「コストの面からキャリアの乗り換えを検討している」「携帯電話サービスが多すぎてどれがいいのかわからない」
そんな人に最もおすすめなのが、基本料金0円から使えるpovoです。povoは必要なデータ容量や通話オプションを自分で“トッピング”できるため、毎月のコストを自分でコントロールできるのが大きな魅力です。
一方で、ahamoやLINEMOにもそれぞれ強みがあります。
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|---|---|---|---|
| 利用回線 | NTTドコモ | ソフトバンク | au |
| データ容量 | 30GB | 3~20GB | 1GB~無制限 |
| 料金プラン | 2,970〜4,950円 | 990〜2,970円 | 基本料金:0円 ※トッピングにより異なる |
| 平均速度 | ・上り:13.43Mbps ・下り:132.32Mbps | ・上り:16.22Mbps ・下り:103.12Mbps | ・上り:21.06Mbps ・下り:140.07Mbps |
| 通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
| かけ放題 | ・5分:無料 ・かけ放題:1,100円 | ・5分:0〜550円 ・かけ放題:1,100〜1,650円 | ・5分:550円 ・かけ放題:1,650円 |
| サポート | |||
| 海外利用 | 可能 | 可能 | 可能 |
| 公式 | 公式 | 公式 |
本記事では、povoに加えてahamo・LINEMOの特徴・料金・速度・サポート体制を比較し、なぜpovoがもっともコストパフォーマンスに優れるのかを分かりやすく解説します。
「povo」

【povoはこんな人におすすめ】
- 基本料金0円
- コストパフォーマンス重視で料金を抑えたい
- 状況に応じて柔軟にプランを変更したい
- オンライン上で手続きを全て完結させたい
ahamo・LINEMO・povoの違いを一覧表で比較
まずはahamo・LINEMO・povoの料金プランや通信速度などの概要をまとめて比較してみましょう。
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|---|---|---|---|
| 利用回線 | NTTドコモ | ソフトバンク | au |
| データ容量 | 30GB | 3~20GB | 1GB~無制限 |
| 料金プラン | 2,970〜4,950円 | 990〜2,970円 | 基本料金:0円 ※トッピングにより異なる |
| 平均速度 | ・上り:13.43Mbps ・下り:132.32Mbps | ・上り:16.22Mbps ・下り:103.12Mbps | ・上り:21.06Mbps ・下り:140.07Mbps |
| 通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
| かけ放題 | ・5分:無料 ・かけ放題:1,100円 | ・5分:0〜550円 ・かけ放題:1,100〜1,650円 | ・5分:550円 ・かけ放題:1,650円 |
| サポート | |||
| 海外利用 | 可能 | 可能 | 可能 |
| 公式 | 公式 | 公式 |
ahamo・LINEMO・povoの特徴・基本情報

ここではahamo・LINEMO・povoがそれぞれどういったサービスなのか、その概要を解説します。各サービスを比較検討中の方は、まず基本情報を押さえておきましょう。
ahamoとは

ahamoは、申し込みや手続きをオンラインで完結できる、シンプルな料金プランが特徴のサービスです。
プランは月30GB+5分通話無料が基本となっており、複雑な選択肢がないため、スマートフォンをよく使う人にとってわかりやすい内容になっています。

LINEMOとは

LINEMO(ラインモ)は、ソフトバンクが提供するモバイルサービスの1つです。
LINEMOの特徴として挙げられるのが、LINEアプリのトークや音声通話、ビデオ通話などをギガの消費なしで利用できる「LINEギガフリー」を提供している点です。
LINE自体はどの携帯電話会社でも無料で利用できますが、トークや通話の際にはデータ容量を消費します。しかし、LINEMOではLINEの基本的なサービスに関してはデータ容量が必要ないため、速度制限中でも問題なく利用可能です。
そのほかにも、ソフトバンクが提供するサービスであるため、ソフトバンクの通信回線を利用できる点も特徴として挙げられます。

povoとは

povo(ポヴォ)は、au(KDDI)が提供するモバイルサービスの1つです。
povoは、申し込みから利用開始までオンライン上で全ての手続きが完結します。また、基本料金は0円で、特定の料金プランは用意されていません。ユーザーは、データ容量や通話かけ放題などのオプションを必要な時に必要なだけ購入する「トッピング」を自分で行います。
そのため、トッピングが不要な月は0円で利用することも可能です。スマートフォンのプランを自分でカスタマイズできる点はpovoの大きな魅力の1つだといえるでしょう。

ahamo・LINEMO・povoの利用料金を比較

ここではahamo・LINEMO・povoの利用料金を比較します。各サービスの料金の概要は以下の通りです。
| 料金プラン | |
|---|---|
| ahamo | 2,970〜4,950円/月 |
| LINEMO | 990〜2,970円/月 |
| povo | 基本料金0円/月 |
それぞれの料金について詳しくみていきましょう。まずahamoの利用料金は以下の通りです。
| ahamo | ahamo大盛りオプション | |
|---|---|---|
| 基本料金 | 2,970円 | 4,950円 |
| データ容量 | 30GB | 80GB |
ahamoは、2,970円/月のプランのみですが、80GBのデータ容量を加える「ahamo大盛りオプション」を追加することも可能です。大盛りオプションを利用すれば合計110GBを利用できるため、速度制限が気になる人、スマートフォンでアプリや情報検索などをよく行う人でも安心して利用できます。
次に、LINEMOの料金プランについて解説します。
| LINEMOベストプラン | LINEMOベストプランV | |
|---|---|---|
| 基本料金 | 2,090円 | 2,970円 |
| データ容量 | 3GB〜10GB | 30GB |
| LINEギガフリー | 対応 | 対応 |
LINEMOには、LINEMOベストプランとLINEMOベストプランVの2種類があります。そのうちLINEMOベストプランは、データ通信の消費量によって料金が変動する仕組みです。
また、いずれのプランもLINEギガフリーに対応しているため、速度制限やデータ消費を気にせずに利用できます。なお、契約を結んだ後でも2つのプラン間での変更が可能です。
povoは、ahamoやLINEMOと違って月額制ではなく、必要なときにアプリからデータ容量やかけ放題オプションなどを購入してトッピングを行う仕組みです。そのため料金はトッピング次第で変動します。トッピングの例としては以下のようなものが挙げられます。
| 内容 | 料金 | |
|---|---|---|
| 1年間トッピング | 60GB/年をまとめて購入 | 13,200円/年 (1ヶ月あたり5GBで1,100円) |
| 大容量トッピング | 300GB/90日をまとめて購入 | 9,834円/90日 (30日あたり100GBで3,278円) |
| 定番トッピング | 30GB/30日を購入 | 2,780円/30日 |
| 中容量・長期間トッピング | 180GB/180日をまとめて購入 | 14,880円/180日 (30日あたり30GBで2,480円) |
| ベーシックトッピング | 5GB/30日を購入 | 1,380円/30日 |
| 副回線トッピング | 1GB/30日を購入 | 210円/30日 |
ギガ数の選択肢の多さもあり、お得に利用したい方におすすめなのはpovoです。トッピングなしで0円/月で利用できるほか、副回線トッピングのように最小限のギガ数をコストを抑えて購入することもできます。
また、大容量トッピングのように30日100GBを利用したとしても3,278円/月です。ahamo大盛りオプションは110GB/月を利用できますが、4,950円であることを考慮するとギガ数と金額のバランスはpovoの方が取れているといえます。
ahamo・LINEMO・povoの家族割を比較
ahamo・LINEMO・povoの3サービスではいずれも家族割は行っていません。いずれのサービスもNTTドコモ、ソフトバンク、auが展開しているものですが、ブランドを跨いでの家族割はないため注意してください。
それでも、各サービスともに基本料金が安いため、家族割を使用しなくても十分に出費を抑えることは可能です。
ahamo・LINEMO・povoのかけ放題オプションを比較

ahamo・LINEMO・povoの各サービスではかけ放題オプションも利用可能です。
かけ放題オプションには「国内通話5分間かけ放題」と「国内通話完全かけ放題」の2つがあります。それぞれの詳細は以下の通りです。
| 国内通話5分かけ放題 | 国内通話完全かけ放題 | |
|---|---|---|
| ahamo | 無料 | 1,100円/月 |
| povo | 550円/月 | 1,650円/月 |
| LINEMO | LINEMOベストプラン:550円LINEMOベストプランV:無料 | LINEMOベストプラン:1,650円 LINEMOベストプランV:1,100円 |
povoとLINEMOベストプランは、国内通話5分かけ放題を利用する場合、550円/月がかかります。一方のahamoとLINEMOベストプランVは、5分かけ放題が無料です。
ただし、LINEMOに関しては、LINEでの通話がデータ容量の消費対象外となっているため、LINEを利用すれば通話は実質無料でかけ放題です。
仕事などで電話をかける機会が多く、無料オプションを重視するなら、国内通話5分無料と海外データ通信が含まれるahamo、家族や友人との通話が多いなら、LINEギガフリーと5分通話無料(ベストプランV)のLINEMOが有力候補といえます。
\国内通話5分無料!/
\LINEギガフリーで実質通話無料/
ahamo・LINEMO・povoの無料オプション
ここでは、ahamo・LINEMO・povoの各サービスでどういった無料オプションがあるのか比較してみます。どのサービスを利用するか検討中の方はぜひ参考にしてください。
ahamoの無料オプション
ahamoでは、以下のような無料オプションを利用できます。
- 5分以内の国内通話
- 海外データ通信
ahamoは5分以内の国内通話が無料でできます。仕事などで通話をする機会の多い人にとってはありがたい無料オプションだといえるでしょう。
また、海外でスマートフォンを利用する際も、ahamoであれば追加料金不要でデータ通信を利用できます。日本国内で利用しているのと同じように30GBの月間利用可能データ量となっているため、海外旅行や出張の際でも、別途モバイルWi-Fiや現地のSIMなどを手配する必要がありません。
LINEMOの無料オプション
LINEMOでは、以下のような無料オプションを利用できます。
- LINEギガフリー
- 5分以内の国内通話
LINEMOでは、データ消費量ゼロでLINEの通話やトークができるLINEギガフリーがプランに関係なく無料でついてきます。
1ヶ月のデータ容量を使い切って、速度制限がかかったとしてもLINEの通信速度は落ちません。そのため、家族や友人との長電話も、速度制限を気にすることなくストレスフリーでできます。
また、LINEMOの中でもLINEMOベストプランVを利用していれば、5分以内の国内通話も無料です。
povoの無料オプション
povoには、無料オプションはありません。これは、基本料金が無料となっており、そこに有料のオプションを追加する形でトッピングをするためです。そのため、有料のオプションをトッピングしない限りは月額料金0円のままです。
ただし、トッピングがないと通信速度が低下するほか、180日間トッピングが行われない、もしくは通話料+SMS利用料の合計が660円未満だと利用停止となるため注意しなければなりません。
ahamo・LINEMO・povoの通信速度を比較
ここではahamo・LINEMO・povoの通信速度を比較します。速度が遅いとアプリや情報検索などがスムーズにできず、ストレスになる可能性があります。各サービスの速度がどのくらいなのかチェックしてみてください。
平均速度
各サービスの平均速度は以下の通りです。
| ahamo | 上り(アップロード)13.43Mbps 下り(ダウンロード)132.32Mbps |
|---|---|
| LINEMO | 上り(アップロード)16.22Mbps 下り(ダウンロード)103.12Mbps |
| povo | 上り(アップロード)21.06Mbps 下り(ダウンロード)140.07Mbps |
引用元:LINEMOの通信速度レポート | みんなのネット回線速度
引用元:povoの通信速度レポート | みんなのネット回線速度
なお、Webサイトの閲覧や動画視聴、テキストの送受信などにかかるデータ容量は以下の通りです。
| メッセージの送受信 | 128Kbps~1Mbps |
|---|---|
| Webサイトの閲覧 | 1Mbps~10Mbps |
| 動画視聴 | 3Mbps~25Mbps |
| Web会議・動画配信 | 3Mbps~15Mbps |
| オンラインゲーム | 30Mbps~100Mbps |
上記の表を見てもわかるように、ahamo・LINEMO・povo のいずれの速度もWebサイトの閲覧やメッセージのやり取り、動画の視聴などを行うにあたっては基本的に問題ないものです。
料金が安いプラン=速度が遅いというイメージがありますが、そういった心配はなさそうです。


速度制限時の通信速度
ahamo・LINEMO・povoでデータ容量を使い切ると、速度制限がかかります。速度制限時の速度は以下の通りです。
| ahamo | 最大1Mbps |
|---|---|
| LINEMO | ・ベストプランで10GB超~15GBを使用した場合:最大300kbps ・ベストプランで15GB超を使用した場合:128kbps ・ベストプランVで30GB超~45GBを使用した場合:最大1Mbps ・ベストプランVで45GB超を使用した場合:128kbps |
| povo | 最大128kbps |
ahamoは、速度制限がかかっても最大で1Mbpsの速度で利用できます。そのため、メッセージのやり取りやテキスト中心のWebサイト、SNSなどであれば速度制限中でも基本的には利用可能です。
一方のpovoは、制限がかかると速度が最大128kbpsであるため、メッセージの送受信がなんとか行えるレベルだと考えてください。
LINEMOに関しては、契約しているプランと、使用したデータ容量によって制限時の速度が異なります。ただし、速度制限下でもLINEの通話やテキストに関しては問題なく使用可能です。
\速度制限時でも1Mbpsで利用可能/


ahamo・LINEMO・povoのサポート体制を比較


ここでは、ahamo・LINEMO・povoのサポート体制を比較します。それぞれのサポート体制の概要は以下の通りです。
- ahamo:有料で対面サポートを提供
- LINEMO:プラン加入者に対して対面サポートを提供
- povo:オンラインサポートのみ
ahamoは基本的にオンライン上でのサポートとなりますが、3,300円を支払えばドコモショップで対面での有料サポートを受けられます。対面サポートは、契約者自身が端末を操作し、スタッフがそれをサポートする形です。
LINEMOは、プラン加入者に対してのみソフトバンクもしくはワイモバイルショップでのサポートを提供しています。具体的なサポート内容は以下の通りです。
- フィルム貼り
- データ移行
- 容量オーバー解消
- 定期点検
- アカウント設定
povoに関しては、全てオンライン上でのサポートとなっており、店頭や電話でのサポートは行なっていません。
契約後の設定までサポートしてもらいたいといった方は、ahamoやLINEMOがおすすめです。オンラインサポートや自身で行うオンライン検索のみで設定は行える方はpovoでも問題ありません。
ahamo・LINEMO・povoの海外利用
ahamo・LINEMO・povoは、いずれも海外で利用できるサービスです。しかし、各サービスによって具体的な料金などが異なります。ここでは各サービスの海外利用の詳細について解説します。
ahamoの海外利用
ahamoは、追加料金不要で海外でそのままデータ通信が行えます。91の国・地域が対象となっており、これらの国・地域は日本人の渡航先の約98%とされているため、海外旅行や出張の際でも基本的には問題ないでしょう。
なお、80GBを追加できる大盛りオプションに加入していても、海外では月間30GBまでしか利用できないため注意してください。
LINEMOの海外利用
LINEMOでは、「海外あんしん定額」として海外でもデータ通信ができるサービスを提供していますが、国によって条件が異なります。
| 定額国L:アメリカ本土、ハワイ、タイ、台湾、中国、韓国、ブラジルなど | 24時間 | 3GB:980円 |
|---|---|---|
| 72時間 | 9GB:2,940円 | |
| 96時間 | 12GB:3,920円 | |
| 定額国S:バハマ、ジンバブエ、イラン、ミクロネシア、ジブチ、レバノン、ベリーズなど | 24時間 | 1MB :1,980円 |
| 5MB :9,800円 | ||
| 10MB :19,600円 |
また、オプションサービスの世界対応ケータイ(無料)に申し込んだ場合「海外パケットし放題」を利用できます。こちらは、データの使用状況に応じて1日の料金が変動する仕組みのサービスです。
| 12.5MBまで | 0円~1,980円/日 |
|---|---|
| 12.5MB以上 | 2,980円/日 |
そのほかにも、飛行機や船での利用も可能です。
| 50MB | 1時間:980円 |
|---|---|
| 100MB | 5時間:1,960円 |
| 150MB | 15時間:2,940円 |
povoの海外利用
povoは、2025年10月3日以降の新規加入者であれば、所定の申し込みにより海外でのデータ通信ができるようになりました。なお、国によって以下のように「エリアトッピング」と「レギュラートッピング」、「ワイドトッピング」に分かれています。
| 種類 | 対象国・地域 |
|---|---|
| エリアトッピング | 韓国、アメリカ、ヨーロッパ 9カ国(イギリス・イタリア・オーストリア・オランダ・スイス・スペイン・ドイツ・フランス・ベルギー、台湾、中国・香港・マカオ、タイ・ベトナム、シンガポール・マレーシア |
| レギュラートッピング | オーストラリア、フィリピン、グアム、インドネシア、など90以上の国・地域 |
| ワイドトッピング | アラブ首長国連邦、カタール、南アフリカなど160以上の国・地域 |
それぞれの詳細は以下の通りです。
【エリアトッピング】
| 【韓国】海外データ1GB (3日間) | 680円 |
|---|---|
| 【韓国】海外データ3GB(7日間) | 1,980円 |
| 【アメリカ】海外データ1GB(3日間) | 760円 |
| 【アメリカ】海外データ3GB(7日間) | 2,200円 |
| 【ヨーロッパ9カ国】海外データ1GB(3日間) | 840円 |
| 【ヨーロッパ9カ国】海外データ3GB (7日間) | 2,430円 |
| 【台湾】海外データ1GB (3日間) | 680円 |
| 【台湾】海外データ3GB (7日間) | 1,980円 |
| 【中国・香港・マカオ】海外データ1GB(3日間) | 680円 |
| 【中国・香港・マカオ】海外データ3GB (7日間) | 1,980円 |
| 【タイ・ベトナム】海外データ1GB(3日間) | 760円 |
| 【タイ・ベトナム】海外データ3GB(7日間) | 2,200円 |
| 【シンガポール・マレーシア】海外データ1GB(3日間) | 840円 |
| 【シンガポール・マレーシア】海外データ3GB (7日間) | 2,430円 |
【レギュラートッピング】
| 海外データ0.5GB(24時間) | 640円 |
|---|---|
| 海外データ1GB(3日間) | 1,480円 |
| 海外データ2GB(5日間) | 2,880円 |
| 海外データ3GB(7日間) | 4,280円 |
| 海外データ5GB(14日間) | 7,080円 |
| 海外データ10GB(30日間) | 9,800円 |
【ワイドトッピング】
| 海外データ0.3GB(30日間) | 6,980円 |
|---|
エリアトッピングは特定の国・地域を訪れる際に、レギュラートッピングやワイドトッピングは複数の国を訪れる際におすすめのトッピングです。
訪問先の国・地域がどのトッピングの対象なのかは、公式サイトから確認できます。
ahamo・LINEMO・povoの乗り換え手続き
ここでは、他社のスマートフォンからahamo・LINEMO・povoに乗り換える際の手続きの手順を紹介します。興味があるものの、乗り換え方法がいまいち分からずに足踏みしているといった方はぜひ参考にしてください。
ahamoの乗り換え手続き
ahamoへの乗り換えは、「MNPワンストップ方式」と「ツーストップ方式」のどちらかで行えます。
前者は、乗り換え元の携帯電話会社での事前手続きは不要で、ahamo公式サイトから直接申し込みができる方法です。また、後者は乗り換え元となる携帯電話会社で「MNP予約番号」を取得して手続きを行う方法です。
MNPワンストップ方式でahamoに乗り換える際の手順は以下の通りです。
- ahamo公式サイトの「申し込み」ボタンから手続きをはじめる
- 「今の電話番号をそのまま使う」を選択したうえで案内に沿って入力を進める
- 「利用しているキャリアの選択」まで入力・選択を進める
- 契約中の携帯電話会社のWebサイトに自動遷移する
- 遷移先で重要事項説明を確認する
- ahamo公式サイトに戻ってきて申し込み完了まで手続きを進める
また、「ツーストップ方式」でahamoに乗り換える際の手順は以下の通りです。
- 乗り換え元の携帯電話会社でMNP予約番号を発行する
- ahamo公式サイトの「申し込み」ボタンから手続きをはじめる
- 「今の電話番号をそのまま使う」を選択して、入力を進める
- 「MNP予約番号の取得状況の確認」では「すでに取得している」を選択する
- 番号を入力して、申し込み完了まで手続きを進める


LINEMOの乗り換え手続き
LINEMOへの乗り換え手続きは、MNPを乗り換え元で取得して行います。具体的な手順は以下の通りです。
- 乗り換え元の携帯電話会社でMNP予約番号を取得する
- MNP予約番号を手元に用意してLINEMOの申し込みページにアクセスする
- 申込画面で「今の番号をそのまま利用する」→「他社携帯電話会社」もしくは「LINEモバイル」を選択する
- のりかえ情報画面でMNP予約番号を入力する
- 案内に沿って申し込み完了まで手続きを進める
なお、すでにソフトバンク・ワイモバイルに加入していてLINEMOに乗り換える場合、My SoftBankもしくはMy Y!mobileから乗り換え手続きができます。手順は以下の通りです。
- My SoftBank」または 「My Y!mobile」へログインして氏名や住所などを確認する
- LINEMOの申し込み画面にアクセスし「今の電話番号をそのまま使用する」を選択する
- 申し込み画面の「現在利用中の携帯電話会社を教えてください」で「ソフトバンク」もしくは「ワイモバイル」を選択する
- 案内に沿って申し込み完了まで手続きを進める
なお、My SoftBankもしくはMy Y!mobileから乗り換える場合は、MNP予約番号の申し込みは不要です。
povoの乗り換え手続き
povoに乗り換える際は、まず以下のものを用意する必要があります。
- 本人確認書類:運転免許証、マイナンバーカード、在留カードの中からいずれか1つ
- クレジットカード
- 対応端末:SIMフリーまたはSIMロックを解除したpovo対応端末
そのうえで以下の手順で手続きを行ってください。
- 画面の指示に従って本人確認・お客さま情報を入力する
- MNP予約番号を取得する(MNPワンストップ方式に対応のため申し込み時に取得可能)
- 案内に沿って申し込み完了まで手続きを進める
- SIMカードが届いたらカードを端末に差し込む
- 通信利用設定を行う
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける
ahamo・LINEMO・povoのメリットを比較


ここではahamo・LINEMO・povoのメリットを比較します。ahamo・LINEMO・povoはいずれも大手キャリアが提供するサービスですが、そのメリットはさまざまです。具体的にどういったメリットがあるのかぜひ参考にしてください。
ahamoのメリット
ahamoのメリットは以下の通りです。
- データシェアができる
- 端末のセット購入に対応している
- 店舗サポートが受けられる
ahamoでは、タブレットやルーターなどの2台目端末を追加料金(1,100円/月)で利用できる「データプラス」に対応しています。
このオプションを使えば、スマートフォンとタブレットで同じデータ容量を共有できるため、外出先でも複数の端末を便利に使えます。
また、他社からahamoに乗り換える場合、乗り換えのタイミングで端末の購入を行える点もメリットの1つです。ドコモオンラインショップで販売されている一部の機種は、ahamo契約時にセット購入ができます。
そのほかにも、ahamoはオンラインでの手続きが基本ですが、有料サービスで店舗での対面サービスを受けることも可能です。
LINEMOのメリット
LINEMOのメリットは以下の通りです。
- LINEアプリを利用する際のデータ消費がゼロ
- 契約後でもプラン変更ができる
LINEMOは、LINEでのトークや音声通話、ビデオ通話をする際にデータ容量を消費しないため、速度制限がかかっていても問題なく利用可能です。コミュニケーションツールとして一般的なものとなったLINEを、速度制限を気にせずに利用できる点は大きな魅力だといえます。
また、LINEMOで提供している2つのプランは契約後でも柔軟に変更可能です。例えば、LINEMOベストプランで契約していたものの、データ容量が少ないと感じたためLINEMOベストプランVに乗り換えるといったこともできます。
povoのメリット
povoのメリットは以下の通りです。
- 基本料金が0円
- 13歳から契約できる
- テザリングを追加料金なしで使える
povoは、有料のトッピングを自分で選んでカスタマイズする形であるため、基本料金自体は0円です。そのため、家計の状況を踏まえつつ、毎月トッピングを選択し出費を抑えることも十分できます。
また、13歳から契約できる点もpovoのメリットの1つです。多くのキャリアでは本人名義での契約は18歳以上となっていますが、povoは13歳から利用できます。また、親権者が利用者登録を行えば、13歳未満でも利用可能です。
そのほかにも、追加料金なしでテザリングを利用できる点もメリットだといえます。トッピングの1つである「データ使い放題(24時間)」を購入すれば、速度制限を心配することなく作業を行えます。
ahamo・LINEMO・povoのデメリットを比較


ここでは、メリットに続いてahamo・LINEMO・povoのデメリットを紹介します。メリットの一方でahamo・LINEMO・povoはさまざまなデメリットも持っています。メリットと合わせてチェックしてみてください。
ahamoのデメリット
ahamoのデメリットは以下の通りです。
- 30GB未満のプランがない
- データ繰り越しに対応していない
ahamoの基本プランは月30GBで、これより少ない容量の選択肢はありません。インターネット利用が少ない人にとっては、やや持て余す場合があります。
また、ahamoはデータ繰り越しに対応しておらず、使い切れなかったデータ容量は翌月に持ち越すことはできません。
LINEMOのデメリット
LINEMOのデメリットは以下の通りです。
- 月30GB以上のプランがない
- LINEの全ての機能がLINEギガフリーの対象となるわけではない
- データ繰り越しに対応していない
LINEMOのデータ容量は最大30GBの「LINEMOベストプランV」までで、30GB以上の大容量は選べません。そのため、動画視聴やゲームなどでデータ使用量が多い人には物足りない場合があります。
また、LINEギガフリーは通話やテキストはデータ消費の対象外ですが、以下のような機能はLINEギガフリーが適用されず、データを消費するため注意が必要です。
- トークでの位置情報の共有
- トークのみんなで見る機能によるYouTube閲覧
- Liveの利用
- LINE VOOM
- ニュースの詳細情報の閲覧
- スタンプショップ・着せ替えショップの利用
- LINEから他サイト・他アプリへの接続
povoのデメリット
povoのデメリットは以下の通りです。
- トッピングをしないといけない
- 一定期間何もしないと利用停止になる
povoを利用するためには、毎回トッピングをしなければなりません。他のサービスであれば、プランが設定されており、一度申し込めば変更しない限り特定のプラン内容で利用し続けられます。
povoは、その都度トッピングをして設定しなければならないため、トッピングが煩わしく感じられる可能性があります。
また、180日以上有料トッピングを購入しない、もしくは通話料とSMS料金の合計が660円を超えていないと利用停止・契約解除となる点にも注意しなければなりません。
2台目としてpovoの契約を検討している人でも、半年に1回は使用していないと利用停止となる恐れがあります。
ahamo・LINEMO・povoのどれが向いている?目的別おすすめ


ここでは目的別に、ahamo・LINEMO・povoのどれが向いているのか解説します。ここでは以下のような目的を取り上げています。
- 安さを重視したい
- 大容量のデータ量が必要
- 海外で使いたい
- LINEをたくさん使いたい
- 安定した回線を安く使いたい
安さ重視ならpovo
とにかく安く利用したい、といったコストパフォーマンスを重視したい人は、povoが適しています。先述の通り、povoは基本料金が0円で、トッピングを購入しない限り費用負担は発生しません。
また、購入するトッピングも自分で選択できるため、家計の状況を踏まえつつ出費をコントロールできます。
ずっと0円で利用し続けることはできませんが、一定期間であれば0円のままでも問題ありません。とにかく格安で利用したい人はpovoを検討してみてください。
大容量のデータ量が必要ならahamo
スマートフォンの利用頻度が高く、データ容量の消費が激しい人は、ahamoがおすすめです。
今回取り上げているahamo・LINEMO・povoの中でも、ahamoは大盛りオプションを利用することで最大で1ヶ月110GBまで利用できます。
LINEMOは最大30GBまでしか利用できません。また、povoは90日間で300GBのトッピングを販売しているものの、1ヶ月単位では30GBが最大です。
毎月たくさんのデータ容量を必要としている人は、ahamoが選択肢となるでしょう。
海外で使いたいならahamo
旅行や出張などで海外での利用も想定している人には、ahamoがおすすめです。
ahamo・LINEMO・povoはいずれも海外ローミングに対応しており、海外でもデータ通信ができますが、ahamoは月30GBまで海外ローミングを無料で利用できます。
別途手続き等をする必要はなく、スマートフォンの「データローミング」をオンにするだけですぐにインターネットに接続可能です。現地到着直後にメールをチェックしたい、地図を確認したい、タクシーを手配したいといった時にも手間がかかりません。
LINEを使う機会が多いならLINEMO
LINEを使用する機会が多い人にはLINEMOがおすすめです。
繰り返しの説明となりますが、LINEMOでは、LINEの通話やテキストの送受信をデータ容量を消費せずに行える「LINEギガフリー」を全てのプランで提供しています。
速度制限中でもストレスフリーで通話やテキストでのやり取りができるため、友人や家族などとLINEをする機会が多いといった人にはぴったりです。
安定した回線を安く使いたいならLINEMO
回線の安定性と安さのバランスを重視したい人におすすめなのはLINEMOです。
ahamo・LINEMO・povoは、それぞれNTTドコモ、ソフトバンク、auの回線を使用しているため、安定性はあるといえます。一方で、料金面を考えると、月額990円で利用できるLINEMOベストプランがお得だといえます。
ahamoの最安プランは2,970円/月とLINEMOと比べると高額です。また、povoは基本料金0円ですが、トッピングをしないと通信速度は最大128kbpsと非常に低くなってしまいます。
これらの点から、通信の安定性と料金のバランスを重視するならLINEMOが適しているでしょう。
ahamo・LINEMO・povoのよくある質問
ここではahamo・LINEMO・povoの利用に関してよくある質問とその回答を紹介しています。ここで取り上げている質問と回答は以下の通りです。
- ahamo・LINEMO・povoはeSIMに対応している?
- ahamo・LINEMO・povoは店舗で契約できる?
- ahamo・LINEMO・povoにお得なキャンペーンはある?
- ahamo・LINEMO・povoはeSIMに対応している?
-
ahamo・LINEMO・povoはいずれもeSIMに対応しています。
eSIMは物理的なSIMカードを受け取る必要がなく、オンライン上で新規契約や乗り換え手続きができるため、申請の手間がかかりません。
ただし、利用する際は端末がeSIM対応かどうかをチェックしてください。
- ahamo・LINEMO・povoは店舗で契約できる?
-
ahamo・LINEMO・povoのうち、店舗契約に対応しているのはahamoのみです。(有料)
LINEMOとpovoは、契約はオンラインのみとなっているため注意してください。
- ahamo・LINEMO・povoにお得なキャンペーンはある?
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各サービスでさまざまなキャンペーンを展開しています。以下は一例です。
ahamo 他社から乗り換えるとdポイント(期間・用途限定)が合計20,000ポイントもらえるキャンペーン LINEMO LINEMOベストプランV利用者限定で、抽選でSIMフリー端末が当たるキャンペーン povo ささやか割:他社からの乗り換え+対象のトッピングを初めて購入で購入金額の20%相当がau PAY残高で戻ってくる さまざまなキャンペーンが随時行われているため、日程や詳細は各社のホームページをチェックしてください。
まとめ:ahamo・LINEMO・povoの違いを理解して自分に合ったサービスを選ぼう
本記事では、ahamo・LINEMO・povoの違いを比較し、それぞれのサービスの概要やメリット・デメリットなどについて解説しました。
いずれのサービスも大手キャリアの通信回線を利用している点は共通していますが、料金プランや通信速度、制限がかかった時の速度などはそれぞれ異なります。
ahamo・LINEMO・povoはそれぞれ以下のような人におすすめです。
- 安さ重視→povo
- 大容量のデータ量が必要→ahamo
- 海外で使いたい→ahamo
- LINEを使う機会が多い→LINEMO
- 安定した回線を安く使いたい→LINEMO
本記事で解説した内容を参考に、ahamo・LINEMO・povoの中から自分にあったプランを見つけてみてください。
















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