【2025年8月】iPhoneユーザー調査:SEシリーズが最多、買い替え理由は“故障”が多数

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スマートフォン市場において高いシェアを誇るiPhone。

通信インフラ事業と地域振興事業を手掛ける株式会社ALL CONNECT(代表取締役社長:岩井宏太、本社:福井県福井市)が運営する通信メディア「オールコネクトマガジン( https://all-connect.co.jp/magazine/ )」は、2025年8月、200人のiPhoneユーザーを対象に、利用しているシリーズや買い替え意向、重視するポイントについて調査を行いました。

【調査概要】

調査方法クラウドワークスによるインターネット調査
https://crowdworks.jp/
調査時期2025年8月
対象人数iPhone利用者
20代~60代の男女200名
調査主体株式会社ALL CONNECT

その結果、最も利用者が多いのは「iPhone SEシリーズ」(19%)であり、買い替えのきっかけとしては「端末の故障」(約6割)が圧倒的多数を占めることが判明しました。

iPhoneに関するアンケート調査結果
  • 最も利用者が多いシリーズは「iPhone SEシリーズ」
    ⇒ 最新モデルよりもSEが最多という結果に
  • 買い替えのきっかけは「故障」が圧倒的多数
    ⇒ 即購入派は1割未満に留まる
  • 新端末に期待するのは「バッテリー性能」と「カメラ」
    ⇒ 実用性重視の傾向が明確に
  • 機種変更サイクルは「3〜4年ごと」が主流
    ⇒ 半数以上が長期利用を選択している
目次

利用中のiPhoneシリーズは「SEシリーズ」が最多

利用しているiPhoneシリーズ調査グラフ
調査項目結果
iPhone SE(第2世代・第3世代)19%(38人)
iPhone 16シリーズ18.5%(37人)
iPhone 15シリーズ17.5%(35人)
iPhone 14シリーズ15.5%(31人)
iPhone 13シリーズ14.0%(28人)
iPhone 11シリーズ1.5%(3人)
iPhone X 以降6%(10人)

今回の調査では、最も利用者が多いシリーズは「iPhone SEシリーズ」(19%) という結果となりました。最新の16シリーズ(18%)や15シリーズ(17%)を上回り、SEシリーズの根強い人気が明らかになっています。
背景としては、価格の手頃さやコンパクトなサイズ感 が支持を集めていると考えられます。

新しいiPhone購入意向は「故障時」が圧倒的多数

新しいiPhoneを購入する可能性についての調査グラフ

新しいiPhoneが発売されたとしても、「端末が故障したら購入する」と回答した人が34%と最多となりました。次いで「購入予定なし」(28%)、「次の機種が出たら購入」(19%)が続きます。

一方で、発売直後に“すぐ購入したい”と答えた人はわずか7%にとどまりました。最新モデルへの関心は一定数あるものの、多くのユーザーは必要に迫られてから購入」する傾向が強いことがうかがえます。

また、「半年経ってから購入する」と回答した人も12%おり、価格の落ち着きや情報収集を待ってから購入を検討する層も少なくありませんでした。

新端末に期待する機能は「バッテリー」と「カメラ」

新しいiPhoneに期待する内容についての調査結果グラフ

新しいiPhoneに対して最も多く寄せられた期待は「バッテリー性能」(28%)でした。次いで「カメラ機能・画質」(21%)が挙げられ、ユーザーの関心は実用性に直結する機能に集中していることが分かります。

また、「価格・コスパ」「AI・新機能」「サイズ・デザイン」はいずれも13%で並び、最新技術やデザイン性よりも「長く安心して使えること」や「高画質な撮影」といった日常利用の快適さが重視されている傾向が明らかになりました。

一方で、「ストレージ(容量)」は4%と低い割合にとどまり、近年のモデルで十分な容量が確保されていることから、ユーザーにとって優先度が低い項目となっていると考えられます。

iPhoneを利用する理由は「使い慣れている」

iPhoneを利用している理由についてのアンケート調査結果

iPhoneを利用している理由として、最も多かったのは「使い慣れているから」(40%)でした。長年同じOSや操作性を継続して利用してきたことによる安心感が、利用継続の大きな要因となっていることが分かります。

次いで、「周囲が使っている」(20%、「性能・品質の良さ」(20%)が同率で2位となり、家族や友人との共有のしやすさや、安定した品質への信頼感がiPhone選択の背景にあると考えられます。

一方で、「ブランド・デザイン」(5%)を理由に挙げた人は少なく、デザイン性よりも実用性や使いやすさを重視する傾向が浮き彫りとなりました。

機種変更サイクルは「3~4年ごと」が主流

iPhoneユーザーの機種変更頻度についての調査結果グラフ

iPhoneユーザーの機種変更サイクルは「3〜4年ごと」が最も多く、全体の51%を占めました。次いで「4年以上利用する」が30%となり、長期間同じ端末を使い続ける傾向が見られます。

一方で、「2年ごとに買い替える」と回答した人は19%にとどまり、従来の2年サイクルでの買い替えは少数派であることが明らかになりました。

この結果から、iPhoneユーザーは「短期での買い替え」よりも「端末を長く利用する」意向が強く、耐久性やOSアップデートの長期サポートが購買行動を後押ししていると考えられます。

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