件
防水・防塵・耐衝撃機能	あり
カメラ	なし
機能	防犯ブザー GPS 緊急速報メール SMS 安心ナビ（探される側） おうちWiFi通知 居場所通知/連続居場所通知 おうちだよ通知 出かけるよアラーム 出ないときガイド 着信自動応答 電池残量通知 電源オフ通知 学校モード 安心ナビ（有料） 通報サービス/現場急行サービス（有料）

mamorino 5 は、防犯ブザーやGPSなど基本的な見守り機能を備えたキッズケータイです。

防水・防塵・耐衝撃に対応しており、通学や外出時にも安心して持たせることができます。

端末代が 11,000円と安価 なため、コストを抑えて子どもにケータイを持たせたい方におすすめのモデルです。

なお、最新モデルの mamorino 6 とは搭載機能にいくつか違いがあります。
下記に、主な違いをまとめています。

【mamorino 5／6 スペック比較表】

	mamorino 5	mamorino 6
端末画像
端末代	11,000円	22,000円
カメラ	×	〇
+メッセージ	×	〇
画面サイズ	約2.8インチ	約3.4インチ
バッテリー	1,200mAh	1,540mAh

mamorino 5とmamorino 6の大きな違いは、カメラの有無です。mamorino 5にはカメラが搭載されていないため、mamorino 6のように防犯ブザーを作動させてもケータイで周囲の写真を撮影できません。

また、+メッセージや緊急通報位置通知（110/119/118に通話した際、自動的に位置情報を相手に通知する機能）、簡易留守録など、mamorino 6では使用できる機能が一部使用できない点も要注意です。

ただし、mamorino 5はmamorino 6より端末代が11,000円も安いので、端末代の安さを重視する場合にはmamorino 5のほうがおすすめといえます。

auのスマホでフィルタリングサービスの活用がおすすめ！

auでは、「あんしんフィルター for au」というフィルタリングアプリが無料で提供されています。

こちらのフィルタリングアプリを活用すれば、お子さまに一般スマホを渡しても、キッズスマホ同様、安全に使用することが可能です。

【あんしんフィルター for au 概要】

月額料金	無料
申し込み	不要
対応機種	・Android：Android 5.0以上 ・iPhone：iOS9.0以上
安心機能	・インターネット・アプリのフィルタリングサービス ・利用時間帯の設定 ・保護者による利用状況の把握 ・居場所がわかるエリア検索

「あんしんフィルター for au」をお子さまのスマホにインストールすると、有害なWebサイトやアプリを自動的にブロックしたり、生活スタイルに合わせたスマホの利用時間を制限できたりします。

また7日前まで遡り、インターネットで何を調べていたのかを確認したり、現在地を把握したりすることも可能です。

フィルタリングの強弱は保護者側でレベルを設定でき、制限されているサイトやアプリでも個別に許可を出すことは可能なので、お子さまの成長に合わせて設定を調節してみましょう。

子どもにおすすめなauのスマホ・ケータイ

auの一般スマホやケータイにフィルタリングをかけて子ども用のキッズスマホ・キッズケータイにしたい場合は、以下の2機種がおすすめです。

iPhone 16e

iPhone 16e は最新のiPhone 16シリーズのコスパモデルで、ハイスペック機能を搭載しつつ安心の低価格で購入できます。

また、iOS 18対応でセキュリティアップデートや「スクリーンタイム」など保護者向け機能も万全です。

USB-Cポート＆eSIM対応で紛失・故障時も手続きが簡単、IP68防水・防塵や衝突検出・衛星SOS（2年無料）などトラブル対策も充実しています。

【iPhone 16e 概要】

端末代	64GB：112,800円（38,547円） 128GB：129,800円（45,100円） 256GB：162,800円（57,900円）
本体サイズ	高さ 146.7mm×幅 71.5mm×厚さ 7.80mm
重さ	約167g
ディスプレイ	約6.1インチ
画素数	アウトカメラ：4,800万画素 インカメラ：1,200万画素
ストレージ	128GB/256GB/512GB
メモリ	非公開
CPU	A18チップ
バッテリー容量	非公表

かんたんケータイ ライトKYF43

かんたんケータイ ライトKYF43は、シニア向けスマホとしても需要が高いauケータイです。

しかし、よく使う連絡先や機能を3つまで登録できるボタンや、見やすいメニュー構成、大きな文字表示など、小学校低学年のお子さまでも使いやすいケータイといえます。

【かんたんケータイ ライトKYF43概要】

端末代	33,000円
本体サイズ	約W51×H115×D18.3mm
重さ	約133g
ディスプレイ	約3.4インチ
画素数	約800万画素
ストレージ	8GB
メモリ	1GB
CPU	QM215 1.2GHz/4コア
バッテリー容量	1,500mAh

家庭内での利用を考えた配慮も魅力で、付属の卓上ホルダに置けば大きな音で着信を知らせてくれるため、着信を見逃しにくく、またスピーカーフォンとして家族みんなで通話することも可能です。

さらに、防水・防塵・耐衝撃に対応したタフな設計で、子どもが誤って落としてしまった場合でも安心。泡ハンドソープやアルコールで拭き取れるので衛生面でも心配がありません。

小学生に持たせるならスマホでなくてもOK！

スマホは便利な反面、端末代や壊れたときの修理代が高いなどの理由から、自己管理が難しい小学生に持たせるのはまだ不安だと思う保護者の方も多いでしょう。

以下の、NTTドコモのモバイル研究所が2024年に発表したの調査結果によると、小学生は低学年までスマホとケータイの所有率にほぼ差がないことがわかっています。

一方スマホの所有率は塾や習い事で帰りが遅くなったり、友達付き合いのなかでLINEなどのSNSが必要になってきたりする、小学校高学年から中学生に向けて上昇しています。

このデータから小学校低学年のうちは機能性が高いスマホを無理に持たせるよりも、見守り機能や安心機能が充実しているキッズ携帯で十分といえるでしょう。

子どもにauのスマホを持たせるメリット

最後に、子どもへauのスマホを持たせるメリットを3つご紹介します。

お得にスマホを購入できる

auでは、「スマホトクするプログラム」や「au Online Shopスペシャルセール」など、高額な最新スマホもお得に購入できるキャンペーンを多く展開しています。

また、新品にこだわりがない場合は、30日間の無料交換保証が付いたau認定中古品（au Certified）も購入可能です。認定中古品はauが認定した高品質な中古スマホなので、中古品でも十分快適に使用できます。

店舗での手厚いサポートを受けられる

auはオンラインショップだけでなく、全国のauショップでもスマホを購入できます。

店舗ではスタッフにスマホやプラン選びをサポートしてもらったり、スマホの基本操作やアプリの活用方法まで無料で教えてもらえる「スマホ教室」に参加したりできるので、はじめてスマホを持つお子さまでも安心です。

中学生以上は本人名義での契約も可能

auは中学生以上であれば、本人名義でスマホを契約できます。

お子さまの名義でスマホを契約しておけば、成人後、お子さまご自身で機種変更などの手続きができるため、便利です。

まとめ

今回は、auの最新のキッズ向けスマホ・ケータイのほか、おすすめの料金プラン、auでキッズ向けのスマホを持たせるメリットなど解説しました。

auではキッズスマホの販売を終了していますが、「mamorino 5」「mamorino 6」というキッズ携帯を販売しています。

mamorinoは安い料金で利用できるだけでなく、スマホのような操作性と充実した見守り機能も利用できるため、はじめてお子さまに持たせるケータイとしてピッタリです

スマホを持ちたいお子さまには、iPhoneやAndroidの端末を購入後、「あんしんフィルター for au」をインストールすると危険なサイトやアプリから守るフィルタリングがかけられます。

キッズケータイでは物足りない中学生・高校生のお子さまには、「あんしんフィルター for au」を利用して、今回紹介したauのスマホ・ケータイを参考にauスマホやケータイの購入を検討してみましょう。