WiMAXと楽天モバイルは、どちらも自宅や外出先のインターネット回線として利用できるサービスです。しかし、料金体系や通信性能、選べる端末には大きな違いがあります。
料金の安さを重視するなら楽天モバイル、通信速度や端末性能を重視するならWiMAXが有力です。ただし、実際にどちらが適しているかは、毎月のデータ利用量や利用場所、使い方によって変わります。
本記事では、料金・速度・対応エリア・端末性能を比較し、利用シーン別の選び方や、楽天モバイルのSIMをWiMAXルーターで使う方法と注意点まで解説します。
WiMAXと楽天モバイルの違い
WiMAXと楽天モバイルはどちらもWi-Fiルーターで利用できるサービスですが、そもそもの成り立ちが異なります。
WiMAX +5Gはホームルーターやモバイルルーターを使ってインターネットに接続するサービスで、au 5G・au 4G LTE・WiMAX 2+の3つの回線を利用します。
一方、楽天モバイルはスマートフォン向けの携帯キャリアですが、同じ料金プランをモバイルルーターやテザリングでも使える点が特徴です。
両者は料金の仕組み、選べる端末の種類、利用できる回線がそれぞれ異なるため、単純な「どっちが安いか」「どっちが速いか」だけでは比較しきれません。ここからは、それぞれのサービスの特徴を順に整理していきます。
WiMAXの特徴:通信速度と安定性に優れた無線通信
WiMAX +5Gは、au 5G・au 4G LTE・WiMAX 2+の3つのネットワークを活用するインターネット接続サービスです(WiMAX 2+は段階的に縮退中)。ホームルーターとモバイルルーターの2種類から用途に応じて端末を選べるのが特徴で、自宅での据え置き利用にも持ち運びにも対応できます。
契約先はUQ WiMAX以外にも、Broad WiMAXやGMOとくとくBB、BIGLOBE WiMAXなど複数のプロバイダが存在します。基本的な通信サービスや対応端末は各プロバイダで共通ですが、月額料金・端末代・キャンペーンの内容はプロバイダごとに異なるため、契約先の選択も重要なポイントです。
楽天モバイルの特徴:段階制の料金でコストを抑えやすい通信キャリア
楽天モバイルはスマートフォン向けの携帯キャリアで、「Rakuten最強プラン」という段階制の料金プランになっています。3GBまで・20GBまで・20GB超の3段階で、データ利用量が少ない月はコストを大きく抑えられる点が、定額制のWiMAXとの大きな違いです。
スマートフォン以外にもRakuten WiFi Pocketシリーズのモバイルルーターで利用でき、スマートフォンでは追加料金なしのテザリングも可能です。「スマホ回線」「ポケット型Wi-Fi」「スマホ+テザリング」という複数の使い方ができる柔軟さは、WiMAXにはない特徴といえます。
WiMAXと楽天モバイルの総合比較
まずは楽天モバイルとWiMAXを、主要な項目で比較します。詳しい数値や条件は各項目で後述しますが、全体像をつかんでおくと比較がスムーズになります。
| 比較項目 | WiMAX +5G | 楽天モバイル | 短評 |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 定額制 (UQ WiMAXの場合5,280円、WiMAX +5G割で13か月間4,598円)※ | 段階制 (1,078円〜3,278円) | 月額は楽天モバイルが安い傾向 |
| 料金方式 | 使っても使わなくても定額 | データ利用量に応じた3段階 | 少量利用なら楽天モバイルが有利 |
| 最大通信速度(下り) | 最大4.2Gbps (端末により異なる) | 2.14Gbps (Rakuten WiFi Pocket 5G) | 理論値はWiMAXが上 |
| 実測速度の傾向 | 比較的安定しやすい | 場所・時間帯による変動がやや大きい | WiMAXが高速な傾向 (※条件によるため、あくまで傾向である点に注意) |
| データ容量 | 上限なし (混雑時の制御あり) | 上限なし (混雑時の制御あり) | どちらも実質無制限 |
| 対応エリア | au 5G・4G LTE・WiMAX 2+エリア | 楽天回線エリア | 確認方法は後述 |
| モバイルルーター | Speed Wi-Fi DOCK 5G 01 など | Rakuten WiFi Pocket 5G | WiMAXが端末性能で優位 |
| ホームルーター | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 など | なし (Rakuten Turboは別サービス) | 据え置き利用はWiMAXが有利 |
| スマホでの利用 | 不可(ルーター専用) | 可(テザリングも可) | 柔軟さは楽天モバイルが上 |
| 同時接続台数 | 最大32〜48台 (端末や接続方法による) | 最大24台 | 複数台接続はWiMAXが有利 |
| セット割・ポイント特典 | auスマートバリュー/UQ mobile自宅セット割 | 楽天ポイント還元 | 対象回線があればそれぞれお得 |
以上の比較表からわかるとおり、料金面では楽天モバイル、端末性能や複数台接続ではWiMAXに強みがあります。
何を重視するかによって最適なサービスは変わるため、ここからは料金・速度・エリア・端末の順に詳しく比較していきます。
料金比較|定額制のWiMAX vs 段階制の楽天モバイル
料金体系は両サービスの最も大きな違いの一つです。WiMAXはデータ利用量にかかわらず月額が一定の定額制ですが、楽天モバイルのRakuten最強プランは使ったデータ量に応じて3段階で料金が決まるため、少量利用の月はコストを大きく抑えられます。

ただし、WiMAXは契約するプロバイダによって月額料金が変わります。キャッシュバックや端末代の条件もプロバイダごとに異なるため、「どこでWiMAXを契約するか」が料金比較のポイントです。
【利用量別】月額料金の比較
まずは月々のデータ利用量ごとに、月額料金を比較します。WiMAXは、UQ WiMAXで契約した場合の料金です。
| データ利用量 | UQ WiMAX (税込・13か月間) | UQ WiMAX (税込・14か月目以降) | 楽天モバイル (税込) | 楽天モバイル・家族割適用時 |
|---|---|---|---|---|
| 〜3GB | 4,598円 | 5,280円 | 1,078円 | 968円 |
| 〜20GB | 4,598円 | 5,280円 | 2,178円 | 2,068円 |
| 20GB超(無制限) | 4,598円 | 5,280円 | 3,278円 | 3,168円 |
※WiMAXの月額料金は契約するプロバイダによって変わります。
月3GB以下しか使わない月がある場合、楽天モバイルなら1,078円で済むため、WiMAXとの差は月3,500円以上になります。20GBを超える無制限利用でも、月額だけを比べると楽天モバイルのほうが13か月間は約1,320円、14か月目以降は約2,000円安い計算です。
【利用期間別】総支払額の比較
端末代・事務手数料・月額割引・キャッシュバックなどを含めた総支払額を、利用期間別に試算します。比較対象は、楽天モバイルとUQ WiMAXに加えて、WiMAXの代表的なプロバイダであるBroad WiMAXです。
楽天モバイルは20GB超の利用と端末のキャンペーン価格2,990円、UQ WiMAXは「ギガ放題プラスS」とUQ WiMAXおトク割の適用、Broad WiMAXは37,000円のキャッシュバック適用を前提に、実質総額を比較します。
| 利用期間 | UQ WiMAX※1 | Broad WiMAX※2 | 楽天モバイル※3 |
|---|---|---|---|
| 1年 | 約70,000円 | 約49,000円 | 約42,000円 |
| 2年 | 約133,000円 | 約92,000円 | 約82,000円 |
| 3年 | 約196,000円 | 約135,000円 | 約121,000円 |
※2 初月880円・1か月目以降4,785円・事務手数料3,300円・端末代実質0円(36か月利用時)・37,000円キャッシュバックを含む概算。1年・2年での解約時は端末残債を加算。キャッシュバックの受取には指定オプションへの初回加入などの条件があります。
※3 Rakuten WiFi Pocket 5Gをキャンペーン価格2,990円で購入・20GB超利用の場合。契約事務手数料0円(同一名義で累計4回線目まで)を前提とした概算です。
※Broad WiMAXは、2026年10月1日から月額料金の改定(+605円/月)を発表しています。
Broad WiMAXは37,000円のキャッシュバックと端末代割引を適用すると、UQ WiMAXより総支払額を抑えられます。一方、楽天モバイルは端末代がキャンペーン価格なら2,990円と安く、月額料金も低いため、どの期間でも総支払額は最も低くなる傾向です。
なお、Broad WiMAXの端末代は43,560円で、36回払いの場合は毎月1,210円の割引が適用されます。36か月利用すれば端末代は実質0円になりますが、途中で解約すると残りの端末代を支払う必要があります。
【割引・ポイント別】実質負担の比較
WiMAXと楽天モバイルにはそれぞれ独自の割引・ポイント特典があり、月額料金だけでは実際の負担額を比較できません。
WiMAXは契約するプロバイダによって、キャッシュバックや端末代割引、他社から乗り換える際の解約費用を還元するキャンペーンなどが用意されています。特典の内容や金額、適用条件はプロバイダによって異なるため、WiMAXを料金で比較する場合は月額料金だけでなく、これらを含めた総支払額で判断することが重要です。
また、WiMAXでは以下のスマホセット割を利用できる場合があります。
- auスマートバリュー:auスマホの月額が最大1,100円割引(1回線あたり)
- UQ mobile自宅セット割:UQ mobileの月額が最大1,100円割引(1回線あたり)
家族にauやUQ mobileのユーザーが複数いる場合、スマホ側の割引を合算すると世帯全体の通信費を抑えられる可能性があります(これらはスマホ側の料金が下がる仕組みで、WiMAXの月額料金自体が減額されるわけではありません)。
一方、楽天モバイル側は、楽天市場での買い物時にポイント還元率が上がるSPU(スーパーポイントアッププログラム)が特徴です。楽天経済圏を積極的に活用している方にとっては、ポイント還元による実質的な通信費削減効果が期待できます。
どちらが有利かは、家族のスマホ契約先と普段の楽天サービス利用頻度で判断してください。
通信速度の比較|どちらも場所や時間帯で変動する
WiMAX +5Gでは端末によって下り最大速度が異なり、ホームルーターL13は4.2Gbps、モバイルルーターDOCK 5G 01は3.5Gbpsに対応します。一方、楽天モバイルのRakuten WiFi Pocket 5Gの下り最大速度は2.14Gbpsです。
ただし、いずれもベストエフォート(理論上の最大値)であり、実際の通信でこの速度が出るとは限りません。WiMAXも楽天モバイルも、利用環境によって通信品質は大きく変動します。
一地点・一時間帯の測定結果だけで「WiMAXのほうが速い」「楽天モバイルのほうが遅い」と全国的な優劣を判断できないため、実際の利用場所での通信品質を確認することが重要です。
なお、WiMAXでは「Try WiMAX」という15日間の無料お試しサービスが用意されており、実際の利用場所で通信品質を確認できます。
対応エリアの比較|どちらも公式マップでの確認が大切
WiMAXも楽天モバイルも全国レベルで利用できますが、細かいエリア対応状況は異なります。契約前に公式エリアマップで確認しておくことが大切です。
どちらも基本的に都市部からエリア拡大を進めているため、山間部などは対応していない可能性があります。自分の利用場所がどの回線に対応しているかを事前にチェックしましょう。
参考:対応サービスエリア(UQ WiMAX)
参考:通信・エリア(楽天モバイル)
データ利用量の比較|どちらも月額上限はないが完全無制限ではない
データ利用量については、WiMAXも楽天モバイルも月間の上限を設けていませんが、どちらも完全に無制限というわけではありません。
WiMAXでは一定期間内に大量のデータ通信をした場合、混雑時間帯に速度が制限される場合があります。一方、楽天モバイルでも、混雑時など公平なサービス提供のために速度が制御されます。
また、WiMAXにはプラスエリアモードという、通常より広い範囲で利用できる有料オプションがあります。こちらはデータ利用量に別途制限がかかる点にも注意しましょう。
| 項目 | WiMAX +5G | 楽天モバイル |
|---|---|---|
| 月間データ容量 | 上限なし(スタンダードモード) | 上限なし |
| 速度制限の条件 | 一定期間内に大量の通信をした場合、混雑する時間帯に速度制限の可能性あり | 混雑時など公平なサービス提供のため速度制御の可能性あり |
| 制限時の速度 | 公式に明確な数値の記載なし | 公式に明確な数値の記載なし |
| その他の制約 | プラスエリアモードには月間容量制限あり(料金・利用量上限はプロバイダによって異なる) | 公平なサービス提供のための制御 |
端末性能の比較|WiMAX端末 vs Rakuten WiFi Pocket 5G
WiMAXはホームルーターとモバイルルーターから選べる一方、Rakuten最強プランで利用できる専用Wi-FiルーターはモバイルタイプのRakuten WiFi Pocket 5Gです。
それぞれのスペックを比較すると、次のようになります。
| 項目 | Speed Wi-Fi DOCK 5G 01 (WiMAX) | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 (WiMAX) | Rakuten WiFi Pocket 5G |
|---|---|---|---|
| タイプ | モバイルルーター(専用ドック付属) | ホームルーター | モバイルルーター |
| 下り最大速度 | 3.5Gbps | 4.2Gbps | 2.14Gbps |
| 上り最大速度 | 286Mbps | 286Mbps | 218Mbps |
| 同時接続台数 | Wi-Fi最大48台+有線LANまたはUSB 1台 | Wi-Fi最大32台+有線LAN 2台 | Wi-Fi最大24台+USB 1台 |
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 |
| バッテリー | 5,400mAh 連続通信約540分 | ―(コンセント給電) | 4,000mAh LTE約10時間 5G約9時間 |
| 有線LAN | 専用ドックで対応 | 2ポート搭載 | 別売クレードルで対応 |
| 対応回線 | au 5G / au 4G LTE / WiMAX 2+ | au 5G / au 4G LTE / WiMAX 2+ | 楽天モバイル 5G / 4G LTE |
WiMAXのルーターは、どちらもRakuten WiFi Pocket 5Gより下り最大速度が高く、同時接続台数も多いため、複数の機器を接続して使いたい場合はWiMAXが向いています。
一方、Rakuten WiFi Pocket 5Gは持ち運びを前提としたコンパクトな端末です。別売のクレードルを使えば有線LAN接続もできますが、最大通信速度や同時接続台数などのスペックではWiMAX端末が上回ります。
ただし、端末の最大通信速度は理論上の数値であり、実際の通信速度を保証するものではありません。実際の使いやすさは、利用場所の電波状況や接続する機器の数なども含めて判断する必要があります。
おすすめの選び方|料金重視・速度重視・利用場所別
ここまでの料金・速度・エリア・端末の比較をふまえ、WiMAXと楽天モバイルのどちらを選ぶべきかの判断基準を解説します。
自分が重視するポイントや利用状況に合わせて、どちらが適しているか判断してください。
①料金重視の場合
毎月の通信費をできるだけ抑えたい方には、楽天モバイルが有利です。
月3GB以下の利用なら月額1,078円で済み、WiMAXとの差は月3,500円以上になります。20GBを超える無制限利用でも月額3,278円のため、WiMAXの割引適用後の料金と比べても安く、利用期間が長くなるほど総支払額の差は広がります。
WiMAXはプロバイダのキャッシュバックやセット割を使ったとしても、月額料金の差が大きいため、総支払額で楽天モバイルを下回るのは難しいでしょう。
②速度・安定性重視の場合
通信速度や接続の安定性を重視するなら、WiMAXのほうが比較的有利です。
WiMAX端末は下り最大3.5〜4.2Gbpsに対応しており、実測でも楽天モバイルと比べて安定した速度が出やすい傾向にあります。同時接続台数もホームルーターL13ならWi-Fiで最大32台に対応しており、複数の端末を接続しやすいのも特徴です。
特に、オンライン会議やオンラインゲームなどの低遅延が求められる用途では、WiMAXのホームルーターに有線LAN接続する方法が安定しやすいといえます。ただし、WiMAXでも場所や混雑状況によって速度は変動するため、利用場所での実際の通信品質を確認したうえで判断することが大切です。
③利用場所・用途別のおすすめ
利用場所や使い方によっても、適したサービスは変わります。主なケースごとの向き不向きを整理します。
- 自宅メインで使う場合:
WiMAXのホームルーター(L13)が有利。有線LAN対応・同時接続台数が多く、固定回線の代わりとして使いやすい。 - 外出先メインで使う場合:
どちらもモバイルルーターで利用可能。料金を抑えたいなら楽天モバイル、速度を重視するならWiMAX。 - 自宅+外出の両方で使う場:
楽天モバイルならスマートフォンのテザリングで対応でき、追加端末が不要で料金も一本化できる。ただしバッテリー消耗や同時接続の安定性に注意。 - 地下・高層階での利用が多い場合:
どちらも電波が届きにくい環境では速度低下の可能性あり。事前のエリア確認が特に重要。
メインで利用する場所や状況を整理し、優先順位を付けて判断しましょう。

楽天モバイルSIMをWiMAXルーターで使う方法とは?
インターネットで調べると、WiMAXのルーターであるSpeed Wi-Fi 5G X12やSpeed Wi-Fi HOME 5G L13に、楽天モバイルのSIMを挿して利用している事例が紹介されています。この方法を使えば、WiMAXの高スペックルーターを、楽天モバイルの月額料金で活用できる可能性があります。
ただし、au・楽天モバイルともに動作保証の対象外となるため、利用は自己責任となる点に注意が必要です。通信するにはルーター側でAPN設定を手動で行う必要があり、環境によっては正常に動作しない場合もあります。
また、楽天モバイルの現行ルーターであるRakuten WiFi Pocket 5GはeSIM専用のため、そのeSIMを物理的にX12やL13へ差し替えることはできません。そのため、Rakuten WiFi Pocket 5Gで利用している楽天モバイル回線をX12やL13で使う場合は、nanoSIMへの変更・再発行が必要です。

設定の仕方
設定は以下の5ステップで行います。
- ルーターの電源を切り、SIMスロットに楽天モバイルのnanoSIMを挿入する
- 電源を入れたあと、スマートフォンやPCをルーターのWi-Fiに接続する
- ブラウザでルーターのWeb設定画面を開く(X12は「http://192.168.179.1/」、L13は「http://speedwifi-home.5g」)
- プロファイル設定(APN設定)画面で新規プロファイルを作成し、楽天モバイル公式のAPN情報に従って設定する
- 作成したプロファイルを選択して接続を確認する。ブラウザでWebサイトが表示されればOK(環境によって異なる場合があります)
X12とL13では設定画面のレイアウトやメニュー名が異なる場合がありますが、基本的な流れは共通です。APN情報は楽天モバイル公式サイトに掲載されている内容を基準に設定してください。
メリットと注意点
楽天モバイルのSIMをWiMAXルーターで使うメリットは主に3つあります。
- WiMAX契約を解約した後も、手持ちのWiMAXルーターを再利用できる
- 楽天モバイルの段階制料金で、L13のような高性能ルーターを活用できる
- L13なら有線LANポートや最大32台のWi-Fi接続に対応しており、自宅の固定回線代わりとして使いやすい
一方、注意点として最も重要なのは、先述したとおり動作保証外であることです。auはX12・L13に他社SIMを挿した場合の動作を保証しておらず、楽天モバイルも他社で購入した端末を動作保証・サポートの対象としていません。
また、X12とL13は楽天モバイルの周波数帯すべてには対応していません。特に楽天モバイルが提供する700MHz帯のプラチナバンド(LTE Band 28)には非対応のため、Rakuten WiFi Pocket 5Gなどの対応端末と比べて、利用できるエリアや通信品質に差が出る可能性があります。
こうしたリスクを踏まえ、安定した通信環境を求める方は、楽天モバイルではRakuten WiFi Pocket 5G、WiMAXではWiMAX対応ルーターを利用するのがおすすめです。
よくある質問
WiMAXと楽天モバイルの比較でよく寄せられる疑問をまとめました。
比較するときの参考として、ぜひ活用してください。
WiMAXから楽天モバイルへ乗り換える方法は?
手順としては、先に楽天モバイルを申し込み、SIMや端末が届いて通信できることを確認してからWiMAXを解約すれば、インターネットを使えない期間を作らずに移行できます。
WiMAXを先に解約してしまうとインターネットが使えない期間が発生するため、順番には注意してください。解約方法はプロバイダごとに異なるため、契約先の公式サイトやマイページで手続き方法を確認しましょう。
なお、乗り換えを検討する際は、まず以下の項目を確認することをおすすめします。
- WiMAXの解約費用(契約解除手数料が発生するプロバイダかどうか)
- 端末の分割払い残債の有無と残額
- 現在の契約期間と更新月
楽天モバイルのテザリングとポケット型Wi-Fiはどちらがよいですか?
テザリングはスマートフォン1台で完結するため、追加の端末購入が不要で料金も一本化できるメリットがあります。外出先でPC1台だけ接続するような使い方なら十分対応できます。
一方、長時間テザリングを使うとスマートフォンのバッテリーが大幅に消耗し、接続台数や通信の安定性ではポケット型Wi-Fiのほうが優れる場合があります。自宅で複数台の機器をつないで日常的に使うなら、Rakuten WiFi Pocket 5Gなどのポケット型Wi-Fiを用意するほうが快適です。
WiMAXと楽天モバイルは併用できますか?
WiMAXと楽天モバイルはそれぞれ独立したサービスのため、両方を同時に契約して使用できます。異なる回線を持つことでエリアを補完し合えるほか、一方の回線に障害が起きた際のバックアップとしても機能します。
ただし、2回線分の月額料金が発生するため、通信費は増えます。併用が有効なのは、出張や旅行で広いエリアをカバーする必要がある方や、仕事の都合で回線障害時のリスクを最小限にしたい方など、限られたケースといえます。
Rakuten Turboとは何ですか?
Rakuten Turboは楽天モバイルが提供する据え置き型ホームルーター専用のサービスです。自宅のコンセントに挿して使うタイプで、持ち運びには対応していません。
Rakuten WiFi Pocket 5Gのようなポケット型Wi-Fiやスマートフォンのテザリングとは利用シーンが異なり、自宅据え置きのインターネット回線として設計されています。WiMAXを自宅利用限定で検討している場合は、比較対象となります。
まとめ
WiMAXと楽天モバイルのどちらが自分に合っているかは、次の基準で判断しましょう。
- 料金を最優先にしたい
→楽天モバイルを検討する。月額料金は段階制で、少量利用なら月1,078円から、20GBを超えて利用しても月3,278円に収まる - 通信速度や端末性能、複数台接続を重視したい
→WiMAXを検討する。ホームルーターL13なら有線LAN対応・Wi-Fi最大32台接続(有線LAN含む最大34台)で、自宅の固定回線代わりにも使いやすい - どちらにするか迷っている
→まずWiMAX公式サイトと楽天モバイル公式サイトで自分の利用場所がエリア内かを確認する。WiMAXはTry WiMAXで通信品質を試せるため、契約前に実際の電波状況を確かめておくと安心
料金・速度・エリア・端末のどれを優先するかで結論は変わります。この記事の比較内容を参考に、自分の利用スタイルに合ったサービスを選びましょう。


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