【2025年10月】ポケット型WiFi利用実態調査、約6割が今後も利用を希望

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通信インフラ事業と地域振興事業を手掛ける株式会社ALL CONNECT(代表取締役社長:岩井宏太・本社:福井県福井市)が運営する通信メディア「オールコネクトマガジン(https://all-connect.co.jp/magazine/)」は、全国のポケット型WiFi利用経験者を対象にした「ポケット型WiFi利用実態調査2025」を実施しました(有効回答数:300名)。

本調査では、ポケット型WiFiの利用目的・契約傾向・満足度・今後の意向を中心に分析。

その結果、利用目的では「自宅でのインターネット利用」(34%)と「外出先での仕事や勉強」(31%)が上位を占め、
ポケット型WiFiが“固定回線の代替”と“モバイル用途”の両側面で活用されている実態が明らかになりました。

さらに、約6割(61%)が今後も利用を希望しており、
ポケット型WiFiが一時的ツールから生活インフラの一部へ定着しつつある傾向が見られました。

ポケット型WiFiに関するアンケート調査結果
  • 利用経験者は30代が中心、20〜40代で全体の約8割を占める
    ⇒若年〜中堅層を中心に幅広く利用されている
  • 個人契約が全体の50.3%・レンタル利用が46.3%
    ⇒ 短期利用と長期利用の両方でニーズが拡大中
  • 利用目的の上位は「自宅での利用」(34%)と「外出先での仕事・学習」(31%)
    ⇒固定回線代替とモバイル利用が二極化
  • 今後も利用したい人は全体の約6割(61.3%)
    ⇒生活インフラとして定着しつつある傾向
  • 不満点は「通信速度」「料金」「エリア」に集中
    ⇒品質とコストパフォーマンス改善への期待が高い

【調査概要表】

調査名称ポケット型WiFi利用実態調査2025
調査期間2025年10月17日~10月20日
調査方法クラウドワークスによるインターネット調査
https://crowdworks.jp/
調査対象全国のポケット型WiFi利用経験者300人
(10〜60代)
調査主体株式会社ALL CONNECT
目次

利用・経験者の年代構成 30代が中心、20〜40代で全体の8割超

ポケット型WiFi利用・経験者の年代構成グラフ
[図表1:ポケット型WiFi利用・経験者の年代構成]
年代割合(%)
10代2.3
20代22.7
30代40.3
40代20.7
50代12.3
60代以上1.7

ポケット型WiFiの利用・経験者は30代が最も多く(40.3%)、次いで20代(22.7%)、40代(20.7%)が続きました。
この結果から、20〜40代で全体の約8割を占めることが明らかになり、ポケット型WiFiが若年〜中堅層を中心に支持されている通信手段であることがわかります。

在宅勤務やリモートワーク、外出先での学習・仕事など、働き方・暮らし方の変化に柔軟に対応できる通信手段として、特に30代を中心に利用が広がっていることが特徴です。

個人契約とレンタル利用がほぼ同じ割合 利用スタイルが多様化

ポケット型WiFiの契約形態アンケート結果
[図表2:ポケット型WiFiの契約形態割合]
契約種類割合(%)
個人契約50.3
レンタル利用46.3
法人契約3
その他0.3

契約形態では個人契約が50.3%、レンタル利用が46.3%とほぼ同じ割合に。

長期で使う人・短期間だけ利用する人のどちらも多く、 ポケット型WiFiが“必要な期間だけ使える柔軟な通信手段”として広く浸透していることがわかります。

ポケット型WiFiの利用シーンは「自宅」と「外出先」が中心二極化が進む

ポケット型WiFi利用シーン調査アンケート結果
[図表3:ポケット型WiFiの利用シーンTOP5]
利用シーン割合(%)
自宅でのインターネット利用34
外出先での仕事・学習31
引っ越し・仮住まいでの一時利用14.3
出張や旅行先での利用7
家族・他人への貸し出し6
その他4
イベント・屋外での利用3
災害・緊急時の利用0.7

利用目的では、「自宅でのインターネット利用」(34%)が最も多く、次いで「外出先での仕事や勉強」(31%)が続きました。
この結果から、固定回線の代替利用と
モバイル通信の補完利用
という二極化した使われ方が定着していることがわかります。

自宅では「固定回線が遅い・工事ができない」といった理由から、ポケット型WiFiをメイン回線として利用するケースも目立ちます。
一方、外出時には「仕事用」「旅行時」「イベント参加時」など、持ち運べるネット環境としての利便性が評価されています。

6割が「今後も使いたい」と回答。日常的な通信手段に定着

ポケット型WiFi利用意向アンケート結果グラフ
[図表4:今後の利用意向分布]
利用意向割合(%)
機会があれば利用したい33.3
今後も利用したい28
まったく利用する予定はない24.7
あまり利用したくない14

今後の利用意向については、「今後も利用したい」28%、「機会があれば利用したい」33%と、全体の約6割が継続的な利用に前向きな回答を示しました。
これにより、ポケット型WiFiは一時的な通信ツールではなく、日常生活のインフラとして定着しつつあることがうかがえます。

特に若年層を中心に、「外出先でも動画視聴や仕事をストレスなく行いたい」という声が多く、“持ち歩ける安心のネット環境”として継続利用が広がっています。

不満は「速度・料金・エリア」に集中 品質改善への期待が高まる

ポケット型WiFi不満点・改善点アンケート結果
[図表5:不満点カテゴリー別割合]
不満点・改善点割合(%)
通信速度28
料金22
エリア18
データ容量12
サポート10
特になし10

自由回答では、ポケット型WiFi利用者から「通信速度」「料金」「対応エリア」に関する不満が多く寄せられました。特に地方や郊外では「速度が安定しない」という意見が目立ち、都市部との通信環境の差を課題と感じている人が多いようです。

また、「容量制限が厳しい」「速度制限が早い」といった意見もあり、通信品質の安定化とデータ利用環境の改善が、今後のサービス満足度向上に向けた重要なポイントといえます。

まとめ

今回の調査では、ポケット型WiFiが「モバイル通信ツール」だけでなく、「自宅用ネット環境」としても利用が広がっている実態が明らかになりました。
特に20〜40代を中心に、柔軟で持ち運びできる通信環境を求める傾向が強く、利用スタイルや契約形態も多様化しています。

今後は、ユーザーの目的に合わせた料金プランの柔軟化や、通信品質のさらなる改善が市場成長のカギになると考えられます。

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