メルカリグループが2025年3月4日に新サービス「メルカリモバイル」の提供を開始した。
多くのスマホユーザーが抱える「ギガが足りない」「データが余る」という葛藤を、「ギガがメルカリで売り買いできる」という画期的な構図に変換し、提供直後から大きな話題を呼んでいる。
「モノの売り買い」から「目に見えないギガの売り買い」へ。
メルカリが「メルカリモバイル」を通して目指す「あらゆる価値の循環」とは何か。
サービスリリースから約半年でプラン刷新やメルカリユーザーへの特典追加など、進化し続ける「メルカリモバイル」の挑戦と開発チームの思いを独占インタビューする。

永井 美沙氏
Nagai Misa
株式会社メルカリ 新規事業 Business Development & Growth Director。※2025年10月22日取材時点
東京都出身。
新規事業立ち上げとしてメルカリに入社し、以降、MVNOビジネスの立ち上げからリリース後のグロースを担当。
メルカリモバイル誕生の背景

メルカリグループが新たに立ち上げた通信サービス「メルカリモバイル」。
メルカリが自社のモバイルサービスを立ち上げた理由を、株式会社メルカリ 新規事業 Business Development & Growth Director(※2025年10月22日取材時点)の永井美沙氏に聞いた。
メルカリモバイルの概要を見る
| 回線 | ドコモ 5G ドコモ 4G LTE ドコモ 3G |
|---|---|
| 月額料金 | 4GB:990円 10GB:1,730円 20GB:2,390円 40GB:3,700円 |
| 国内通話料 | 22円/30秒 |
| かけ放題オプション (国内通話) | 5分かけ放題:500円 10分かけ放題:770円 無制限かけ放題:1,320円 |
| 登録手数料(初回のみ) | 3,300円 |
| SIMタイプ | eSIM/SIMカード |
| 支払い方法 | クレジットカード メルペイのあと払い /メルカード メルカリポイント払い メルカリ売上金での支払い メルペイ残高での支払い |
メルカリモバイル誕生の理由は、スマホユーザーが抱える2つの課題の解決にあるという。
オールコネクトマガジン編集部メルカリがモバイルサービスを立ち上げた理由を、まずは教えてください!



スマホを利用されているお客さまの課題を解決したいという思いから、スタートしています。
まずは「乗り換えの面倒さ」。
例えばショップに行ってスマホを乗り換えようと思った場合、2時間ぐらい説明を聞いたり手続きを進めたりして、ようやく完了して出てきた時にはもうヘトヘト…という体験は多くの方が経験されているはずです。
かんたんに乗り換えや手続きができるモバイルサービスを作りたいという思いが1つ目の理由です。



確かに「スマホの乗り換えは面倒くさい」と感じている方は多そうですね。



さらに、スマホはいろいろな使い方をされるお客さまがいて、プランも多種多様になってきています。
スマホ代として月1万円程度支払うのが普通だった時代から、数百円で使えるという広告が出てきて、「自分にとって何がベストの選択か分からない」という方も増えてきていると思います。
お客さまの抱える不安や疑問を、メルカリらしい分かりやすさやサービスで解消したいというのが2つ目の理由です。
「メルカリアプリで完結」というシンプルさにこだわった


メルカリモバイルでは申し込みから契約、ギガの売買や利用状況の確認まで、すべてがメルカリアプリ内で完結する。
さらに、同じアプリ内で得たメルカリの売上金やポイントをそのまま通信費に充てることも可能だ。



メルカリモバイルでは乗り換えの面倒さや手続きの煩雑さといった課題に、どのように対処していますか?



とにかくシンプルに、お客さまが使いやすいサービスにするというのは、サービスインまで、そしてそれ以降も相当こだわっている部分です。
申し込みもメルカリアプリ内ですべて行い、規約などを読んでいただく必要はありますが、最短で数分程度で手続きが完了します。
一番簡単なステップで必要な項目に絞って、かつ重要な情報はお客さまにしっかりご理解いただけるような工数を見極めました。
どのように進めれば分かりやすいか、重要な部分をご理解いただけるかという点は試行錯誤を繰り返して、申し込みフローを構築しています。



メルカリモバイルの契約後も、アプリの中で利用情報が確認できるのは利便性が高いポイントですね!



メルカードも含めたメルカリのサービス全般で言えることですが、アプリ内で即時に使ったものや取引状況が分かるのは大きな特徴です。
メルカリモバイルで使ったデータ容量が、いつも使ってるメルカリアプリを開いてマイページからすぐに分かります。
例えば、残りのデータ容量やギガを買い足した場合もすぐに反映されるので、即時性という部分はお客さまにとって、ご自身の取引がすぐにわかるという意味でも安心してお使いいただけるポイントだと思っています。



一般的にスマホの利用状況を確認する場合、マイページなどにアクセスしてログインするなど少し手間がかかる印象があるので、いつものアプリからすぐに分かるのは便利ですね。



スマホ料金は何となくうやむやになっているという方も多いと思いますので、メルカリモバイルでは透明性を持って安心して使っていただきたいと思っています。
安いだけじゃなく、分かりやすさや利便性も追求している部分は、メルカリグループの目指す方向性と同じだと感じています。
ギガという目に見えないものに価値を見出す





メルカリモバイルのサービスがスタートした理由として、お客さまの課題解決があったということですが、メルカリグループとして通信業界に参入した理由もあれば教えてください!



メルカリのミッションとして「あらゆる価値を循環させてあらゆる人の可能性を広げる」というものがあります。
このあらゆる価値というのは、自分の身の回りにあるものは何でも価値があるという考え方です。
例えば子供が拾ってきたどんぐりでも、メルカリに出品して欲しい人との取引が成立すれば、売上になる。
こういった形であらゆる価値を循環させていく。どんぐりに例えば300円という対価が支払われれば、その300円で次また違うことができる。
そんな可能性を広げていく、これが我々のミッションと考えています。
次にどのような価値をメルカリのエコシステムの中で循環させていけるだろうかとなった時に「ギガ」に着目しました。



ギガを売買できるというのは、今までになかったサービスで独創性が高いですよね!



今特許を申請していまして、日本初のサービスということになっています。



どういうところからギガに価値を持たせるというアイデアが生まれたのですか?



ギガは誰でも持っているというところが大きな着目ポイントになっています。
誰も持ってないものだとなかなか循環しにくいですし、ましてやモバイルは必須サービスで、皆さんが使っていらっしゃる。
これをより良くするためには、みんなが持っているけど見落としていたものに価値を見出すということが重要だと考えました。
また、メルカリは自分の身近にある「見えるもの」、物理的にあるものをC to Cで取引するというところから始まっていますが、最近では「見えないものの価値の取引」にも広がってきていました。
例えば時間や知識、スキル、暗号資産やNFTといったデジタルの価値や目に見えないものの価値に対する取引も、これからは増えていくだろうと見ています。
ギガも見えないもの、形のないものなので、メルカリのプラットフォームで取り扱っていく兆しとして「あり」ではないかというところで始まっています。



ギガも人によっては持て余したり、足りなくなったりということはありますよね。



スマホのギガは余ったら翌月に繰り越せるサービスもありますが、繰り越している時点でまた翌月も余るので、結局価値にはならないケースも多いんですよね。
もし、この余ったギガに価値を与えて循環させて、その売ったお金で例えばメルカリでもお買い物をしたり、メルカードの支払いに当てたりということもできます。
さらに、メルカリの中での支払いに使っていただかなくても、自分への投資であったり、自分を満たすもののために使える。
次の価値として「ギガ」はどうだろうというアイデアが発端になっているところはあります。
メルカリモバイルの開発秘話 「メルカリらしいモバイルサービス」が大前提





今回、メルカリモバイルはどれくらいの人数でチームを立ち上げられたんですか?



具体的なところはお伝えできませんが、とにかく少数精鋭で、早くリリースしてお客さまにフィットする形に改善していこうということで調整しながら進めました。



先ほどのギガを売買できるモバイルサービスをしようというのも、まずアイデアが生まれて、そこから実現に向けて走り出したという形ですか?



そうですね。メルカリがやるからには「メルカリらしいモバイル」にしようという部分を重視して、C to Cで「ギガが売れるモバイル」という部分からスタートしています。
モバイルサービスを立ち上げようというより、ギガが売れるモバイルをリリースしようという流れでした。



2025年3月にスタートされるまででいうと、立ち上げから大体どれぐらいの開発期間がかかりましたか?



はっきりとはお伝えできませんが、信じられないぐらい早いスピードで立ち上げから、リリースまで進めています。



スピード感をもって取り組んでいく中でも、大事にした軸みたいなものはありますか?



ぶれないのはやはり、メルカリグループのミッションの部分です。
あらゆる人の可能性を広げるということを目標にしているので、あらゆる人が使えなければ意味がない。
そういった部分では、小さいチームで皆同じ方向を向いてミッション達成に向かっていきました。
ギガの売買に関するルール作りは丁寧にこだわったポイント
メルカリモバイルの特徴であるギガの売買には、主に以下のルールがある。
- 1GB単位での取引が可能
- ギガの出品は1回の取引につき最低価格が200円から
- ギガの出品は1GBあたり500円が上限金額
- 販売手数料として売上の10%がかかる
- 購入したギガは再出品できない
- 購入したギガの利用期限は購入した月の末日まで
- ギガの売買に取引評価はつかない
ギガの売買はメルカリモバイルの核となる部分なだけに、ルール作りにはこだわったという。



ギガをやり取りできるようにしようとなった時に、他社でやっているところがないので、相当試行錯誤を行いました。
どうしたらまず売り買いをしてみようと思っていただけるか。ギガの売買というものをどう定着させていけるか。
分かりやすくてシンプルなルールにするというのが重要だと感じたので、議論を重ねて今の形に収まりました。
サービスインまでにサポート体制も万全に



メルカリモバイルのリリースにあたり、苦労したことがあればお聞かせください!



我々の苦労というよりも、お客さまの中には心理的なハードルにつながってしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、サービス当初はeSIMだけでスタートしました。
おそらく日本でeSIMというのはまだ使われている方が少なくて、お問い合わせもたくさんいただきました。
eSIMだけでサービスをスタートさせたのも恐らく弊社だけで、どういう風にお客さまの課題を解決させていただくといいのかというノウハウもなく、手探り状態で始めたという形です。
ただ、eSIMに関するサポートをさせていただいて、途中で「分からないからやめます」というお客さまが本当にいらっしゃらないんです。
ノウハウを貯めていくプロセスは苦労の一つですが、世の中に先駆けてeSIMに対してどういう風にお客さまとやり取りをしていけばいいのか、使い勝手が良いものになるのかといった部分が分かるようになったのは強みだと思います。



「eSIMってどうしたらいいですか?」という方への対処は、具体的にどのようにされているのでしょうか?



実店舗を持っているわけではないので、お越しいただいて手取り足取りというわけにはいかないのですが、メルカリモバイル専用のカスタマーサポート窓口を設けさせていただいております。
リリースのタイミングまでに万全のサポートができるよう、スタッフにはトレーニングを行ってきました。
サービスサイト上やアプリ上でも開通の手順を丁寧に説明しております。
あと、eSIMでの乗り換えは実はそんなに難しくないんです。
ただ、一般的に「eSIMは難しい」と思われている方も多いので、実は難しくないという部分もご説明させていただいております。



万全のサポート体制を整えられているというのも、お客さまにとっては大きなメリットですね。



そうですね。ただ、ご自身で解決できる方もいらっしゃると思うので、サポートに関してはまだまだ課題を感じています。
例えば、自分で調べて解決したいお客さまに向けて、サービスサイトから分かりやすい方法を提案するなど、今後もいろいろ工夫していきたいと思っています。
ユーザーの意見を反映してサービスをブラッシュアップしていく


メルカリモバイルのリリースから約半年経過し、契約者から寄せられる声も多岐にわたるという。
メルカリモバイルではユーザーからの意見も丁寧に拾い上げ、ルールや機能の改善に活かしている。



実際にサービスがスタートして半年、現在どのように感じていらっしゃいますか?



正直、まだ完成形ではないと思っています。
使っていただいたお客さまのお声をSNSなどから見ているのですが、やっぱり「買ったギガをもう一度売りたい」とか「購入したギガは月末までではなく繰り越したい」といったご意見も多く聞かれます。
お客さまの声は常に参考にしながら、今後もサービス内容を調整していきたいとは思っています。



お客さまの声は具体的には、どこから取り入れていらっしゃいますか?



大きく2つあります。
まずプロダクトをリリースする前・アップデートをかける前に関しては、まず試作品を調査にかけて、実際のお客さまとして使ってみた場合にどう思いますか?というのをリサーチしています。
使いにくい部分などはその時点で調整を繰り返したうえで、サービスをスタートさせました。
リリース後に関しては、SNSの声は徹底的に分析してます。
また、契約された方や解約された方、メルカリモバイルをまだ知らない方も含めて調査を行っています。
本当に小さく始めてそこから成長させていこうというコンセプトで行っていますので、お客さまの声を聞くというプロセスは必須だと思ってます。
「ギガの売り買い」 ユーザーからの反響は?


ギガの売買には最低出品価格200円~といったルールがあるが、実際の取引価格はユーザー間で自由に決まる。
日本初だという「ギガを売り買いできるモバイルサービス」は、実際にどのように利用者に受け入れらているのか。



ギガの出品価格は200円からで、メルカリモバイル公式としても1ギガ550円で販売されていますが、相場の動きに傾向などはありますか?



メルカリモバイルのギガは繰り越しできないので、売買の相場は月初や月末のタイミングで大きく異なります。
相場は大きく動いていて、かなりドラマチックな変動がありますね。
値動きがあるということは、やはり取引がされているということになります。
ご契約いただいている方は2人に1人の割合で、ギガを売ったり買ったりをご経験いただいています。



実際にはどれくらいの単価で売り買いされているのでしょうか?



タイミングによって大きく差がありますが、例えばサービス提供後で申し上げると、取引が成立したギガは2~3ギガなどまとめて販売しているので、1ギガ平均では80円くらいが相場でした。
通常、スマホ会社で自分が契約している容量を超えてしまって追加でギガを購入する場合、1ギガ1,000円とか、安くても500円が相場だと思います。
メルカリモバイルでも公式でお売りする場合には550円(税込)ですが、公式から購入する必要はないので、お客さま同士でお買い物していただければ格安で買い足せるというのも魅力です。



スマホのプランを選ぶ際に起きるギガが余るのは嫌だなとか、足りなかったら困るなという悩みも、気軽にギガを売買できると考えると解決策になりますね。



そうですね。通信業界では未知の機能なので、まずはメルカリモバイルに加入して、まずはご自分が安心できるデータ容量のプランを選んでいただいて。
ギガの売り買いというのを実際やってみて、「面白いな」とか「売れるな」「買えるな」というのを実感いただきながら、最適なプランを見つけていただくのがいいと思っています。



メルカリモバイルの契約者でなくても、メルカリのアプリからギガが出品されているのは見られるのですか?



はい、どなたでもメルカリアプリから見られます。
何ギガがいくらで売れているかも、ギガが取引されているページから契約されていない方でも見られるので参考にしていただければと思います。
ギガが実際に売買されているのを見て、「結構売れてるのね」というコメントもたくさんいただきましたし、ギガの売買で黒字になったというお客さまもいらっしゃるようです。
リリース後も進化を続けるメルカリモバイル


サービス開始から半年後の2025年9月~10月にかけて、メルカリモバイルでは大規模なリニューアルが行われた。
ながい氏も「この1〜2ヶ月で一気にアップデートを重ねました」と語るように、ユーザーの利便性を高める施策が次々と実装されている。
【メルカリモバイルのリニューアルポイント】
| 項目 | リニューアル前 | リニューアル後 |
|---|---|---|
| 料金プラン | 2種類 2GB:990円 20GB:2,390円 | 4種類 4GB:990円 10GB:1,730円 20GB:2,390円 40GB:3,700円 |
| SIMの種類 | eSIMのみ | eSIM SIMカード |
| 本人確認書類 | マイナンバーのみ | マイナンバー 運転免許証 |
| 支払い方法 | メルカード メルペイのあと払い メルカリポイント払い メルカリ売上金での支払い メルペイ残高での支払い | メルカード メルカード以外のクレジットカード/デビットカード メルペイのあと払い メルカリポイント払い メルカリ売上金での支払い メルペイ残高での支払い |



スタート当初はプランも2種類でSIMカードもなくeSIMのみ、という内容でした。
シンプルな状態でまずリリースした理由というのは、スピード感をまず重視されたからですか?



おっしゃる通りです。
まずはスピード感を持って世の中に出して、どういうところが使い勝手が悪いのか、どういう部分を改善していけばいいのかという点を調査しながら、よりよいサービスをお客さまと一緒に作り上げていくという工程を取らせていただきました。
2025年9月1日から4つのプランに拡充





2025年9月1日から料金プラン刷新された形になりますが、4つの選択肢に増やした狙いをお聞かせいただけますか?



小容量と20GBという2つのプランに、新しく10GBと40GBを加えました。
10GBについてはモバイル業界の中だと中容量帯と呼ばれていて、お客さまの中でもニーズが多いデータ容量ではあります。
当初はメルカリモバイルで小容量に入っていただいて、ギガを買い足すことでカバーできると考えていました。
しかし、乗り換えの際に今使っている容量に対していきなり小容量まで減らすというのは不安という声も多くありました。
それならば、スタート時に中容量帯を選んで、状況によってギガを売り買いできるという体験をしていただく方が安心感があると思い、10GBを追加しました。



40GBの大容量プランについては、いかがですか?



40GBもお客さまの声を反映して追加させていただいております。
通勤の間や少し時間が空いた時に動画を視聴するといった使い方をされるお客さまも増えていて、全体的にデータをたくさん使うというトレンドがあると思います。
20GBでは「ちょっと心細い」「物足りなさを感じる」という方に向けて、プランを選ぶ際の安心感として大容量プランも増やした経緯があります。



小容量プランは2GBで990円だったのが、価格は据え置きで4GBになりました。
4GBで990円は料金的にも魅力を感じる方が増えたと思います。



そうですね、通信量が全体的に増える傾向にあるなかで、2GBよりも4GBの方がお客さまのニーズにマッチするのではないかと思い、見直しをさせていただきました。
プランの拡充でお客さまに選んでいただく間口は広がったと感じています。



リニューアルで契約者数も一気に増えたのではないでしょうか?



料金プランのリニューアルと同じタイミングでSIMカードが選べるようになったり、本人確認がマイナンバーカードだけだったのが運転免許証も可能になったり、他社のクレジットカードでのお支払いにも対応したりと、この1~2か月で激動のアップデートを行いました。
結果的にいろいろな効果が混ざっているとは思いますが、お客さまが一気にこちらを向いてくださったという印象はあります。
メルカリユーザーが「使わない理由がない」サービスを目指す


2025年10月には、メルカリユーザー向けの特典プログラムがスタートしている。
メルカリモバイルの契約者は「買う特典(ポイント還元)」または「売る特典(販売手数料50%オフクーポン)」のいずれかを選べるようになった。



そもそもメルカリモバイルのターゲットっていうのは、メルカリを使っていらっしゃる方がまずメインですか?



そうですね。中長期的なことを申し上げると変わってくるとは思うんですけども、今の段階ではメルカリをご利用いただいているお客さまがメインだというふうに考えています。
そもそもメルカリのアプリが入ってないと申し込みができないので、必然的にメルカリのお客さまがまずはメルカリモバイルのお客さまになっていくと思います。
2025年10月から買う・売るで選べる特典プログラムを開始





2025年10月1日からメルカリモバイルに入るとメルカリがお得になる新特典プログラムを出しました。
メルカリユーザー向けの新特典を出した背景として、メルカリを使ってるお客さまが「メルカリモバイルを使わない理由がない」状態を作りたいと思ったところにあります。
今まではメルカリをやってるお客さまでもまだメルカリモバイルは使っていないという方が多い状態でしたが、料金プランやSIMカードなどの選択肢も広がって、より使いやすくなった上に「メルカリがお得になるのなら入る」というお客さまが増えてきています。



買う特典と売る特典、2つありますがこちらは契約者が選べるという形ですか?



はい、お選びいただけます。
メルカリモバイルを契約いただくと選べる画面が出てくるので、メルカリではお買い物がメインの方は買い物した金額に応じてポイントが還元される特典を選べます。





一方で「私はメルカリで売る専門です」という方であれば、販売手数料が50%オフになるクーポンが毎月もらえるので、そちらを選んでいただけます。





私もよくメルカリを利用させていただくのですが、売りたいタイミングと買うだけの時期もあったりするのですが、特典はその都度選べるんですか?



はい、基本的には申し込み時にお選びいただいた特典が毎月付与されるますが、翌月以降の特典はアプリから変更も可能なので希望にあわせてお使いいただけます。
メルカリモバイルを通してメルカリグループが見据える未来


メルカリモバイルはモバイルサービスを通して「価値の循環を楽しめる」体験を提供している。
ギガの価格の変動や売買の自由度は、まさにマーケットプレイスそのものだ。



今後はメルカリモバイルをどのようなお客さまに使っていただきたいとお考えですか?



まずはメルカリをよく使っていただいているお客さまが「もう使わない理由がない」「スマホを契約するならメルカリモバイルじゃないと得しないよね」という状態にしたいと思っています。
あとは、最大の特徴でもあるギガ売買にワクワクしていただける方です。
そういった方にまずはどんどん使ってみて、良さを実感していただけると嬉しいです。



ギガの売買は出品される方や買われる方の工夫次第で、さまざまな幅が広がりそうですね!



はい。モバイルってライフラインではありますが、メルカリがやるからにはちょっと面白さがあるサービスを目指しています。
値付けも自分でできますし、メルカリ本体のマーケットプレイスも同様ですが、どうなるかわからない要素であったり、エンターテイメント感やワクワク感だったりがメルカリモバイルにもあって、その辺を楽しんでいただけるのがいい点だと思っています。



ありがとうございます。
メルカリモバイルのターゲット層に向かって、具体的な施策などはありますか?



10月1日からスタートした新特典プログラムで多くのメルカリユーザー様が興味を持って下さったことは間違いないですが、もっと認知を上げていきたいと思っています。
メルカリモバイルを多くの方に知っていただくための施策はどんどんやってきたいです。
あとはサービス自体まだ完成形ではないので、もっともっと使いやすくなるように改善を続けていきたいですね。
モバイルとしての基礎機能をもっと拡充して、メルカリモバイルらしさもパワーアップして、使いやすさを向上していければ。



株式会社メルカリとしては、「誰もが安心して参加できる対等で自由なマーケットプレイスを創造していく」というコンセプトがありますが、モバイルの他にも今後新事業を広げていく予定はありますか?



メルカリでは「エコシステム」という言葉を使うのですが、価値が循環して本当に欲しい人の所に移り渡って、売った人にはその対価が支払われてどんどん回っていくのが理想ですね。
でも、メルカリの中で完結してほしいという話ではなく、中も外も含めてあらゆる人の可能性を広げていくというところが、弊社のミッションに繋がっていると思います。
新しい価値を循環させてメルカリのエコシステムが大きくなればなるほどお客さまにとってもいいことだと考えていますので、新規事業のチャンスは常にうかがっています。
具体的なことはお伝えできませんが、今後も新しい価値の循環に期待していただければと思います。



貴重なお話をありがとうございました!













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