通信回線やスマートフォンなどの通信インフラサービスを取り扱う株式会社ALL CONNECTで、モバイルユーザー500人を対象にiPhoneの使用率やiPhoneを使う理由、現在使っているiPhoneのモデルなどを調査しました。
アンケートの結果、スマホを持つ人の中でiPhoneの使用率は52%と半数以上で、Android使用率の47.4%を超えました。
また、多くのユーザーが買い替え前もiPhoneを使っており、選んだ理由として「使い慣れている」ことが1位に挙がるなど、長くiPhoneを使い続ける人が多いと分かります。
また、iPhoneを使う人全体の約57%の人が比較的新しいモデルを持っていることもうかがえます。
- iPhoneを使ってる人は全体の52%
⇒Androidユーザーを超えて半数以上 - 年代別にiPhoneの使用率が高いのは20代・30代・50代
⇒幅広い年代に支持されている - iPhoneからiPhoneへの買い替えは全体の86.5%で、使う理由は「使い慣れている」が最多
⇒iPhoneを使っている人はiPhoneを使い続ける傾向にある - 新しいiPhoneを持っている人は全体の57.3%
⇒比較的新しいモデルを利用したいと考える人が多い
【調査概要】
調査方法 | QIQUMO(WEBアンケートツール利用) https://qiqumo.jp/ |
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調査時期 | 2025年4月 |
対象人数 | iPhone利用者 20代~60代の男女500名 |
iPhoneを使ってる人は全体の52%でAndroidユーザーより多い

調査項目 | アンケート結果 |
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iPhone | 52%(260人) |
Android | 47.4%(237人) |
その他 | 0.6%(3人) |
スマホを利用している人全体で見るとiPhoneの使用率は52%で、Androidを使う人は47.4%、その他が0.6%でした。
iPhoneユーザーは全体の半数を超えており、Androidユーザーより多いと分かります。
年代別のiPhone使用率は20代・30代・50代で半数以上

調査項目 | アンケート結果 |
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20代 | 68%(68人) |
30代 | 57%(57人) |
40代 | 42%(42人) |
50代 | 52%(52人) |
60代 | 41%(41人) |
iPhoneを所有している割合を年代別に調査すると、20代・30代・50代で半数を超えています。
特に20代では68%の人がiPhoneを利用しており、30代でも57%、50代では52%と幅広い世代でiPhoneを持つ人が増えているようです。
一方、40代と60代ではAndroidを使う人が半数以上を占めますが、それぞれで40%以上の人がiPhoneを使用しています。。
iPhoneからiPhoneへ買い替える人は全体の86.5%

調査項目 | アンケート結果 |
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iPhone | 86.5%(225人) |
Android | 6.5%(17人) |
ガラケー | 5%(13人) |
初めての端末 | 2%(5人) |
現在iPhoneを使っている人を対象に買い替え前の機種を調査すると、iPhoneからiPhoneへ買い替えた人は86.5%とほとんどを占めます。
また、AndroidからiPhoneへ買い替えた人も全体の6.5%いました。
一方で、Androidユーザーを対象にした調査ではiPhoneからAndroidへ買い替えた人は237人中6人で、Androidユーザー全体の2.5%にとどまります。
iPhoneユーザーは買い替え前も多くの人がiPhoneを使っていることから、使用感に満足している人が多いと読み取れます。
ちなみに、ガラケーからの買い替えや初めて持つスマホとしてiPhoneを選んだ人も、全体の7%と一定数いました。
iPhoneを使う理由は「使い慣れている」が最多

調査項目 | アンケート結果 |
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使い慣れている | 71.2(185人) |
友人など使用者が多い | 9.6%(25人) |
スペックの良さ | 7.7%(20人) |
他のApple製品との互換性 | 6.9%(18人) |
デザイン性の高さ | 3.5%(9人) |
その他 | 1.1%(3人) |
iPhoneユーザーがiPhoneを使う理由としては「使い慣れている」が71.2%と最も多く、iPhoneを使い続ける人が多いことにもつながります。
2番目に多い理由としては「友人など使用者が多い」点が挙げられており、FaceTimeやAirDropなどiPhoneユーザー同士で使える独自の機能が支持されているようです。
また、高性能のカメラ機能や使いやすいインターフェースなど「スペックの高さ」を理由にする人や、Macbook・AppleWatchなど「他のApple製品との互換性」に便利さを感じる人も一定数いました。
ちなみに、その他と答えた人は「会社指定だった」「アプリ開発に必要」という理由を挙げており、ビジネスでも必要とされる場面がうかがえます。
新しいiPhoneを持っている人は全体の57.3%

調査項目 | アンケート結果 |
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iPhone 16シリーズ | 13.8%(36人) |
iPhone 15シリーズ | 15%(39人) |
iPhone 14シリーズ | 15%(39人) |
iPhone 13シリーズ | 13.5%(35人) |
iPhone 12シリーズ | 13.8%(36人) |
iPhone 11シリーズ | 3.1%(8人) |
iPhone Xシリーズ | 5%(13人) |
iPhone 8シリーズ以前 | 5.4%(14人) |
iPhone SE(第2世代・第3世代) | 15.4%(40人) |
iPhoneを持っている人を対象に現在使用しているモデルを調査したところ、2024年発売の最新モデルiPhone 16シリーズから2022年発売のiPhone 13シリーズと比較的新しいモデルを持っている人は全体の57.3%でした。
特に2023年モデルのiPhone 15シリーズ、2022年モデルのiPhone 14シリーズを使っている人がそれぞれ15%と比率が多くなっています。
iPhoneは毎年9月頃に新モデルを発表しており、常にスペックやデザインが進化し続けているため、定期的に新しい機種に買い替える人が多い傾向にあります。
また、コンパクトサイズでiPhoneにはめずらしい指紋認証にも対応するiPhone SEシリーズを持っている人は15.4%と多く、そのうち半数以上は40代~60代と年齢層の高い方に支持されている結果になりました。
iPhoneユーザーの93%が新品で購入

調査項目 | アンケート結果 |
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新品 | 93.1%(242人) |
中古 | 6.9%(18人) |
現在使用しているiPhoneを新品もしくは中古などで購入したかのアンケートでは、93.1%と大多数の人が新品で購入しています。
iPhoneを取り扱う大手キャリアなどでは最新のiPhoneも新品で半額以下の負担額で購入できる「端末購入プログラム」を実施しており、中古端末よりもお得に手に入れられる場合もあるため、新品で購入する人が多いのではないかと推測できます。