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オールコネクトマガジン

北海道の光回線利用実態調査(2026年1月)

実施
2026年1月
対象
北海道在住者(15歳以上の男女)
有効回答数
n=1,000
方法
インターネット調査(QiQUMO)
集計CSV

株式会社ALL CONNECT(本社:福井県福井市)が運営する通信メディア「オールコネクトマガジン(https://all-connect.co.jp/magazine/)」は、2026年1月、北海道に住む15歳以上の男女1,000名を対象に「北海道の光回線利用実態調査」を実施しました。

調査の結果、光回線利用率は600人(60%)。一方で、冬季の通信不安定を感じる声も寄せられ、寒冷地ならではの課題が浮き彫りとなりました。

なお、本調査では北海道電力株式会社の光回線事業「ほくでん光」バリューマーケティング部の宮﨑氏・菊地氏にご協力いただき、調査結果に関するコメントを頂戴しました。

調査目的

北海道でインターネット回線を使うときには、地域ならではの事情が関わることがあります。

本調査は、北海道(道北・道央・道東・道南)に住む人が、どの回線や光回線事業者を使い、どのようなきっかけで契約したか、月額料金や通信品質への満足度・不満、北海道で光回線を使ううえで困ったこと、乗り換えで重視する点やためらう理由を把握するために実施しました。

北海道で回線の契約や乗り換えを考えている人が判断する材料として、地域の利用実態を数字で示すことを目指しました。

調査概要

調査対象
北海道在住者(15歳以上の男女)
調査時期
2026年1月
有効回答数
n=1,000
調査方法
インターネット調査(QiQUMO)
調査項目
  1. 利用しているインターネット回線
  2. 利用中の光回線事業者
  3. インターネット回線とセットで契約しているサービス(複数回答)
  4. 光回線を契約したきっかけ(複数回答)
  5. 契約時の理解度
  6. 現在の契約についての感想
  7. 現在の実質月額料金
  8. 料金に対する満足度
  9. 通信品質について不満を感じる点(複数回答)
  10. 北海道で光回線を使う上で困ったこと(複数回答)
  11. 光回線の乗り換え検討
  12. 乗り換える場合に重視するポイント(複数回答)
  13. 乗り換えをためらう理由(複数回答)
エリア分布
道北113名(11.3%)、道央624名(62.4%)、道東136名(13.6%)、道南127名(12.7%)
調査主体
オールコネクトマガジン編集部(株式会社ALL CONNECT)
利用条件
出典を書けば引用・転載・加工できます(CC BY 4.0)

設問6〜16・18は光回線利用者600名、設問19〜21は乗り換えを考えている人(約198名)への設問です。設問20(乗り換えをためらう理由)のみ、307名の回答を集計した値で、ほかの設問と対象の人数が異なります。

調査結果サマリー
  • 光回線利用率60%:北海道在住者の6割が光回線を利用
  • 冬季の通信不安定75人:北海道特有の課題として浮上
  • 乗り換え検討者33%:約3割が現状に満足せず乗り換えを検討中
  • 料金重視149人:乗り換え時に最も重視するのは「料金の安さ」
  • 手続き面倒118人:乗り換えをためらう最大の理由
目次

北海道のインターネット利用実態:60%が光回線を利用

結論:北海道在住者の60%が光回線を利用しており、主要サービスはドコモ光(23.5%)とauひかり(23%)が2強を占めている。

SURVEY DATAn=1000・単一回答
利用しているインターネット回線
60.0%光回線
光回線60.0%
ホームルーター18.2%
モバイルWi-Fi13.2%
その他8.6%
出典:オールコネクトマガジン「光回線利用実態調査【北海道編】」(n=1000・2026年1月実施・インターネット調査(QiQUMO))
数値を表で見る
利用しているインターネット回線の種類
回線種別道北道央道東道南人数割合
光回線73378777260060%
ホームルーター20115212618218.2%
モバイルWi-Fi1078261813213.2%
その他10531211868.6%

光回線の利用率が60%で最多。ホームルーター(18.2%)やモバイルWi-Fi(13.2%)を利用している層も合計31%存在し、固定回線への潜在需要がある。なお、エリア別では道北の光回線利用率が64.6%と最も高く、道東はモバイルWi-Fiの利用が19.1%と他エリアより高いなど、エリア差が見られた。

SURVEY DATAn=600・単一回答
利用中の光回線事業者
ドコモ光23.5%
auひかり23.0%
ソフトバンク光14.7%
フレッツ光13.3%
NURO光2.0%
電力系(北海道電力など)1.7%
その他11.0%
分からない10.8%
出典:オールコネクトマガジン「光回線利用実態調査【北海道編】」(n=1000・2026年1月実施・インターネット調査(QiQUMO))
数値を表で見る
エリア別
サービス名道北道央道東道南
ドコモ光28.8%23.0%26.0%18.1%
auひかり31.5%21.7%19.5%25.0%
ソフトバンク光8.2%16.4%13.0%13.9%
フレッツ光6.8%13.2%15.6%18.1%
NURO光0%3.2%0%0%
その他11.0%12.2%10.4%19.4%
分からない13.7%10.3%15.6%5.6%

光回線利用者 n=600

ドコモ光(23.5%)とauひかり(23%)が2強で、合計46.5%のシェアを占める。ただし道北エリアではauひかり(31.5%)がドコモ光(28.8%)を上回り、ソフトバンク光(8.2%)やフレッツ光(6.8%)のシェアが他エリアより低い傾向が見られる。

なお「その他」にはCATV(ケーブルテレビ)回線やマンション備え付けの回線などが含まれる。

光回線のシェアを見ると、ドコモ光とauひかりがほぼ拮抗しており、特に道北エリアでは両社の合計シェアが6割を超えるなど、他エリアと比べて大手への集中傾向が見られました。

ほくでん光_宮崎氏_菊地氏

今回「ほくでん光」バリューマーケティング部の宮﨑氏・菊地氏に各調査結果に対するコメントをいただきました。

オールコネクトマガジン編集部

道央圏以外のエリアでこのような傾向が出る背景について、どのようにお考えでしょうか。

宮﨑氏

確定的なことは申し上げにくいのですが、あくまで想定として、道央圏以外では若年層の割合が比較的少なく、高齢者の比率が高い傾向があります。

一度大手キャリアと契約すると、そのまま継続利用されるケースが多く、他社へ積極的に切り替える動きは都市部ほど活発ではないのではないかと考えています。

その結果として、道央圏以外では大手キャリアのシェアが高い傾向が続いているのではないでしょうか。

ちなみに当社のほくでん光の取り組みでお話する中でも、お客様の約5割は現在大手キャリアを利用されているという状況です。

オールコネクトマガジン編集部

やはり大手のほうがまだ多いという印象なんですね。今後この構図が変わっていく可能性はあるとお考えですか。

宮﨑氏

大手キャリア以外を自ら選ぶとなると、自分から情報を取りに行く必要があるため、ある程度リテラシーの高い方でないと難しいのではないかと感じています。

特に高齢の方にとっては、そうした選択のハードルが高い面があると思います。

通信事業者側が積極的にアプローチすれば別ですが、現時点でもさまざまな営業活動が行われている中でこの状況が変わっていないことを考えると、切り崩しはなかなか難しいのではないかと見ています。

光回線を契約した「きっかけ」

SURVEY DATAn=600・複数回答
光回線を契約したきっかけ(複数回答)
店舗(家電量販店など)37.3%
Web(比較サイト・広告など)24.2%
引っ越し時にまとめて契約21.7%
電話営業6.7%
訪問営業5.0%
その他9.3%
出典:オールコネクトマガジン「光回線利用実態調査【北海道編】」(n=1000・2026年1月実施・インターネット調査(QiQUMO))
数値を表で見る
全体
きっかけ人数割合
店舗(家電量販店など)22437.3%
Web(比較サイト・広告など)14524.2%
引っ越し時にまとめて契約13021.7%
電話営業406.7%
訪問営業305%
その他569.3%

光回線利用者 n=600(複数回答)

エリア別
きっかけ道北道央道東道南
店舗(家電量販店など)43.8%36.8%39.0%31.9%
Web(比較サイト・広告など)20.5%24.9%28.6%19.4%
引っ越し時にまとめて契約17.8%22.8%13.0%29.2%
電話営業11.0%4.2%10.4%11.1%
訪問営業1.4%5.6%5.2%5.6%

光回線利用者 n=600(複数回答)

店舗での契約が37.3%でトップ。Web経由(24.2%)と引っ越し時(21.7%)が続き、対面・オンライン・ライフイベントの3つが主要な契約チャネルとなっている。

オールコネクトマガジン編集部

店舗での契約が37.3%と最も多く、ウェブ経由が24.2%、引越し時のまとめ契約が21.7%と続きました。

ウェブ契約が広がっている中でも、店舗契約が依然として多い背景については、どのようにお考えでしょうか。

宮﨑氏

インターネット契約は”面倒””分かりづらい”と感じる方がまだ多く、速度や工事の話もあるため、積極的に検討しづらい商材だと思います。

その点、家電量販店や携帯ショップでは機種変更などの来店時に時間をかけて提案でき、”安くなるなら”とその場で決めるケースも多いのではないでしょうか。

一方で、ウェブ経由が2割強あるのはもう少し低いと思っていたので驚きでした。今後リテラシーの高い層が増えれば、ウェブはさらに伸びる可能性があると考えています。

オールコネクトマガジン編集部

やはりお客さんの側からインターネットを変えようというきっかけになるのは、店舗が多いということですね。

ちなみに、店舗でしか解消できない不安というのは、どのような点があると思われますか。

宮﨑氏

電話やウェブでのご案内と、内容自体はおそらく変わらないと思います。お客様の不安を解消できるポイントも同じはずです。

ただ、やはりお客様の側に「じっくり聞く時間があるか」「腰を据えて話を聞く気持ちがあるか」という部分が大きいのではないかと思っています。

対面であれば落ち着いてしっかりお話しできるという点で、店舗が選ばれているのではないでしょうか。

オールコネクトマガジン編集部

確かに、お顔が見えてのやり取りのほうが安心感や信頼感がありますよね。

北海道のインターネット利用実態
  • 光回線利用率は60%で最多
  • ドコモ光(23.5%)とauひかり(23%)が2強
  • 契約きっかけは店舗(37.3%)がトップ
  • 光回線利用者の63%が道央エリアに集中

セット契約の利用状況

結論:スマホ・携帯とのセット契約が338人で最多。固定電話(234人)も一定数あり、通信サービスのセット契約が主流となっている。

SURVEY DATAn=600・複数回答
インターネット回線とセットで契約しているサービス(複数回答)
1位スマホ・携帯56.3%
固定電話39.0%
電気12.0%
テレビ11.0%
ガス2.8%
出典:オールコネクトマガジン「光回線利用実態調査【北海道編】」(n=1000・2026年1月実施・インターネット調査(QiQUMO))
数値を表で見る
セット契約サービス人数
スマホ・携帯338
固定電話234
電気72
テレビ66
ガス17

光回線利用者 n=600(複数回答)

電気(72人)やガス(17人)とのセットは一定数存在するものの、通信サービスに比べると少ない状況である。

オールコネクトマガジン編集部

セット契約ではスマホとの組み合わせが最も多く、固定電話も一定数ある一方で、電気やガスとのセットはまだ少ない状況でした。

光回線を選ぶ際に、セット割を重視している方はどの程度いるとお考えでしょうか。

宮﨑氏

当社のほくでん光の取り組みでお客さまとお話する中でも、約5割の方が現在携帯電話とのセット割を利用している状況です。
やはり価格面の割引やポイント付与といったコストメリットが大きいと感じています。また、契約や請求をまとめられる点も利便性として評価されているのではないでしょうか。

当社では電気とのセット契約で、エネモポイント1,000ポイント/年を付与しており、こうしたインセンティブがお得感につながっていると考えています。

一方で、セット割は契約の自由度が下がる側面もあるため、更新時に見直すことが重要だと考えています。

オールコネクトマガジン編集部

なるほど、コストメリットがある一方で、長期的に見ると見直しも大切ということですね。

ちなみに電気とのセットが少ない結果になりましたが、こちらが広がりにくい理由はどこにあると思われますか。

宮﨑氏

おそらく、「電気とインターネットをセットにする」という選択肢が、まだ十分に認知されていないのではないでしょうか。

まさに当社のような電力会社がネットを提供するとなると、電気とのセットが強みになりますので、これからしっかりPRしていくべきポイントだと考えています。

オールコネクトマガジン編集部

確かにそうですよね。では逆に、電気とのセットが刺さりやすい層はどのあたりだとお考えですか。

宮﨑氏

先ほど申し上げた、ずっと同じ事業者を利用されている方にはご提案しやすいかと思ってます。

大手キャリアを長年ご利用されている方は、電気契約も当社をずっと選んでいただいているケースが多いのではないかと思っております。

そういった方に対して、「ネットもお使いでしたら、北電にまとめませんか」というご提案は十分できると考えています。

契約時の理解度・納得感と現在の満足度

結論:契約内容を「十分理解して契約した」人は59.8%で約6割を占めるが、「よく分からないまま契約した」人も20.8%存在する。契約後の満足度は「良かった」53.8%、「どちらでもない」43.0%で二分されている。

SURVEY DATAn=600・単一回答
契約時の理解度
59.8%内容を十分理解して契約…
内容を十分理解して契約した59.8%
よく分からないまま契約した20.8%
一部不明点があった19.3%
出典:オールコネクトマガジン「光回線利用実態調査【北海道編】」(n=1000・2026年1月実施・インターネット調査(QiQUMO))
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契約時の理解度
理解度人数割合
内容を十分理解して契約した35959.8%
よく分からないまま契約した12520.8%
一部不明点があった11619.3%

光回線利用者 n=600

約21%の人が「よく分からないまま契約した」と回答。光回線の契約は複雑で、分かりやすい説明へのニーズが高い。エリア別では道北が31.5%と他エリア(約19〜21%)より高い。

オールコネクトマガジン編集部

契約内容を十分理解して契約した方が約6割いる一方で、約2割は「よく分からないまま契約した」と回答していました。

光回線を契約する際に、特に理解しておくべきポイントがあれば教えてください。

宮﨑氏

契約内容を十分に把握しないまま契約されているケースも一定数あると感じています。

実際に「月額いくらで使っていますか」とお聞きしても、把握されていないことがあり、結果お客さまが現在の料金を勘違いしており、トラブルにつながる場合もあります。

そのため、契約時には“実際にかかる料金”をしっかり確認することが重要だと思っています。

月額料金にプロバイダー料金が含まれているか、Wi-Fi利用に必要なルーター費用が別途発生しないか、といった点です。

また、キャンペーン料金と通常料金の違いも重要です。
広告では『6か月間は安い』と見えても、7か月目以降に料金が上がるケースもあるため、適用期間後の通常料金まで含めて確認しておくことが大切だと考えています。

さらに、違約金の補填についても注意が必要です。「他社の違約金を補填します」という案内があっても、実際には一部の違約金が対象外だったというケースもあります。乗り換え時には、自分の違約金が補填対象に含まれるかどうかを事前に確認しておくことをおすすめします。

オールコネクトマガジン編集部

なるほど。確認すべきポイントが多いですね。ちなみに、トラブルになりやすいのはやはり料金に関するところでしょうか。

宮﨑氏

そうですね、トラブルはほぼ料金に関するものです。

当社も気をつけなければと思うのですが、料金表示が少し分かりづらいと感じるWebサイトも存在します。

大手キャリアにシェアが固まっている背景にも、「ネットを見ただけでは結局いくらかかるか分からない」という事情があるのではないでしょうか。

だからこそ、店頭で「本当にいくらかかるんですか」と聞いたときに、「この金額ポッキリです」と明確に答えてもらえることが、契約の決め手になっているのだと思います。

オールコネクトマガジン編集部

確かに、回線系のサイトはどこを見ても分かりづらい印象がありますよね。明確な料金提示が信頼につながるというのは、とても納得できます。

現在の契約についての感想
感想人数割合
契約して良かった32353.8%
どちらとも言えない25843.0%
後悔している193.2%

光回線利用者 n=600

「良かった」と「どちらでもない」がほぼ同数。積極的な満足を得られていない層が約半数おり、サービス改善や乗り換えの余地がある。

月額料金の実態と料金に対する満足度

結論:5,000〜5,999円が最多(26.3%)で、6,000円以上も17.8%存在する。また「わからない」が21%と約2割が自身の料金を把握できていない状況である。

SURVEY DATAn=600・単一回答
現在の実質月額料金
26.3%5000〜5999円
4000円未満13.7%
4000〜4999円21.2%
5000〜5999円26.3%
6000円以上17.8%
わからない21.0%
出典:オールコネクトマガジン「光回線利用実態調査【北海道編】」(n=1000・2026年1月実施・インターネット調査(QiQUMO))
数値を表で見る
現在の実質月額料金
料金帯人数割合
4,000円未満8213.7%
4,000〜4,999円12721.2%
5,000〜5,999円15826.3%
6,000円以上10717.8%
わからない12621.0%

光回線利用者 n=600

料金に対する満足度
満足度人数割合
満足10417.3%
やや満足24040.0%
やや不満18430.7%
不満7212.0%

光回線利用者 n=600

エリア別:満足計・不満計
満足度道北道央道東道南
満足計53.4%61.6%42.9%54.2%
不満計46.6%38.4%57.1%45.8%

光回線利用者 n=600

満足計57.3%、不満計42.7%とほぼ二分。約43%が料金に不満を感じており、料金への関心が高いことがわかる。

オールコネクトマガジン編集部

約2割が料金を把握していないという結果が出ています。料金を正しく理解するために、特に確認しておくべきポイントは何でしょうか。

宮﨑氏

最近は請求書の郵送が減り、マイページなどWeb上で料金を確認する形式が主流になっています。

ログインしないと確認できないため、毎月チェックする習慣が薄れていることも一因ではないかと感じています。

当社も基本的にはマイページでの確認となりますので、料金を把握するには、マイページをお気に入り登録して定期的に確認することや、クレジットカード払いの場合は明細をチェックすることが大切だと思います。

オールコネクトマガジン編集部

なるほど。ちなみに電気料金と比べたときに、把握のしやすさに違いはあるのでしょうか。

宮﨑氏

固定費全般をきちんと把握されていない方は、実は結構いらっしゃるのではないかと思っています。

電気やガスも請求書の紙発行が有料化されたり、口座振替やクレジットカード払いが主流になったりしているため、毎月請求額をチェックする習慣が薄れている可能性はあります。

オールコネクトマガジン編集部

もう1つお聞きしたいのですが、電気と通信で営業する際に、料金の説明がしやすいのはどちらでしょうか。

宮﨑氏

電気の説明も複雑ではありますが、説明項目が多い観点で、通信の方が説明が難しいかもしれません。

通信の場合は工事費・キャンペーン割引・プロバイダー料金・ルーターのレンタル料など、さまざまな要素が絡んできます。

ただ、電気料金は毎月使用量に応じて変動する一方、インターネットの月額料金は基本的に固定です。一度料金体系を理解してしまえば、毎月の数字が変わらない分、継続的な把握という点ではインターネットのほうが分かりやすい面もあるかもしれません。

オールコネクトマガジン編集部

最初の契約時は通信のほうが複雑だけれど、一度理解してしまえば月額が固定な分、把握しやすいという側面もあるんですね。興味深いお話です。

月額料金と料金満足度
  • 月額5,000〜5,999円が最多(26.3%)
  • 「わからない」が21%と約2割が料金を把握できていない
  • 約43%が料金に不満を感じている
  • 料金の高さが満足度に影響している可能性

通信品質への不満と北海道特有の課題

結論:通信品質に「特に不満なし」が437人で多数を占めるが、「冬季(雪・悪天候)に不安定」(75人)という北海道特有の課題が浮上。夜間の速度低下(77人)も一定数存在する。

SURVEY DATAn=600・複数回答
通信品質について不満を感じる点(複数回答)
1位特に不満はない72.8%
夜間に速度が遅い12.8%
冬季(雪・悪天候)に不安定12.5%
動画・オンライン会議が不安定9.2%
出典:オールコネクトマガジン「光回線利用実態調査【北海道編】」(n=1000・2026年1月実施・インターネット調査(QiQUMO))
数値を表で見る
通信品質について不満を感じる点
不満点人数
夜間に速度が遅い77
冬季(雪・悪天候)に不安定75
動画・オンライン会議が不安定55
特に不満はない437

光回線利用者 n=600(複数回答)

北海道で光回線を使う上で困ったこと
困ったこと人数
特に困ったことはない500
開通工事までの期間が長かった41
サポート対応が遅い40
冬季の工事・復旧が遅い21
対応エリア外だった20

光回線利用者 n=600(複数回答)

500人が「困ったことはない」と回答。ただし「冬季の工事・復旧が遅い」(21人)は北海道特有の課題であり、積雪地域ならではの対応が求められる。

オールコネクトマガジン編集部

冬期に通信が不安定と感じる声が一定数あり、冬の北海道で光回線を利用する際、注意すべき点があれば教えてください。

菊地氏

雪など物理的な要因は北海道特有の影響として考えられますが、それ以外の要因としては、ご家庭内で同時にインターネットを利用することで速度が低下するケースもあると思います。

複数人が同時に利用すると、混線状態になりやすいということですね。
特に冬場は在宅勤務の増加やお子さんの在宅時間の長期化によって、同時利用が増える傾向があるのではないでしょうか。

可能であれば同時利用を避けることが対策になりますが、難しい場合は通信の使い方を工夫することも一つの方法だと思います。
たとえば休日は家族がそれぞれ別の部屋で使うのではなく、リビングに集まって1つの回線を共有するといった形も対策の一つになるかもしれません。

オールコネクトマガジン編集部

ありがとうございます。対策の方法まで教えていただき、大変参考になりました。

宮﨑氏

物理的に速度を上げたいのであれば、現在よりも速いプランへ変更するのが現実的な方法だと思います。

一部の地域ではまだ10ギガが提供されていない地域もありますが、今後利用可能になれば、有力な選択肢になるのではないでしょうか。

オールコネクトマガジン編集部

ちなみに、先ほどの道北エリアでドコモ・auが多いという結果と、冬期の通信不安定には何か関係があるのでしょうか。

宮﨑氏

冬季の通信不安について、NTTもauも全道に提供していますので、特定のキャリアの問題というわけではないと思います。

道北エリアは風が強く、雪も多く、気温が低い地域ですので、やはりエリア的な気候特性が影響しているのではないかと考えています。

北海道向けに改善してほしい点(エリア別の声)

道北エリアの声
  • 「雪や悪天候の影響で回線が不安定になることを改善してほしい」
  • 「圏外地域を減らしてほしい」
  • 「速度を速くできるようにしてほしい」
道央エリアの声
  • 「この物価高でも変わらない価格設定。どうにか安くしてほしい」
  • 「大雪や吹雪の時の通信品質の安定を改善してほしいです」
  • 「冬季間に通信速度が遅くなる 特に積雪が多い日に改善点」
道東エリアの声
  • 「5G回線を早く整えて欲しい」
  • 「北海道は広いので、全てのエリアを網羅するのは厳しいと思いますが、様々なエリアを網羅して頂ければと思います」
  • 「大変なのは重々承知ですが札幌以外も速度早くして欲しい」
道南エリアの声
  • 「雪の日にもつながりやすくしてほしい」
  • 「大雪のさいの対応」「ケーブル引き込み部から冷気が入る」
  • 「冬期間の電気代が上がらないような値段設定」
北海道特有の課題
  • 冬季(雪・悪天候)に通信が不安定になる
  • 道北エリアで冬季不安定の声が最も高い
  • 冬季の工事・復旧が遅い
  • 全エリアで「雪・冬季」に関する要望が共通

乗り換え意向と重視するポイント

結論:約3割(33%)が光回線の乗り換えを検討中。乗り換え時に重視するポイントは「料金の安さ」(149人)が最多で、「通信速度」(107人)、「手続きの簡単さ」(86人)が続く。

SURVEY DATAn=600・単一回答
光回線の乗り換え検討
67.0%検討していない
検討している7.7%
いずれ検討したい25.3%
検討していない67.0%
出典:オールコネクトマガジン「光回線利用実態調査【北海道編】」(n=1000・2026年1月実施・インターネット調査(QiQUMO))
数値を表で見る
光回線の乗り換え検討状況
検討状況人数割合
検討している467.7%
いずれ検討したい15225.3%
検討していない40267.0%

光回線利用者 n=600

エリア別:乗り換え意向あり(検討中+いずれ検討したい)
検討状況道北道央道東道南
乗り換え意向あり32.9%34.4%27.3%31.9%
検討していない67.1%65.6%72.7%68.1%

光回線利用者 n=600

乗り換え意向あり(検討中+いずれ検討したい)は33%で、約3割が現状に満足していない。エリア別では道央が34.4%と最も高く、道東が27.3%と最も低いが、エリアによる大きな差は見られない。

SURVEY DATAn=198・複数回答
乗り換える場合に重視するポイント(複数回答)
1位料金が安い75.3%
通信速度が速い54.0%
手続きが簡単43.4%
特典や商品がわかりやすい25.3%
ネームバリュー9.6%
出典:オールコネクトマガジン「光回線利用実態調査【北海道編】」(n=1000・2026年1月実施・インターネット調査(QiQUMO))
数値を表で見る
乗り換える場合に重視するポイント
ポイント道北道央道東道南全体
料金が安い151021616149
通信速度が速い12711212107
手続きが簡単11609686
特典や商品がわかりやすい7337350
ネームバリュー4122119

乗り換え意向のある光回線利用者 n=198(複数回答)

「料金が安い」(149人)がダントツでトップ。乗り換えを検討する主な理由として「現在の料金が高い」という声が多く、価格への関心が非常に高いことがわかる。2位の「通信速度が速い」(107人)、3位の「手続きが簡単」(86人)と合わせて、この3点がサービス選択の重要ポイントである。

一方で、乗り換えをためらう理由として「手続きが面倒」という声も多い。シンプルで分かりやすい契約手続きが乗り換えハードルを下げる鍵となる。

エリア別に見ると、道央エリアでは「料金が安い」を挙げた人が78.5%(102人)と最も高い。

オールコネクトマガジン編集部

約3割が光回線の乗り換えを検討しており、重視されるのは料金、通信速度、手続きの簡単さという結果でした。

光回線選びのポイントについてアドバイスをいただけますか。

宮﨑氏

通信速度は1ギガから10ギガまで各社が幅広いプランを用意しており、ほくでん光でも1ギガ・2ギガ・10ギガの3プランを提供しています。
ただ、各社似た構成のため単純比較は難しいのが実情です。

そのため、料金や速度、手続きの手軽さなど、自身が何を重視するのか”軸”を明確にすることが重要です。
比較する際は基本料金だけでなく、工事費無料や割引、キャッシュバックを含めた”実質負担”で判断することがポイントです。

また、契約先のオペレーターは自社商品の良い面を中心にお話しされる傾向がありますので、複数の事業者から話を聞いて比較することもおすすめです。

ほくでん光でも引越しの繁忙期に合わせて、Webから新規でお申し込みいただいた方に1万円キャッシュバックを実施しています。
こうしたキャンペーンも含め、総合的に判断することがよいと思います。

オールコネクトマガジン編集部

自分の軸をしっかり持った上で、キャンペーンも含めて総合的に比較することが大切なんですね。

ちなみに、価格や速度以外で見落とされがちなポイントはありますか。

宮﨑氏

料金に関わる部分ではありますが、たとえば工事費がどれぐらいかかるのか、それが実質無料になるのかという点や、Wi-Fiルーターが契約に含まれているかどうかは見落とされやすいポイントだと思います。

結果的にトータルの料金に影響してくるのですが、契約自体に必要なオプションや設備がきちんと付いてくるかどうかは、しっかり確認されたほうがいいと思います。

オールコネクトマガジン編集部

確かに、基本料金だけでなくルーターや工事費まで含めて確認することが大切ですね。大変参考になりました。

乗り換え意向と重視ポイント
  • 約3割(33%)が乗り換えを検討中
  • 乗り換え意向はエリアによる大きな差なし(27〜34%)
  • 乗り換え時に重視するのは「料金の安さ」(149人)
  • 「手続きの簡単さ」が乗り換えハードルを下げる鍵

インタビュー総括:今回の調査結果を振り返って

ノートパソコンを前に並んで座る眼鏡の男性とジャケット姿の男性

最後に、今回のアンケート結果全体を振り返って、北海道電力の宮崎氏・菊地氏に印象に残った点を伺いました。

オールコネクトマガジン編集部

今回のアンケート結果をご覧になって、想定外だった部分はありましたか。

宮﨑氏

2つあります。

1つ目は契約チャネルの結果です。「やっぱり店舗が多いんだな」と感じた一方で、Web経由が約25%もあったのは正直驚きました。個人的には15%、もしかしたら10%程度かと思っていたので、想像以上に高い数字だなと。今後はWebでのご案内にもしっかり力を入れていきたいと感じました。

2つ目は冬季の通信品質についてです。冬に通信速度や品質に影響が出るというのは、私自身あまり知見がなかったので、非常に参考になりました。今後勉強していきたいですし、もしここで強みを出せれば、ストロングポイントになり得ると感じています。

菊地氏

私からも2点あります。

1つ目は回線種別の結果です。思ったよりホームルーターやモバイルWi-Fiの利用者が多いことに気づきました。当社は光回線のみの取り扱いですが、他の回線種別にも拡充できる余地があるのだなという印象です。

2つ目は「よく分からないまま契約した」が約20%いたことです。サービスを提供する側としては、正直ショッキングな数字でした。当社でもしっかり説明した上でご契約いただけるよう、より分かりやすいご説明トークの整備などの対策を講じていかなければと感じています。

オールコネクトマガジン編集部

本日のお話を踏まえて、今後の北海道の通信市場はどのように変化していくとお考えですか。

宮﨑氏

さまざまな事業者がさまざまな商材を扱い始めている中で、やはり「セットでまとめる」という提案が1つのポイントになってくるのではないかと思っています。

当社の目線で言えば、電気・ガスという大きな商材を持っているからこそ、バンドル効果でお客様にお得感を感じていただくようなご案内が重要だと考えています。

また、北海道は大手キャリアのご契約が多いという結果がありましたので、その方々にもご選択いただけるような魅力ある商材を市場に出していくことが、北海道の通信市場を変えていくことにつながるのではないかと思います。

当社としても、お客さまのニーズを捉えた商材をしっかり整えていきたいです。

オールコネクトマガジン編集部

本日は貴重なお話をありがとうございました。大変参考になりました。

まとめ:北海道の光回線ユーザーが求めているもの

結論:北海道在住者は「料金の安さ」「通信速度」「手続きの簡単さ」を重視しており、約3割が乗り換えを検討中。シンプルで分かりやすいサービス設計が、ユーザーニーズに応える鍵となっている。

調査結果まとめ
  • 光回線利用率60%:北海道在住者の6割が光回線を利用
  • 乗り換え検討者33%:約3割が現状に満足せず乗り換えを検討
  • 料金重視149人:乗り換え時に最も重視するのは「料金の安さ」
  • 手続き面倒118人:乗り換えをためらう最大の理由は「手続きの面倒さ」
  • 北海道特有の課題:「冬季の通信不安定」への対策が求められる

今回の調査では、北海道在住者が光回線に求めるのは「料金の安さ」「通信速度」「手続きの簡単さ」であることがわかりました。

冬季の通信不安定という北海道ならではの課題も浮き彫りとなり、地域環境に対応したサービスへの期待がうかがえます。

また、本調査にあたり、北海道電力株式会社様にアンケート結果に関するコメントのご協力をいただきました。

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よくある質問(FAQ)

北海道で最も利用されている光回線サービスは?

ドコモ光(23.5%)とauひかり(23%)が2強で、合計46.5%のシェアを占めています。3位はソフトバンク光(14.7%)、4位はフレッツ光(13.3%)です。

北海道在住者の光回線乗り換え検討率は?

約3割(33%)が乗り換えを検討中です。内訳は「検討している」7.7%、「いずれ検討したい」25.3%となっています。エリア別では道央が34.4%と最も高く、道東が27.3%と最も低くなっています。

光回線の乗り換え時に最も重視されるポイントは?

「料金が安い」がダントツのトップです。2位は「通信速度が速い」、3位は「手続きが簡単」です。

北海道特有のインターネット回線の課題は?

「冬季(雪・悪天候)に通信が不安定になる」が北海道特有の課題として挙げられています。また「冬季の工事・復旧が遅い」という声もあります。

契約時に内容を理解していない人はどれくらい?

約21%が「よく分からないまま契約した」と回答しています。「一部不明点があった」(19.3%)を合わせると、約40%が契約内容を十分に理解できていなかったことになります。

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