テレワークにおすすめのポケット型WiFi5選！在宅勤務で使えるモバイルWiFiの選び方や注意点

新型コロナウイルスの影響や働き方改革などで在宅勤務が増えた人や、ノマドワーカーとして仕事をしている方には、どこでもインターネットにつなげられるポケット型WiFiがおすすめです。

ポケット型WiFiはバッテリー式の小型な機器で、5G回線に対応しているサービスもあるため、カフェや出張先などでも快適にテレワークができます。

▼インターネット回線のメリット・デメリット

	メリット	デメリット
ポケット型WiFi	持ち運び可能で、外出先でも使える 契約や解約が比較的手軽	通信速度・安定性が光回線より劣る 通信制限がある場合も
ホームルーター （置くだけWiFi）	工事不要、コンセントに挿すだけですぐ使える 設置は簡単で、引っ越し先でも再利用しやすい	持ち運びできない （基本は自宅利用のみ）
光回線	大容量通信に強い 通信が安定しており、遅延が少ない	工事費・初期費用が発生する場合がある

本記事ではテレワークにおすすめのポケット型WiFiを選ぶ方法や、快適に安心して使えるおすすめの契約先を紹介します。

スマホのテザリングや光回線・ホームルーターと比べてポケット型WiFiはテレワークにおすすめなのかも解説するので、気になっている方はぜひ目を通してみてください。

【テレワークにおすすめのポケット型WiFiランキング】

【結論】ポケット型WiFiでもテレワークは可能！ただし選び方に注意

ポケット型WiFiはアンテナが内蔵された端末で契約した回線の電波を受信し、インターネット環境を構築するサービスです。

通信速度は端末のスペックや契約先によりますが、4G対応の機器で下り平均20Mbps、5G対応機器で下り平均100Mbpsほどの高速通信ができ、上り平均速度も20Mbps前後あるため、十分テレワークに利用できます。

ポケット型WiFiなら小型で持ち運びも可能なため、出張の際やノマドワーカーで場所に縛られず仕事をする方も気軽に使えるのがメリットです。

ただし、有線で接続する光回線や大きなアンテナを備える据え置き型のホームルーターに比べると速度が遅く、データ容量も無制限ではない場合があるため、テレワークに使うなら選び方に注意が必要です。

テレワークにおすすめのポケット型WiFiを選ぶ方法

快適にテレワークができるポケット型WiFiを選ぶ方法として、以下の4つの項目を確認しておくことをおすすめします。

今回実際にテレワーカー・ノマドワーカー向けにアンケートを実施ました。そちらの内容も含めて解説していきます。

データ容量や速度、セキュリティなどテレワークにポケット型WiFiを利用する上で重要なポイントばかりなので、ぜひ目を通してみてください。

データ容量は大容量～無制限がおすすめ

アンケート結果：約8割のユーザーが20ギガ以上のプランを契約！

ポケット型WiFiは契約先やプランによって1か月のデータ容量が選択でき、小容量なほど料金は安く抑えられます。

ただし、月の途中で契約しているデータ容量の上限に達すると速度制限がかかってしまい、月末まで使い物にならないため仕事に支障をきたす可能性があります。

大容量のデータファイルを送受信したり長時間オンラインミーティングをしたりする場合はデータ容量が消費されるため、注意しましょう。

月曜～金曜で毎日ビデオ会議を1時間以上行う場合、それだけで毎月20GB以上のデータ容量が必要になり、さらにインターネット検索やソフトによる入力、データの送受信など仕事でインターネットを使う容量も確保しなければいけません。

テレワークでポケット型WiFiを利用するなら、余裕を持って使える50GB～100GBの大容量プランか無制限プランを選択するのがおすすめです。

通信速度と月額料金のバランスを意識する

アンケート結果：ポケット型WiFiを選ぶ際に最も重視したポイントは月額料金の安さその次が通信速度となっている。

ポケット型WiFiの通信速度が遅いと、データのアップロードやダウンロードに時間がかかり、スムーズに仕事ができない可能性があります。

また、オンライン会議時に安定して接続できなかったり十分な速度が出なかったりすると、映像がカクついたり音声が途切れたりする恐れもあります。

テレワークで利用する場合は、5G回線に対応したWiMAXなど高速通信が期待でき料金も安いBroadWiMAXを選ぶのがおすすめです。

＼料金と速度のバランスが良い／

主要なポケット型WiFiで実際に出る速度も比較したので、高速通信可能なサービスを選ぶ上で参考にしてみてください。

テレワークに使うならポケット型WiFiのセキュリティは必須

アンケート結果：ポケット型WiFiを仕事で使う際に7割の方がセキュリティ意識を持っている

ポケット型WiFiに限りませんが、テレワークをする上で個人情報や社内情報、取引先の情報などが外部に漏れるのはあってはならないことです。

ポケット型WiFiを選ぶ際も、セキュリティが万全かを必ず確認しておきましょう。

テレワーカーにポケット型WiFiのセキュリティ規格について調査

アンケート結果：約9割近くのユーザーがWPA3又はWPA2を利用中

暗号化規格はWPA2以上であれば問題ありませんが、WP2で発見された脆弱性をカバーし、さらにセキュリティを強化したWPA3に対応していればベストです。

ポケット型WiFiが対応している暗号化規格は、契約先や端末の製造メーカーのホームページなどに記載のスペック情報から確認できます。

短期間のみの利用なら端末はレンタルがおすすめ

ポケット型WiFiは契約先によって、専用の端末の購入が必要な場合と端末がレンタルできる会社の2種類があります。

出張時のみなど短期間だけ使いたいなら1日単位で借りられるレンタルサービスか、端末のレンタル代金が無料で1か月単位で解約可能な縛りなしのポケット型WiFiがおすすめです。

テレワークにおすすめのポケット型WiFi6選

テレワークにおすすめのポケット型WiFiとして、以下の6社を紹介します。

それぞれに高速通信ができたり端末がレンタルできたりと、おすすめのポイントがあるので自分にあったポケット型WiFiはどれか確認してみてください。

5G対応の無制限プランで快適！Broad WiMAX

海外でも2GBまでテレワーク無料！楽天モバイルのポケット型WiFi

端末無料レンタルで無駄がない！シンプルWiFi

テレワークでも安心！中容量～大容量ならMONSTER MOBILE

山間部や海側など広いエリアで使うなら！縛りなしWiFi

出張時など数日間の利用なら！WiFiレンタルどっとこむ

テレワークはポケット型WiFiとテザリングどちらが便利？

外でも自由にインターネットを接続したい場合、ポケット型WiFiを別途契約しなくてもスマホをルーター代わりにして「テザリング」が利用できます。

ポケット型WiFiとテザリングはどちらがテレワークに向いているか、特徴も表で比較したので確認しながら考えてみましょう。

	ポケット型WiFi	テザリング
料金相場	2,000円～4,500円	3,000円～7,500円
データ容量	10GB～無制限で契約	スマホとシェア
最大接続数	5台～16台	5台 （iPhoneの場合）
接続方法	Wi-Fi Bluetooth USB	Wi-Fi Bluetooth USB

大きな違いとして、ポケット型WiFiはデータ容量を別途契約するのに対し、テザリングはスマホで契約しているプランとデータ容量をシェアします。

つまり、ポケット型WiFiでどれだけインターネットをしてもスマホのデータ容量には何ら影響がありませんが、テザリングはスマホのデータ容量が消費されてしまうためプランによっては速度制限にかかりやすくなります。

また、ポケット型WiFiは無制限プランを契約しても4,500円前後ですが、スマホの無制限プランは7,500円前後のため、コストが高いのもポイントです。

ポケット型WiFiと比較｜速度・安定性重視なら光回線・ホームルーターもおすすめ

テレワーク用のインターネット回線を契約する際、ポケット型WiFiと光回線やホームルーターで迷っている方もいらっしゃるでしょう。

ポケット型WiFiとホームルーター、光回線にはそれぞれ以下の特徴があります。

	光回線	ホームルーター	ポケット型WiFi
実測平均速度	下り：394.13Mbps 上り：330.18Mbps Ping値：19.32ms	下り：184.65Mbps 上り：21.75Mbps Ping値：50.57ms	下り：34.79Mbps 上り：10.67Mbps Ping値：46.52ms
料金相場	戸建て：5,500円前後 マンション：4,500円前後	4,500円前後	2,000円～5,000円
データ容量	無制限	実質無制限	10GB～実質無制限
工事の有無	必要	不要	不要
持ち運び

どのインターネット回線を選んでもテレワークは問題なく行えますが、以下に当てはまる場合はホームルーターや光回線も検討してみるのもおすすめです。

ただし、ポケット型WiFiの最大のメリットは持ち運びができることなので、ノマドワーカーなどさまざまな場所で自由に仕事をしたいならポケット型WiFiがもっともおすすめです。

自宅だけでなく営業先や出張先、海外でもそのまま使えるサービスもあるため、場所を選ばず使いたい方はポケット型WiFi一択と言ってもいいでしょう。

光回線が導入できないならホームルーターも検討しよう

速度を重視したいけど賃貸物件や集合住宅など光回線の工事をするのはハードルが高い場合や、もっと気軽にインターネットを契約したい場合はホームルーターを検討してみましょう。

ホームルーターはポケット型WiFiより大型のアンテナを内蔵しており、電源もコンセント直結のため、Wi-Fiの電波がより強く、安定して接続できます。

ホームルーターは契約先によってスマホとのセット割が利用できるため、お使いのキャリアによって選ぶとお得です。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーにおすすめのモバレコエアー（ソフトバンクエアー）やドコモとセット割が利用できるhome 5Gについても紹介します。

モバレコエアー

モバレコエアーはソフトバンクの5G/4G LTE回線が使えるソフトバンクエアーを、独自の料金設定やキャンペーンで安く契約できるホームルーターです。

3年間の長期に渡って月額料金が割引されるうえに、17,000円のキャッシュバックが最短翌月に受け取れます。

ソフトバンクユーザーなら最大1,100円、ワイモバイルユーザーなら最大1,650円の割引が毎月適用されるのも大きな魅力です。

＼ソフトバンク・ワイモバイルユーザーにおすすめ／

ドコモ home 5G

ドコモの5G回線で接続するhome 5Gは、ホームルーターの中でも高速通信ができるのがポイントです。

home 5Gはドコモのスマホを使っている方なら毎月最大1,100円が割引され、家族間で最大20回線まで安くなります。

端末代金も実質無料になるため、高速通信できるホームルーターをお得に手に入れられます。

＼ドコモユーザーにおすすめ／

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【工事可能】自宅のみでテレワークするなら光回線がおすすめ

在宅勤務など自宅のみでテレワークをする方で速度や安定性を重視するなら、開通工事が可能な場合は光回線がおすすめです。

光回線は高速のインターネット回線を直接自宅内に引き込んで使うため、テレワークをしながら家族がスマホで動画を見たりゲーム機でオンライン通信しても安定して利用できます。

光回線は開通工事費無料や高額のキャッシュバック、スマホとのセット割など特典が豊富な契約先も多いため、条件によってはポケット型WiFiやホームルーターより安く契約できる可能性もあります。

自宅で工事が可能なら、おすすめの光回線を比較した記事も参考に検討してみてください。

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テレワーク用のポケット型WiFiを契約して利用開始する流れ

テレワーク用にポケット型WiFiを契約して、利用を開始する流れは以下のとおりです。

ポケット型WiFiは光回線のような開通工事は不要で、端末が届けば本体の電源を入れてスマホやパソコンとWi-Fi接続すればすぐに使えます。

ただし、自宅や職場、コワーキングスペースなどテレワークをする場所が提供エリアでなければポケット型WiFiは使えないので、契約前に必ず公式サイトからエリア検索をしておきましょう。

テレワークにおすすめのポケット型WiFiに関するよくある質問

まとめ

自宅やカフェ、出張先など場所に縛られず自由にテレワークをしたいなら、ポケット型WiFiはおすすめのサービスです。

本記事ではテレワークにおすすめのポケット型WiFiとして、以下の6社を紹介しました。

【テレワークにおすすめのポケット型WiFiランキング】

テレワーク用のポケット型WiFiを選ぶ際は、データ容量や通信速度が十分なプランを選び、セキュリティ対策や必要な期間も考慮したうえで自分にあったものを検討しましょう。