本文へ移動
オールコネクトマガジン

子どものスマホ利用実態調査(2025年12月)

実施
2025年12月
対象
小学生〜中学生の子どもがいる30〜50代の保護者
有効回答数
n=300
方法
インターネット調査(クラウドワークスによるWEBアンケート)
集計CSV

株式会社ALL CONNECT(本社:福井県福井市)が運営する通信メディア「オールコネクトマガジン(https://all-connect.co.jp/magazine/)」は、2025年12月、小学生〜中学生の子どもがいる30〜50代の保護者300名を対象に「子どものスマホ利用実態調査」を実施しました。

本調査の結果、子どものスマホは「小学生」で持ち始め(56%)、端末はiPhone(40%)、回線は格安SIM(50%超)が主流という傾向が明らかになりました。

※56%は、回答した保護者300人のうち、子どもに小学生のうちにスマホを持たせたと答えた人の割合です(小学校低学年28.3%+高学年28.3%)。学年別の所持率は、小学生低学年50.4%、高学年84.4%、中学生96.9%でした。

本調査では、子どもにスマホを持たせた年齢や動機、使用端末、利用回線など、子どものスマホ利用実態の実像を明らかにしました。

調査目的

子どもにスマートフォンを持たせる時期や、端末・回線の選び方は、家庭によってさまざまです。

本調査は、小学生〜中学生の子どもがいる保護者が、子どもにいつスマートフォンを持たせたか、どの端末や回線を使わせ、どのように購入したか、持たせた理由、利用で気をつけていることや感じている不安を、学年別などに分けて把握するために実施しました。

子どもにスマートフォンを持たせるかどうか考えている保護者が判断する材料として、ほかの家庭の実態を数字で示すことを目指しました。

調査概要

調査対象
小学生〜中学生の子どもがいる30〜50代の保護者
調査期間
2025年12月3日〜12月17日
有効回答数
n=300
調査方法
インターネット調査(クラウドワークスによるWEBアンケート)
調査項目
  1. 子供の現在の学年
  2. 子供のスマホ所有状況
  3. 学年別 スマホ所有率(「すでに持っている」の割合)
  4. スマホを持たせた学年
  5. 利用している端末
  6. スマホの購入方法
  7. 利用している回線
  8. 学年別 格安SIM(MVNO)利用率
  9. スマホを持たせた主な理由
  10. スマホ利用で気をつけていること
  11. 保護者がスマホ利用で感じる不安(自由回答を分類)
集計方法
クロス集計(学年別・回線別など複数条件で分析)
調査主体
オールコネクトマガジン編集部(株式会社ALL CONNECT)
利用条件
出典を書けば引用・転載・加工できます(CC BY 4.0)

設問9(不安に感じていること)は自由回答のため、一人ひとりの回答は載せていません。保護者の不安の順位は、自由回答を編集部が分類した値です。

調査結果サマリー
  • 小学生のうちにスマホを持たせた保護者が56%(低学年28%+高学年28%)。所持率は小学生高学年で84.4%、中学生で96.9%
  • 端末はiPhoneが40%で最多、Androidを6ポイント上回る
  • 回線は格安SIMが全学年で50%超、大手キャリアの約1.6倍
目次

【結論】子どものスマホは「小学生」で持ち始める─56%が低学年〜高学年

本調査では、スマホを持たせた時期は小学生(低学年〜高学年)が合わせて56%で最多でした。

SURVEY DATAn=300・単一回答
スマホを持たせた学年
1位小学校低学年28.3%
小学校高学年28.3%
まだ持たせていない21.0%
中学1年生11.3%
小学生以下6.0%
中学3年生3.0%
中学2年生2.0%
出典:オールコネクトマガジン「子どものスマホ利用実態調査」(n=300・2025年12月3日〜12月17日実施・インターネット調査(クラウドワークスによるWEBアンケート))
数値を表で見る
子供にスマホを持たせた学年
学年割合
小学生以下6%
小学生低学年28.33%
小学生高学年28.33%
中学1年生11.33%
中学2年生2%
中学3年生3%
まだ持たせていない21%

小学生低学年(28%)と高学年(28%)を合わせると56%となり、中学生全体(16%)の約3.5倍です。

中学1年生は11%、中学2〜3年生は合わせて5%と、中学生以降にスマホを持ち始めるケースは少数派です。

その他、まだ持たせていないと回答した方も21%いたものの、持たせる年齢を決めているという回答が見られました。

小学生の間から子どもにスマホを持たせ始める理由としては、以下が考えられます。

ポイント
  • 子どもと連絡が取れる手段の確保(緊急時の連絡)
  • 子どもがスマホを欲しがる
  • 子どもがいる場所の把握

近年はスマホが普及したこともあり、小学生の低学年から高学年の間にスマホを持たせるご家庭が多いようです。

ポイント
  • 小学生(低学年〜高学年)の時期にスマホを持ち始める子どもが56%(中学生の約3.5倍)
  • 中学生以降に持ち始める子どもは16%と少数派
  • 「まだ持たせていない」家庭も21%存在するが、時期は計画済みが多い

中学生のスマホ所有率は96%超─ほぼ全員が所持

学年別のスマホ所有率では、中学生(1~3年)になると96%以上もの子どもがスマホを持っていることが分かりました。

SURVEY DATAn=300・単一回答
学年別 スマホ所有率(「すでに持っている」の割合)
小学生低学年(1〜3年)50.4%
小学生高学年(4〜6年)84.4%
中学生(1〜3年)96.9%
※ 区分ごとの回答者数:小学生低学年(1〜3年) n=125/小学生高学年(4〜6年) n=77/中学生(1〜3年) n=98
出典:オールコネクトマガジン「子どものスマホ利用実態調査」(n=300・2025年12月3日〜12月17日実施・インターネット調査(クラウドワークスによるWEBアンケート))
数値を表で見る
学年別スマホ所有率
学年割合(%)
小学生低学年(1~3年)50.40%
小学生高学年(4~6年)84.42%
中学生(1~3年)96.94%

中学生の所有率は96.9%で、小学生低学年(50%)の約1.9倍でした。低学年から高学年の間に34ポイント上昇しています。

令和4年版の総務省「情報白書」では、スマホの世帯保有率が88.6%だったことを考慮すると、スマホの普及に伴い、子どものスマホ保有も増えていると考えられます。

スマホの所有状況が50%以上ある理由は、以下が考えられます。

ポイント
  • 子どもと電話やメッセージでやり取りする必要がある
  • スマホが普及し、子どもに持たせる抵抗が減ってきている

小学生低学年でも50%の子どもがスマホを所持しており、スマホ所有の低年齢化が進んでいることがわかります。こども家庭庁(2023年度)では中学生のスマホ所有率が83.6%、東京都(2025年)では90.4%と報告されており、本調査の96.9%はやや高めですが、全調査で「低年齢化」が共通して確認されています。

ポイント
  • 中学生になると96%以上の子どもがスマホを所有(小学生低学年の約1.9倍)
  • 小学生低学年でも50%がスマホを所有
  • 小学生高学年では84%が所有(低学年より34ポイント上昇)

子どもの端末はiPhoneが40%で最多─Androidを6ポイント上回る

子どもが利用している端末の種類の傾向を見ると、40%もの子どもがiPhoneを使っていることが分かりました。

SURVEY DATAn=300・単一回答
利用している端末
40.0%iPhone
iPhone40.0%
Android34.3%
キッズ携帯(キッズスマホ・見守りケータイなど)15.0%
わからない(子どもが選んだ)10.7%
出典:オールコネクトマガジン「子どものスマホ利用実態調査」(n=300・2025年12月3日〜12月17日実施・インターネット調査(クラウドワークスによるWEBアンケート))
数値を表で見る
子どもが使用している端末
端末種類割合(%)
iPhone40%
Android34.33%
キッズ携帯15%
わからない(子どもが選んだ)10.67%

iPhoneが40%で最多となり、Android(34%)を6ポイント上回りました。

iPhoneとAndroidを合わせると74%となり、キッズ携帯(15%)の約5倍でした。子どもにはキッズ携帯よりも通常のスマートフォンを持たせる家庭が圧倒的に多いことがわかります。

MMD研究所が2025年9月に行ったスマートフォンOSシェア調査では、iPhoneは48.3%、Androidは51.4%という結果が出ているため、子どもの方がiPhoneを求めている傾向があると考えられます。

iPhoneが子どもに選ばれる理由としては、以下が考えられます。

ポイント
  • ファミリー共有やスクリーンタイム機能で親が管理しやすい
  • 周囲の友だちがiPhoneを使っている(同調効果)
  • 操作がシンプルで子どもでも使いやすい

MMD研究所の調査(2025年9月)では全体のiPhoneシェアは48%ですが、本調査では子ども世代でiPhoneがより選ばれていることがわかりました。

ポイント
  • iPhoneが40%で最多、Androidを6ポイント上回る
  • iPhone+Android=74%(キッズ携帯の約5倍)
  • キッズ携帯は15%と少数派

子どもの回線は格安SIMが50%超──大手キャリアの約1.6倍

SURVEY DATAn=300・単一回答
利用している回線
54.0%格安SIM(MVNO)
格安SIM(MVNO)54.0%
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)33.3%
Wi-Fiのみ(SIMなし)12.7%
出典:オールコネクトマガジン「子どものスマホ利用実態調査」(n=300・2025年12月3日〜12月17日実施・インターネット調査(クラウドワークスによるWEBアンケート))

子どもの利用回線を調査したところ、格安SIMが全学年で50%超とシェア1位でした。大手キャリアの約1.6倍(54.0%対33.3%)となり、月額料金を抑えたい家庭が多いことがわかります。

学年別の利用回線
学年大手キャリア
(ドコモ・au・ソフトバンク)
格安SIM
(MVNO)
Wi-Fiのみ
(SIMなし)
小学生低学年
(1~3年)
25.60%52.00%22.40%
小学生高学年
(4~6年)
35.06%53.25%11.69%
中学生
(1~3年)
41.84%57.14%1.02%

格安SIMが全学年で50%超(小学低学年52%→高学年53%→中学生57%)で、大手キャリア(25%→35%→41%)を上回りました。

年齢が上がるにつれて、キャリアへの移行が25%から35%、41%と増加しており、Wi-Fiのみで利用する子どもが減っていっていることが分かります。

特に中学生の年齢では、Wi-Fiのみの利用が1%と非常に少数となっており、小学低学年(22%)から21ポイント減少しています。

また、格安SIMのシェアも52%→53%→57%と年齢とともに増加しており、子どもの成長に合わせて月額料金を抑えたいニーズが高まっていることがわかります。

格安SIMが選ばれる理由としては、以下が考えられます。

ポイント
  • 月額料金が大手キャリアの1/3~1/2程度で済む
  • 高額なiPhoneを持たせる分、通信費を抑えたい
  • 親と同じ回線にして家族割を適用している

MMD研究所(2025年3月)では大人のキャリアシェアは52%ですが、子ども世代では格安SIMが50%超と逆転しており、子どもには格安SIMを選ぶ傾向が明確です。

ポイント
  • 格安SIMが全学年で50%超(大手キャリアの約1.6倍)
  • Wi-Fiのみの利用は中学生で1%(小学低学年22%から21ポイント減少)

保護者の不安1位は「SNSトラブル」(40%)─依存より人間関係

保護者が感じる心配・不安では、SNSに関する心配が40%と最も多い回答でした。

SURVEY DATAn=300・自由回答を分類
保護者がスマホ利用で感じる不安(自由回答を分類)
1位SNSトラブル(グループLINEいじめ・知らない人からのDM等)40.0%
スマホ依存29.3%
ゲーム12.7%
課金10.7%
※ 自由回答を編集部が分類した値
出典:オールコネクトマガジン「子どものスマホ利用実態調査」(n=300・2025年12月3日〜12月17日実施・インターネット調査(クラウドワークスによるWEBアンケート))
数値を表で見る
保護者の不安ランキング
保護者の不安割合(%)
1位・SNSに関する心配40%
2位・スマホ依存への不安29.33%
3位・ゲーム12.67%
4位・課金10.67%

SNSトラブル(40%)がスマホ依存(29%)を11ポイント上回り、約1.4倍の差がありました。ゲーム(13%)や課金(11%)より、SNSを通じた人間関係のトラブルを心配する保護者が多いことがわかります。

SNSトラブルの具体例として、以下のようなケースが挙げられます。

ポイント
  • グループLINEでの仲間外れ・悪口
  • 知らない人からのDM・フォローリクエスト
  • 個人情報(顔写真・位置情報)の不用意な公開
  • SNSを通じた闘バイトへの勧誘

また、こども家庭庁「青少年のインターネット利用環境実態調査」でも、保護者が心配する項目として「SNS等でのいじめやトラブル」が上位にランクインしています。

ゲーム(13%)と課金(11%)を合わせても23%で、SNS(40%)の約半分にとどまります。SNSを通じた人間関係のトラブルへの不安が突出しています。

ポイント
  • 保護者の不安1位:SNSトラブル(40%)>スマホ依存(29%)
  • SNSトラブルはスマホ依存の約1.4倍
  • ゲーム+課金(計23%)はSNSの約半分

まとめ

今回の子どものスマホ利用実態調査では、「小学生で持ち始め、格安SIM×iPhoneの組み合わせが主流」という傾向が明らかになりました。

小学生低学年〜高学年で56%の子どもがスマホを持ち始め、中学生になると96%以上がスマホを所持。端末はiPhone(40%)がAndroid(34%)を上回り、回線は格安SIMが全学年で50%超とシェア1位でした。

保護者の不安では、スマホ依存(29%)よりもSNSトラブル(40%)が11ポイント高く、子どもの人間関係への影響を懸念する声が目立ちました。

ポイント
  • スマホを持ち始める時期:小学生(低学年〜高学年)が56%で最多(中学生の約3.5倍)
  • 中学生のスマホ所有率:96%以上(ほぼ全員が所持)
  • 人気端末:iPhoneが40%で最多(Androidを6ポイント上回る)
  • 利用回線:格安SIMが50%超で全学年シェア1位(大手キャリアの約1.6倍)
  • スマホ購入方法:新品購入が57%(中古13%の約4.4倍)
  • 保護者の不安1位:SNSトラブル(40%)>スマホ依存(29%)

子どもにスマホを持たせる際は、端末代を新品iPhoneで、月額料金を格安SIMで抑えるという組み合わせがトレンドになっています。

子どもへ持たせるスマホのことでお悩みの場合は、本調査を参考に選んではいかがでしょうか。

関連する記事(オールコネクトマガジン)

子どものスマホに関するよくある疑問

子どものスマホに関するよくある疑問に回答します。

子どもにスマホを持たせるベストな時期はいつですか?

本調査では小学生(低学年〜高学年)が56%で最多でした。特に小学生高学年になると84%がスマホを所持しており、周囲との連絡手段として必要性が高まる時期と考えられます。

子どもにはiPhoneとAndroidどちらが人気ですか?

iPhoneが40%で最多、次いでAndroidが34%でした。日本国内でのiPhone人気が子ども世代にも反映されています。

子どものスマホは大手キャリアと格安SIMどちらが多いですか?

格安SIMが全学年で50%超とシェア1位です。高額なiPhoneを持たせる分、月額料金を格安SIMで抑える家庭が多い傾向です。

保護者が子どものスマホで最も心配していることは何ですか?

SNSトラブル(40%)が最多でした。スマホ依存(29%)やゲーム(13%)より、SNSを通じた人間関係のトラブルを心配する保護者が多い結果となりました。

子どものスマホは新品と中古どちらで購入する家庭が多いですか?

新品購入が57%で最多です。親のお下がりが30%、中古購入は13%と少数派でした。

中学生のスマホ所有率はどのくらいですか?

96%以上の中学生がスマホを所持しています。小学生高学年で84%、中学生でほぼ全員という傾向です。

関連する調査